Utakata
登録
Login
サイトのご案内
美月みん
フォロー
50
フォロワー
50
投稿数
318
短歌に出逢い、言葉を紡ぐことがとても楽しく美しいことだと知りました。
私にとって歌を詠むことは「心の浄化」です。
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
エプロンとインカのめざめの肉じゃにこだわる君の
項
(
うなじ
)
は白く
17
雨の朝赤い車とすれ違う度に見つける柔らかい棘
19
「おやすみ」に明日がないこと知るまでに二年かかった きみの誕生日
18
雨あがり赤信号が変わるまで視線を交わす夢で見たひと
22
君の立つ木犀香る坂道を色なき風は雨を運んだ
23
満点じゃない方がいいもぐらだってお天道さまの光さす方へ
22
君が弾く
拙
(
つたな
)
い指の『ノクターン』特等席は春の中庭
21
悪天も林檎の花は実を結ぶ
徒花
(
あだばな
)
なんてひとつだにない
27
揚げたての豚カツ囲む団らんに『ちびまる子ちゃん』のエンディング曲
22
冷えた手で継ぎし
十年
(
ととせ
)
に糠を足すセロリを漬けて夜は沈みぬ
31
大根の面取り下茹で本仕込みおでんで始まるさあ冬支度
26
鹿児島の友の味噌汁ふるさとの香りふくらみ母を想いひぬ
27
繰り返しどんこ椎茸ふっくらと祖母を偲んで名月に食む
22
閉じた傘残る雫は陽を孕み落ちるプリズム君の袖へと
21
新しき命包めるももいろに猫も添ひたるミルクの匂ひ/猫日和さん、おめでとうございます。
22
ふっくらと椎茸煮あげる祖母の影繰り返す味名月に食む
27
歩道橋金網越しに見る空にキリンだったら何を見たろう
22
うろこ雲 道路隔てて「おはよう」と見知らぬ同士コスモスも笑む
20
卵がゆ口に運びし母の手は白くひんやり額に当たる
28
君に編む白い手袋秋支度 今年はセーター挑戦しようか
26
ベッドから落ちそうな君の右脚を戻すか迷う初めての旅
26
奏でようお天道様のもとで逢うこと許されざる者たちの歌
23
直島の黄色い「南瓜」を食べました、揺れるフェリーで手を繋いだら
22
金曜の時が止まったバス停に想い出ひと粒置き去りにして
25
紅を刺すふくれっ面の君の頬 夕餉支度の急須の丸み
20
二郎系ラーメン啜る横顔はピンクのダリアの俯く仕草
19
月末にビーフカレーが食卓を賑わす母の采配を継ぐ
28
君のため皮ごと煮込む無花果の真紅に出でて匙を染めゆく
27
新米の栗のご飯を炊く背中、秋一番の母の手仕事
38
猫の目のようだと怒る君だって雨天決行!長靴持ち出す
25
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »