yuka.t
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若い頃俵万智さんに少し嫉妬していた自分がいて、去年俵万智さんの「牧水の恋」を読んで感銘を受け、永田さんや河野さんにも憧れて春から手探りで詠み始めました。
拙い歌にいいねをありがとうございます。励みになります😊

十津川の緑青色ろくしょういろは夏を呼び 戸惑う桜は春を終ふ
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いまきみのラインがくる気配がした スマホを見る今日の幸せ
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等持院いっしょに降りた花びらは きっと宇多野からの乗車だね
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頭では理解わかっていても進めない 道はあるの?いつかはあるの?
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「おはよう」といつもの場所で言えたなら いつもの朝が始まるはずなのに
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雨のように流れてしまえばいいのに 寂しさと後悔と昨日までの朝
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ウトウトと弦の調べに心地よく 悟られないようキミの隣で
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天国は高取にあり桜雲おううんの 荘厳美麗は壷阪寺
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伸ばしても伸ばしても私の指は 君に届くことなき夢から覚める
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高雄口いつしか駅名は変われどもあの頃のまま桜花のトンネル
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春の花はどこか心に遠けき儚き色さえ吾にも重ねつ
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掌のダムカードは季節を連れて いつかの旅はきみの道標となり
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雨じゃなかったら傘に出会えずにいたね わたしはきっと明日も
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きみのてからたびだつものはたぶんきみのでぐちをみちびいている
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旋律は春風に乗り路を往き明日という名の力を得たり
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抽斗を開いて隅まで眺めつつ自分が存在いたことの余韻を残す
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わたしも見てと咲く木瓜ぼけの朱の恥じらいは吾にも似たり
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