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美月みん
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初心者です。
短歌に出逢い、言葉を紡ぐことがとても楽しく美しいことだと知りました。
私にとって歌を詠むことは「心の浄化」です。
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勝つまいと「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」を繰り返しグーを出さない影踏まぬよう
25
夜空咲き高鳴る鼓動の重なれば光る横顔ただ追ふばかり/花火大会の夜に
25
初夏
摘
(
つま
)
む君の箸先見つめをりセロリの
緑
(
あお
)
さに気づく夕暮れ
31
藤散れば完了形の「愛せり」と知りて気づける高三の夏/サ行変格活用と。
21
紫陽花よ母の愛せしつぼみたちのぞく紫あさひを待てり
28
薫風の
八東川
(
はっとうがわ
)
を鯉渡し水の匂ひに聴く夏便り
24
散りゆくに父の米寿を祝はむと亡き面影に酌む朱の盃
26
憂鬱も紅茶に溶かし浮かべれば満ちる夕陽の色に染まらむ
31
藤を見る高三の日の夕暮れは数式を解く学食の窓
29
五月雨に
躑躅
(
つつじ
)
の揺るる窓外も君に浸りし想ひでのいろ
27
流れ星よ 悲しみ色の西の空 東の空では希望の待てり
24
カラタチの棘に刺されし傷ひとつ きみを失くせる心の真ん中
25
青々しき空の真珠よ アザミ咲く初夏待ちわびて穀雨とならむ
30
縁側で
三
(
み
)
つに髪結ふ母が手の刻まれし皺 幾春越えて
32
日は暮れて留守を守れるオレンジの デスクライトはグラスを透かす
22
白くなく甘くもなくて温かい君との会話に加える砂糖
26
さよならとシロツメクサと旅をするきみを 許せる葉風の
緑
(
あお
)
く
26
夕陽さす昇降口ふと立ち止まり 微かな
足音
(
おと
)
にきみと気づけり
34
早天の薔薇の棘こそ緑濃し朝露浴びていよいよ尖る
33
エンドウ
(
ヤハズエンドウ
)
と寄り添ひ咲ける一輪の オランダアヤメに母を見つけし
32
半夜雨の最後の既読「おやすみ。」が何度も何度も淡く滲んで
29
蓮の白 錦糸に海老の紅はねて友を
寿
(
ことほ
)
ぐ母の膳かな
32
終電に残した想ひを迎へにと素足で翔ける金星の端
22
アネモネの種の息づく夜明けには紫一輪立つ石段の端
31
君といた春そそぐ海ふかみどり 炭酸水と後悔で割る
27
朝仕事 糠まみれ炊く筍よ母の好物今さらに知る
32
通りあめ真白きシャツはシャボンの香 きみを抱きしむ夏の匂ひと
23
紫を朝日に染むるアネモネよ 石段の
端
(
は
)
に凛として立つ
26
君の居ぬ右側慣れぬ夕暮れにオレンジ染まる影のひと筋
27
アネモネに「儚き恋」の花言葉 紅雨のしずく花弁ゆらす
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