またひとつ辛さ乗り越え明日へと 『生きる』っていつも そんな繰り返し
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つま先の冷えた寝床は中秋の深くて長い春への序章
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星と星 二つ並んで輝いて 決して輝き失わない
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山並みを 染めるもみじに 大銀杏 千秋楽に 飛ぶ葉座布団
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ひまわりは うなだれおちて 子を成した 知らず笑った 君は種無し
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蝉の声 その日に聞いた 音全て 曖昧にした 滲む病室
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いつからか星が見えなくなりました故郷の星よ今も元気か
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川沿いを走る自転車 水鳥は深夜の眠り覚まされて飛ぶ
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二人目を望む私に息子言う神様の準備遅れてるだけ
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生きている あるとに初めて呼ぶ 「アルト」 ごめん、勝手に 泣き出しそうだ
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死ぬ理由 しかない我に廻(めぐ)り合い キミが行くなら何処へでも行く
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運命か 亡き子の名の子教え子に 親バカのよに 君を鍛える
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残業を 減らせ減らせという割に 売上利益 右肩計画
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ゆうかげに揺れて輝く金色のススキは風にその身を委ね
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コスモスの花と並びて道の辺の花壇に揺れる秋のヒマワリ
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冠雪の岩木山見ては厳冬の雪害を怖る霜降の候に
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面会の痩身の義姉ぽつり言う「家へ…」とのみで言葉呑み込む
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外国で戦争 家で 口げんか 冷蔵庫では 「勝手に氷」
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お笑いも 演劇ラジオ 思うより 流行っているし 腰も砕けぬ
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「はなむぐり」ふと吐いた言葉が虫だと気づいたのは眠ってから
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砂利道でタイヤが足をすくうから帽子を取ってもまだトタン屋根
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業務過多 仕事を減らす zoom(研修)にも 参加出来ない 現場の人員
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おつかれさまー♪ あ 会えないんだな今週は わかっちゃうんだな透けた本音が
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タワマンて うまいんだろかと 空見上げ 雲とセスナと 手には肉まん 
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止まぬ雨などなくのちに星、桜、窓辺の光に変わるのでしょう
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表札をじっくり見てる人がいる 「伊藤」だったよ、一昨年までは
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両膝にふたりの孫を抱く時母の気持ちがようやくわかり
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水仕事やりもせぬのにカサカサな夫の指先 晩秋語る
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ハロウィンが近づいている 僕たちは大人のフリをして生きている
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僅かばかりの 金を惜しみて 無洗米 買はざりし悔ゆ 米をとぎつつ
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