なぜなんだ!痴漢冤罪晴れたのに女房と娘はまだ疑ってる
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霧雨に 浮かんで消える あの人の 探しはしないと 誓った背中「霧雨で見えない」
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幾千夜いくちよに 狂えど謳う この愛を はらわただして 君に見せれば
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つばくらが改札口をすり抜けて田んぼの駅に人影はなし
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夕焼けを藍が優しく飲み込んで始まる夜を分かち合いたい
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ありがとう 御礼伝えに 来る人の 優しき心 仕事のモチベ
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帰り道白線の上ゆらりゆれ海のリズムで飛ぶ水たまり
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凡人は 回転寿司の ネタなれば  歳降るごとに 安売り廃棄
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若葉して六時間の大冒険 無事の笑顔が何よりギフト
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高速の合流よりもむずかしい息子キミを信じて黙っていること
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外まわり草刈り行けばたんぽぽやナガミヒナゲシ愛らしなれど
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風渡る庭に勝手に咲きし花小待宵草マツバウンラン
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達筆で イカの塩辛 目に良いと どこで聞いたか 母からの宅急便
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まる書いて ちょん まる書いて ちょんちょん どこに落ち着く 「トランプゲーム」
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昨日会い飲んで笑ったその人の 発熱投稿 喉を確かむ
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おしゃべりは 脳トレになると 言い合いて  今日も会話の 弾むわれらよ
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温もりがちょっと懐かし夫の手 ぎゅっと握って岩場を下る / 久し振りのハイキング
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いのちもち曲がりくねりて隅々に木漏れ日は射す暗き小道に
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リタイアに ゴールデンウィーク 縁なくも 子ども祭りの 気怠き褒美
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母の手を 掴めず覚めて 夜半よわの月 母より老いた この手合わせる
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帰れない 言い訳ばかりするうちに 文字かすれゆく ふるさとの切符「ホームにて」
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ゴールデンウィーク明けもどこまでも 休みは続くよ定年の日々
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日本では学ぶお金の無い人は才能の無い金持ちに負ける
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私にも夢があったし若かった足りない物がカネだったこと
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けふは花あすは緑とめぐれども朽ちてゆき散る方さへ知らず
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薬なしでは眠れない冷えた手が去ってしまった静かな夜は
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この時期は アイスコーヒー 一択も 曇天午後は ホットがうれしい 
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曇天の 寒さ感じる 午後三時 カフェで仕事も 静けさ寂しい
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獲得できなかった男らしさ黒いブーツとおれのコンバース
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悪気なく羽根は回され運ばれて気づけば部屋が床屋になった
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