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晴れ今日は鳶がくるり輪を描いて昇ってゆくよジェット行く空
17
紅葉を一足先に軽井沢バスツアーには峠の釜飯
14
君が好きな元素を知った日に妄想
(
あたま
)
の中で踊る118個
7
「満月に届け」と酔ってきみが投げた花束をキャッチしたら「ちがう」って
13
晴天の月を見上げて立ち止まる こんな疑問は君がくれたの
8
URABURETEHITABURUAMENOITAZURANINUEDORINAKITESOKOHINAKINUMA
2
施設より帰宅の姉の電話から「
歳
(
いらんもの
)
ばかり増え困っている」と
24
いつもなら元気もらえる蒼空が 見上げるだけで 涙にじむ朝
25
知り合いと 会うのは辛い まだ無理や いつかはきっと 笑えるはずや
12
台風と シベリア気団 友達か 今までずっと バラバラなのに /
2/2
8
夕暮れの 寄せば返す 波音に 秋と冬の せめぎ合い覚ゆ
17
薄雲の
彩
(
いろ
)
をまといて居待月離れて同じ光に浸る
31
言うことを聞かぬ理由は馬鹿じゃなく言葉わからぬ洋猫だから?
18
古希祝うビリケンさんも笑みいいね通天閣でまた逢いましょう
32
黒ヤギの真似して読まずに食べた遺書心臓付近で滞留してる
5
実る恋 実らぬ恋の しづけさや 木枯らし吹かば 止みぬ虫の
音
(
ね
)
31
学校に行けば殴られるから頭が痛いなんて嘘をついて布団からこうして蟻をみている
6
新しい傘を買った日はサイダーにレモンを絞る 健康のため
8
お魚は寒くなるほど脂のる 私の腹も霜降りになる
23
むちゃ寒い 死ぬほど寒い 寒すぎや 昨日夏やど 後怖いんや
1/2
4
問を解く 指の鉛筆 絡みつつ 本に寝そべる 猫の教科書
9
金柑のみ残る畑に夕日射す 防草シートに秋風寒し
9
夏蒔きの 青首大根葉陰より 白き柔肌秋の陽映えゆ
25
知っている 名前だけなら 聞き及ぶ 食べたことなき 千鳥饅頭
27
ぷちぷちと 新聞の上 爪を切り 我が身の一部 形骸とする
29
前の席 蹴りたい衝動 抑えたる 常識を知る チキンハートよ
20
前の客 思くそ倒すな 常識を わきまえ使え リクライニング!
20
飛行機と までは言わぬが 列車にて 行けばいいのに 吾の稼ぎでは
17
木枯らしの一号吹けば白鳥の声を聞くらむ北国は雪
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夜行バス 狭きシートに 揺られ行く 九時間ほどの 修行の都
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