君の肩濡れないように持ち替えて期待している右手のネイル
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五月雨に涙尽くした紫陽花を縁どる「やくも」の車窓過ぎゆく
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揺れの中寝たきり母のベッド脇逃げるにしてもありゃりゃこりゃらだ/地震
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傘立ての隅の長めの邪魔な傘相合い傘も想い出の中
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見て! 世界! 本日おろしたこの傘は、何を隠そう推しの色です!
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例会へ締め切りせまる詠草をくり返し直し初めにもどす
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教室にひとりぼっちのかたつむり あたしはスイミー ぼくが目になろう
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たのしくてすごく惨めな恋心 忘れちゃいなってみんなは言うの
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俄雨にわかあめ 恋煩こいわずらいに 似たるもの  ったり んだり
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情景の純真無垢さに 我が悩みさきことかと 思ひ知らさる
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この雨は 次第に強く なるでしょう シャツはinが ええ思いますわ  
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鰻重うなじゅう鰻丼うなどん違いは うつわだけ  花鳥風月 御重おじゅうを選ぶ
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降り注ぐ 無数の音符が 鍵盤を 時に激しく 時にやさしく
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雨の中 殻を背負せおって ゆっくりと  歩む蝸牛かぎゅうに 処世しょせいを学ぶ
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重箱の隅にあるなしご飯粒 蒔絵を愛でぬひとの哀れよ
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ラベンダー、あじさい、あやめ、クレマチス  雨季うきさかりし 紫のはな
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朝の雨 速乾ズボンをはいてみた シャツはインかなアウトがいいかな
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あの人は 嘘が言えない 人でした 嘘だとわかる おやすみのキス
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20万人を生き埋めにした楚の王に 大陸人の本質を知る(「項羽と劉邦」再読)
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他の服 持ってないの?と 俺に聞く たくさんあるけど ぜんぶこの服 #主人公はいつも同じ服を着ている
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テロップの熊のニュースはあの信号 昨日も通り明日も通る
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話しても 話してもなお 伝わらぬ キミの中では 俺は死んでる
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鳶のまふ空を見上げてゆろめきぬたふるる手にぞ涙落つるは
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またたく間 上半期過ぐ六月尽 波打つ時世に横たふ気掛かり
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まだ寝ない 寝る予定では 無いけれど ちょっと横にと わかりつつ朝
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燕来て ひっきりなしに口開く 雛へ運ぶは無償の愛か 
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のくれしシャツをパリッと老紳士 連れられ花の癌センの朝
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一心にバット振る子に我重ぬ 六軒長屋の長嶋選手
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肺胞に 溶け込む海は いけないと 知ってて青を 今日日に注ぐ
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そちらではどうか元気で 私にはあなたが大きくなりすぎたみたい
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