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幾つなれど わからないのは人の心 わからないから 他人なんだね
11
魔が差して どっぷり浸かる 悪の道 知識物欲 汝そのもの
9
魔が差して どっぷり浸かる 悪の道 どう付き合うか AI時代
13
魔が差して どっぷり浸かる 悪の道 AIに問う 善悪はざま
12
こんな日もあると自分に言い聞かせ 明日へと希望繋ぐ夕暮れ
27
しぼりたて生しょうゆ押せば漏れる声の響く部屋にいるのはあたしだけ
7
初めての頓服薬を受け取っただけの安心 今夜はカレー
19
創作者▶︎教祖を望むミュージシャンのデビュー曲を聴きながら焦がす玉ねぎ
10
死神の死体を埋めた紅葉山ふと駆けてゆく銀色の鹿
14
ジーパンがはけた記念の祝膳に肉と野菜を心ゆくまで
32
古都はいま
雨
(
あめ
)
なればこそ
天
(
あま
)
と
海
(
うみ
)
空海と知る 東寺に來たり
19
長雨に活躍してた扇風機邪魔に感じる肌寒い朝
12
阿修羅像 むすびたまひし口もとに寄り添われてや 秋雨のそそぐ
16
ヒーターが恋しい気温の朝だからもう晩秋が来てるのだろう
9
語らない快感はまり置き去られことのはひとつ遅れてひとつ
8
上司から「君に一切任せた」と玉の逃げ道塞ぐ金打ち
9
力こぶみたいな文字の盛り上がり感じつつ打つ金将の駒
6
北の国 極めて優れた 人材で 固めたハッカー 育成中とやら
13
三十一の定めの中に息をする終の先まで背中まっすぐ
13
ご褒美にアイス分け合う昼下がり虹の掛かった庭にて芽吹く
8
海の家 畳んで久しい 砂浜に キラキラ光る ビーチグラス
15
独り言 君の下の名繰り返す 万が一でも聞かれたらシぬ
6
黄泉遍路 旅立つ朝陽に 秋霞 トランク呼べど 空返事 我待つ影は 蓮の花
7
不摂生 トマトジュースと 一騎打ち 対するタバコ 酒に寝不足
6
感傷に 浸るあなたを 鑑賞会 干渉嫌う 緩衝材入り
5
ひるやすみ 灰皿見つけ 羽根伸ばす 煙踊らす 秋風にのり
11
いいねして 気になる君の マイページ えっこいつヤバ いいねを消そう
7
枯れ落ちた葉を踏む毎に生命の 残滓がくしゃりと悲鳴を上げて
7
凩
(
こがらし
)
に冷ゆ朝 過ぎ去りぬ夏へ 暑いと文句垂らしこと詫び
25
岬ひとつ巡るごとに湯けむりの 町の息づかい宿はまだ先
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