愚痴らずに批判は言わず集団を明日へ誘う瞳が欲しい
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土石流嵐豪雨に山火事と島が消えでも生きて明日乞う
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神ならば皆を汝と呼ぶ筈で上司を君と呼ぶ子も神か
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細切りの玉子にハムと春雨とクラゲに甘酢ごま油かな
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根菜のセットと肉に即席の味噌汁で煮る手抜き豚汁
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完璧じゃなさも含めて完璧なきみと銀杏の並木道ゆく
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はっとする つくつくつくつく云うばかり 帽子忘れたつくつく法師
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すり減らし走り続けた報いならあののそばで静かにねむる
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膝寄せて 線香花火 散る川辺 遥か彼方に 遠のいて夏
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蒼い月かすみとふたりそらをゆく夏の記憶を旅するように
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苅られたし 開花の最中さなか ゴミ置き場より 目が合ひぬ 悲しげなユリ
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白檀の香りを纏い手を合わす涙ひとつぶ孝行なれと
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手を挙げて招くすすきの姿より男心をそそる白はぎ
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朝まだき可笑おかしい声の小鳥たち「ケケキキケキキ」輪唱してる?
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色褪せしオタフクアジサイ老いにける皺の波打つの顔に似て
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端末にSSHと打ち込める遠隔操作はハッカー気分
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午前4時 閑古鳥鳴く 京王で 見知らぬだれかを いつくしんで
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かぎ針の手を止めれずにこの時間。おはようございます。おやすみなさい。
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ご贔屓のアイドルグループ荒れ模様。気持ちは置き去り怒涛の八月。
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稲穂垂れ 畔に広がる露草と 空一面に秋茜飛ぶ 
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百薬の 長と呼ばれし 古の  酒に代へなん 薬とならば 
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年よれば 大小なりに 節々の  病みて薬を 朝飯代わり 
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わからないのがわからないわからないままじゃだめなんですかせんせい
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長すぎる時間はいらぬ願わくはあのと同じ時に尽きたい
5
近いのに サヨナラ手を振る あなた見て 一緒になれない この場所を憎む
3
サヨナラと 隣の短歌に手を振って 私はゆらゆら ただよい進む
4
君の目に  映る満月  想ふ夜  注ぐひかりの  なんと優しき
3
つむいでも 左へ流れ薄れて 無数の短歌の 輝きはどこ
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幾層に 衣重ねる 雲なれど 人の心は 十二単じゅうにひとえ
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虫の音も 月に出会わぬ 晦日なり 連なる雲に わが身預ける
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