春だから訪問看護師入れ替わり前任者の今ずっと気になる
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出来上がり二、三日後が美味くなるきな粉ねじりは待てば歯ごたえ
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詠めぬ夜に1本きりの水性の青き字で書く春よ褪せるな
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潔き 人として在れ 短命の 桜の教え 見るたび怖き
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気がかりな景色を抱いたお土産は吾の胸ひらく鍵のいろどり
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俺は俺 キミは恩師と 慕うけど イケすかないね 俺は嫌いだ
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梓弓 はるねに醒めて うつつらに ゆく日をながめ さす玉の枝
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サイコロを 振ってゾロ目が 出たならば 結婚しよう 毎朝振る俺
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あみだくじ 冗談だよと いいながら 端っこに書く すぐに結婚
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着くまでに 駅アナウンスが 噛んだなら 結婚すると 俺は決めてる
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決めている 自分自身じゃ 決めないと 決めてるけれど カッコつけてる
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初春の旬 菜の花煮る鍋 シュンシュンと お揚げにお出汁が ようしゅんだはるわ
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押すとすぐ売り切れだけど有難き夜のチャリ疲れスカッシュと消ゆ
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ゴミ袋のセット、靴下裏返し、タオル取り替え、いちにちがおわる
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焼き肉を食べて微笑む遺伝子に馬蹄目狩る先祖の在りき
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新年度あいつの濡れ衣要らんので レシートと一緒に捨てときました
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早朝の買ったつもりのツナマヨは わかめおにぎりだったもう厭だ
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白コーデの日のハヤシライスの緊張感 獅子座の1位が試されるとき
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毎年さ命日あたりに夢に出て「ドッキリでした」はやめてくれない?
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進めども 霞む足下 煩わす 花は酣 春荒れが幕
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恋の文 墨と硯の摺りし音も無邪気な君の笑みへ途切れて
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移ろいの旬の素材に触れて湧く綴りし文の果て無き旅へ
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髭剃りの泡が足りずに剃りにくい似た失敗をしてきたけれど
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献立は じっくり煮込んだ テールのスープ 素材こだわって 一層込んだ手
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桜舞う 水なき空に 朧月 桜白波 引いては寄せる 夜風身に沁み 遠き古里 重なりぬ
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梅の園 香溢れて 来てみれば 薄墨たなびき 山の端かすみ ふるさと遠く 懐かしむ
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桜の花びらが風に舞い上がるように わたしはいきたい
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愛してください 愛してください 嘘でもいいです。貴方に愛されてみたかった。
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その場所に大事なものはありますか なくてもいいと思ってますか
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社会と欲にマット・ヒューズ取られて さてレフェリーは和田良覚
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