春色のピンクの花が満開で秋夜を揺らすゼラニウムかな
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若造に抜かれまいとて力泳し くたくたになる男の意地で
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暑くとも秋の気配を探しつつ 第九のチケット我は手に入れ
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冷水を飲めば身が冷え夏乞えど秋服着こむ弱者なる我
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己すら信じ得ぬ身のひとにこそあだを信じる道はなからめ
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8月の今日が最後の日曜日 朝の8時の風涼しくて
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ひょっとして値上がりしてる?我がマンション 皮算用に妄想膨らみ(千葉県築32年)
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この残暑いかにいつまで続くとも 九月は九月心は秋に
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緊急で 東京行きに 飛び乗って 仕事の仕込 日曜の朝
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目がさえて寝返りつづく真夜中は虫の音すらも安眠妨害
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石の街 雉鳩は鳴く朗々と 先住民の祈りの如く
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還暦を 迎えし祝う 元上司 昔話で 皆で微笑む
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朝まだきマンション街に朗々と 雉鳩は鳴く読経の如く
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ガッツリと 食べたい ランチ悩みつつ 牛カツ大で ご飯を二杯
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元部下の 出世報告 聞いた夜 次月は二人で 飲むと約束
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夏の夜に お寺で過ごす 縁日で 仲間と語る クラフトビールで
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いいのかな 好きが増えると それ以外 選択肢から 減り続けるの
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音楽で 繋がる仲間 眩しくて 演奏者への 羨望つのり
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女房の大阪土産の定番は 絹笠とん蝶だし巻き玉子(551は卒業)
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いかづちと庭花火落つ千年の古都の橋下 火照る顔たち
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私にも サルートを買う 日が来るか 相手は貴方 そんな夢みて
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地下道のホームレスさえ恩愛の私導く先生でした
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還暦の 祝いの宴 夜は更けて 昔話に 花咲き乱れ
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あの魚屋タダモノじゃない襲われてとっさに鯛を買わしたんだよ
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人間の寂しき隙間に入り込み蒸発もする猫は液体
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好きなんでしょ「好き」とはっきり言いなさいこっちもはっきり断れるから
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身を尽くし心を尽くして人の世をくらし尽くしてまたるものかは
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忘らむと里をれてもたらちねの母の言葉ぞ忘れかねつる
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とこに伏す妻の口元綻びぬ 園児に卵配る夢を見
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初めてを重ねる日々のあちこちに「良くできました」のスタンプを押す/題『スタンプ』
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