Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
44
45
46
47
48
49
50
51
52
…
次 ›
最後 »
花の期を終えつつにあるチューリップ友とはぐれて一人吟行
20
花園に何種の色の並びしか驚く声も外つ国交じり
23
整然と色ごとに立つチューリップ各々高さを違えぬように
21
耳馴れぬ言葉たびたび聞こえきてチューリップ園に笑顔が満ちる
19
「腹立つわ あなたは何にも知らないくせに」三日もすれば忘れられるか
5
古絵本過ぎし年月いとおしく繕ったなら我も癒され
18
目ん玉が こんな大事と 知らなんだ どうかなんとか 視界を保ち
4
レーザーで 白目黒目の 境界を ぐるり一周 80秒で
4
漠然と 他人に言われて するでなく 良かれと思い どんどん動け
4
ほとんどが 言われた通り あくせくと 働くだけの 人工知能
3
植物が 成長すれば 嬉しくて 人間嫌い 拍車がかかる
6
老人が 余生を過ごす 職場には どうせ辞めるさ 居直りムード
7
鐡条網傷めて架臺運びゆく銃創の少年達へ兆す憎惡 止れ
10
ヨーグルト 空き容器にも 夏が来た メロンの発芽 始まりました
8
子供にも からかわれたり 笑われて それでも生きる もうろく爺
3
この溝に 落ちたあの子を 思い出す 近づき覗く 今も変わらず
4
自由 鋼鐡天井ゆ開放されし青空へかなしみの謳歌ひびけり
10
義母からの気遣い嬉しアスパラガス
北海道
(
さと
)
の恵みに元気貰いて
26
ガザの子・イスラエルの子ともに汚さざる手に平和を祈る日を望む
19
子供らが夕陽に向かい駆けていく早く帰れとカレーの匂い
15
ことさらに寿命延ばしたい訳でもなく ただ好きなので初物ゴーヤ
20
雨催(もよ)い ペトリコールを 嗅いだなら 銀輪の子ら 蜘蛛の子になる
11
はじめから無かったものだあの夜も約束もぼくを愛したきみも
7
春風を背中に受けて歩き出す今日の私の足音がいい
15
ただ単に月が綺麗と言いたいがどうやったって漱石が邪魔する
10
曇天の長き晩春 雲の
緞帳
(
どんちょう
)
の向こうに 出番待つ星
24
今日という時間で編んだコースター 使い古せば味も出るかな
16
蒼穹をすらり一閃夏鳥が澄んだ翼で切り裂いて行く
23
呼吸苦を感じる時は低気圧 明日は一日冷たい雨だ
24
生活の一部となりしうたかたに費やす時間日に日に増えて
22
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
44
45
46
47
48
49
50
51
52
…
次 ›
最後 »