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初七日に 七草粥を 食べるよね 何?初七日って 草なんですけど
5
十六夜
(
いざよい
)
を眺めつ余韻
父母
(
たらちね
)
と談笑す声 耳に残りぬ
22
対岸の火事とは云えず強国の誇張の論理ベネズエラ燃ゆ
14
きのふの火事の場所を聞かれて答へれば「よかつたねぇ」に少しとまどふ
13
微睡みの布団の中で背伸びする窓をあければもう月曜日
15
正月の余韻の残るゴミ置き場新しい年もう動いてる
14
気付いてる腹の回りがキツイこと 素知らぬ顔でホックを外す(正月太り)
22
孫達が 帰った後の静けさに ホッとしつつも次は盆かと
22
いにしへの街道歩かば寒菊の咲く庭ばかり吾の里に似て
38
目の前の枝にはぐれし小鳥来て刹那のふれあい陽だまりのなか
32
初春の 何事もなし こんなにも 空 青くって たからとおもふ
21
プーチンとネタニヤフ更にトランプも! 国連はまだ正月休みか
9
赤々と眼前に今道はあり茂吉の歌が轟然と射つ
13
電線に三千世界のシロガラス 今からパンを焼くから見てて
6
朝焼けと手を繋げない夕暮れは夜空に星のなみだを託した
6
お正月 休み終わりの 最終日 最後の最後
足掻
(
あが
)
く夜更かし
13
七日連続ネット三昧醍醐味も苦味が濃ゆくなりにけり
8
抱きしめた 温もり残りし 君が背は 母を追い越し 春を迎ふる
16
ご立派でご長寿なのに幸福か皇居で暮らす盆栽に聴く
34
無の中で有を生み出す心の火 文字を
焚
(
く
)
べては焚き火を見つめ
20
珈琲の湯気に「まる」と書くような そんな明日を期待している
24
納得のお家カレーのルーできた 手の届く値の米よ何処へ
5
毎日を壁面ミラーを見て過し飽きることなき病衣の十日
27
「美味しい」が百均の皿で跳ねている そんな夕べもいいなと思う
23
高層のホテルの壁はミラーにて日毎の空とビル群映す
26
丑三つはあえかな道の開く
刻
(
とき
)
すっと心が抜け落ちる
刻
(
とき
)
11
「主婦なんて」とひとくくりにはできないね 深皿に盛る今日の幸せ
27
「赤い糸」なんて信じていなかった 紅茶に溶ける砂糖の白さ
24
「馬」という漢字のなかの四つの点逃げださないよう釘を打つ夜
24
「頑張れない」という言葉さえ頑張ってひねり出してるたぶん、無理です
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