凛とした 真白きカラーの 花言葉 「清純」… オヤジには縁無き言葉
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昨年の今日に始めた投稿を一年続け今日はいい日だ
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自分では気を遣ってるつもりだが くしゃみや音がデカいと言われ
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重い重い敷鉄板に覆われた 土の下にも蝉の七年
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特攻の戦士のように蝉たちは 翔び立てばもう帰って来ない
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地獄みたにんげんだから云えること 過去アイツ自分にケジメをつける
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蝉たちは今 湿った土の闇にいて 最期のときに慄えているのか
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胸元にブローチの穴 焦点はまだきみにあり雲さえ晴れたら
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傘忘れ隣に立って嘘をつく 教室残る晴色のかさ
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明日から頑張るためには相応の準備が必要 結局今日から
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不意に来る不安が心に立ち止まる中々帰らぬお客のように
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振り返る どうしてこんな結末に 愛瑠翔を棄てた 俺のせいじゃん
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登校に祖母ひきつれた兄妹の祖母まうゐなく五月はおわり
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古米古古米古古古米古古古古米古古古古古米
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サラ川も面白いけど 見る専で 川柳なぜか作れないのだ
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フルーツは美肌育成食ですと カラダの中から保湿ができる
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持つものは宙ぶらりんな心だけ確かなことなどないのだけれど
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セックスの話をしてる人たちとまひるまコインランドリーにて
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口座には905円しかあらず手帳とクレカでお手玉をしている
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鼻先をお腹にうずめ眠るきみ 赤子のような寝顔を湛え
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決戦は やっぱりいつも金曜日 父ちゃんの分拳に込める
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三日前できたばかりの恋人とミルクレープを剥がして食べる
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回らない寿司屋でウニ巻き頼んだらキュウリがなくて損した気分
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ふたりとも望んだはずだ分岐路と行き止まりのたびずれていく歩幅
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よく知ったカットスイカの種の味削除したあの人を探す
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燃え盛る如し 並びぬあかき百合 夏を待てぬと 梅雨前に咲き
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若い頃よく会話した後輩が道で会っても知らん振りする
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かんもうき換毛期 ぶらっしんぐは こまめにね ねこは ぬけげを のみこんじゃうよ
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サイコーに寝覚めのわるい夢を見て お花摘みにてリセット二度寝
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触れずとも 心に灯る 存在が 日々を支える 推し活に似て
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