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あの頃に もどれるなら もう一度 入道雲は 陽の下に
4
腕組めば
匠
(
たくみ
)
らしくと見えるとぞ 言わるるままに胸をそらしつ
9
匠
(
たくみ
)
とふその人たちはかならずや 腕を組みたるポーズを好む
15
二の腕を小雨にさらし帰り道 人肌ほどの燗酒恋し
18
イベントの 中止相次ぐ 週末も デスクワークは 中止できずに
19
抱えたる 個々の事情に 遮られ 歴史の闇は 晴れることなし
11
帰りたい もう疲れたな 帰りたい 家に居るけど まだ帰りたい
17
雨降れる
田舎
(
でんしゃ
)
流るる 清涼は 推しに並べる
川音
(
かはと
)
なるかな
9
調整が前提らしい 店の味分からないまま食う麻辣湯
11
私に優しい貴方があの子の前でだけ少しだけ優しくない顔をする
4
夏祭り 暑くて熱き「焼き鳥」の当番つらき歳になりぬる/そろそろ打ち合わせ会かな
12
いつまでも夢ばっか見てる 二人並んだあの頃を巻き戻すみたいに
3
最高値 体重記録 更新し どうにかせねば とまた更新
7
短夜の 窓のヤモリに 指そえて 子供の頃の 思い出なぞる
13
誤定義の集合:僕 の 草いきれ(刈り取られた身が葬られた香)
4
iPS 山中教授が 功なれど 米中に抜かれ 本朝を憂ふ
5
雨降りて 昨日の街は 洗われる 僕と言う名の 宿題残し
9
「大爆破」
女
(
をみな
)
が声の スキャットに 昭和の日々こそ いとゆかしけれ
6
乾く部屋 窓の向こうの湿り気に エアコン頼りて自然を拒む
3
店番の我がまえすぎる
同級生
(
リア充
)
に殺意がにじむ夏蝉の夕
6
六度目の口腔外科への付き添いに 初めて来たと姉はまた言う
28
某アニメ 声優豪華と 若人評 ディランが「時代」 聴きて
臥
(
ふ
)
せりぬ(令和七年)
8
ガンダムが 好きと云ひける 若人に 木馬通じず 今日も
臥
(
ふ
)
せりぬ(平成?年)
7
水底(みなそこ)に 石のごとくに 身を潜め 山椒魚は 闇を窺う
17
株総の 三社の資料 読み終えて 痛き目霞む 紫陽花の色
10
日本を 地球の裏の委の国を 大地震(おおなゐ)襲う 相前後して /2026年6月25日朝岩手県沖M7.2&ベネズエラM7.5
10
地響きに驚き鳴ける雉の声揺れ来る前の静寂を破り
8
少しくらい間違えたっていいじゃない長い人生のひとコマだもん/なんとなく
23
古文では見えない人に恋をする今よりとても健全だろう
11
青田なる
久延毘古
(
くえびこ
)
の身にそよぎたる縞のチーフの光ほどけり
9
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