ねえいいの?歯を磨かずに寝ちゃったの 縋る相手も手放して朝 
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生きている いくら短歌が読めずとも 柔軟剤も詰め替えられる
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便りなしがいい便り、とは頼りなし 二ヶ月前の家族葬らし
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慣れた頃一人暮らしをやめたけど以前と違う私がここに
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現在と過去と束の間交差する真白き花の香りの中で
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路傍に立つヤマモモの大樹 実を熟し 儚く落ち歩道紅く染む
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先につ その背に届け おくる音 歩む先でも 響けるように
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こつこつと 心地よきに 微睡みて ランチに行けず 会議に出たり
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副木に巻かる包帯忌々しシャワーも厨も手抜きの極み
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いつの間にこんなに大きくなったやらアンパンのうたで泣けるくらいに
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真夏日のいく度か続き案の定ストーブ点ける日また二日きて
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努力など報われないと引きこもる 私が取ったああ簿記2級
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霧雨に香る梔子クチナシ在りし日の祖母が過ごした庭の思い出
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何とまぁ些細なことで全身の細胞泡立つこころの不思議
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塗ってるな そうも言えない 陽射しあり 「青木」「尾崎」の 顔思い出す
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元気でと飲み込んだ祈り届かぬが 私の中で呼吸を続ける
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梅雨冷えや 肩こり頭痛 指示ミスも デフレも風呂で解決できる
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加齢とは恐れるものが減ってきて 歯科治療中に眠れることだ
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朴訥なチーズケーキは気づかない眉間のシワの深まり方を
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あやすごと梅の実眠る瓶揺らし 琥珀きらめく美酒になれよと /梅酒 今年も
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片時も離れたくない 今だけは 独りにしない このの傍に/有給休暇を頂きました
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日焼けした脚に思わず目が止まる 女子学生はまばゆいばかり
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いでよとていづることなきうたごころ  わがみのうろに わきてあふるる
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不安な顔の子供が似合うリビング 慰謝料でピンプリ撮ってね
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自尊心とかいう可愛い装備捨てて知らない場所で食べるワッパー
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持ち物にある最適な忘れ物として眼鏡を人の家に置いていく
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仕方なく貸したリップクリームを使うたびにキス私だけする
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ファシリティドッグとの「関わり」です 「関わり」なんですねそうですか
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楽しそうな顔を浮かべて「ちんちん」とはしゃぐ同い年の女
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ゆく風と星と光と惜別と 銀河の果てに送るその名と
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