Utakata
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美月みん
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初心者です。
短歌に出逢い、言葉を紡ぐことがとても楽しく美しいことだと知りました。
私にとって歌を詠むことは「心の浄化」です。
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笑み揺れてオレンジに染むチューリップ上る観覧車 向かい合わせに
27
風光る横断歩道をタンポポら揺るランドセル上げる手揃え
28
石鹸の匂いと君を抱きしめる 裾を
揺蕩
(
たゆ
)
らす風の優しき
25
縁側に膝を並べし宵の口ビール片手に春のお月見
28
「おやすみ」と夜の静寂に届く音は雫落ちるにかき消されゆく
21
風薫る薔薇の棘まで緑濃しふんはり咲きて紅色に染む
28
水温み駆け足でゆく白き砂ちいさき手から鼓動の伝はる/妹との思い出
24
霧雨の花はしとりと散りゆきて繋ぐ手解く「さよなら」もなく
29
父が刺すボタン外れしワイシャツも窓打つ雨もみずいろの濃し
25
緑
(
あお
)
冴えしえんどう豆をともに剥く母の指先ふと見つめおり
34
春疾風 凍てし涙の乾くころコート脱ぎ去り光纏はむ
25
笑み揺れてオレンジに染むチューリップ白き花びら観覧車の窓
23
朝を待つ鏡の奥の静けさに光り零れる涙を拭う
24
卯月満つ 藍裂くほどの静寂に
木群
(
むらだち
)
のぞく月ぞうつろふ
23
春ゆく日 きみの季節のうつろいを 気づけなかったぼくはミツバチ
20
ランドセル揃う足並み風光り横断歩道にタンポポは咲く
31
待つ君の背中に滲む「さよなら」に花の香りを添えて返そう
26
石鹸の匂いに君を抱きしめる私の行方を花は知らない
17
水温み駆け足でゆく白き砂 遠く人かげ予感の走る
21
いとはじと 鼻の頭の粉さへも 羽根は黄金と君の焼きあぐ/美味しい餃子になりました。
20
風となり卯月の君へ捧ぐのは散り急く白き菫の香こそ
24
入学を祝う鶯うららかに 揃いし蕾ら春風纏ひ/蕾のような新入生を祝って
24
想ひ出も春の嵐に散りゆけばコート脱ぎ捨て光纏はむ
27
水泡
(
みなわ
)
こそ逢瀬のごとに透き通り 壊れぬうちに君を忘れむ
22
散るを待ち契りを結ぶ 澄心と忠義の桜 千々に乱れ咲く
22
最終便 繋ぐ右手の温もりと左手刺さる入場券と
27
散るを待ち契りの丘に咲き誇れ 月に逢ふため生ける桜よ
23
宵闇の月下の花は色褪せぬ 影も見ぬままただ散るを待つ
27
月ぞ知る 君待つ宵の儚さと僅かな逢瀬の愛おしきかな
22
春待ちの弧を描く月笑みこぼし明日ゆく君の標とならむ
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