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朝ぼらけ人もまばらの墓掃除 秋は
囀
(
さえず
)
る雨と風とに
20
自分で仕立て上げた悲しみだから「責任とって」なんて言わない
8
異国にもこの世のうたかた詠む方が この星だって宇宙のうたかた
7
なんとなく指がカサつくもう既に夏は終わりと告げている皮膚
22
焦点合わぬ朝食疲れてるわけじゃあないし母のご飯だし
7
くたびれてもう動けないとわかっても でも遊びたい真っ白になって
7
すれ違う 縹の浴衣 嫋やかに そうだ今夜は 花火大会
14
記憶って砂漠みたいに埋もれてく 嬉しいことも悲しいことも
10
白桃の甘き香りの満つる部屋 丹精込めし友送り来し
31
猫
(
きみ
)
思ふ最後はヨタヨタ目の前にきて「さよなら逝くね」とこときれた夏
14
明日はねぇ ひさびさ カラオケ🎤デートなの 食事以外は 数年ぶりかな>何着よう〜😸💕
14
ひさびさに
かぞく
(
家族
)
4人で 寝室にて 旦那はしばらく リビングで寝てた(理由は知らぬ。ねこ母の寝相?)
14
ちま猫ちゃん あさからげんきに にゃるそっく? ‥してなかったわ(笑)あめで ねむいの💤
15
薄雲のベールを
貫
(
つらぬ
)
ひて
描
(
えが
)
く 虹の輪郭 満月の
夜半
(
よわ
)
20
波きらめく 渚を駆けて 砂は熱く 風に混じりて 潮の香を吸う
6
柿の実の、紅く熟れては、想い出す 遠き故郷、山の畑や。
10
永遠の、眠りに着いた君が為、今朝もせめての白檀の香りを。
12
秋知らぬ常磐の山に宿替へば愁ひをよそに世をや過ごさむ
12
何となく袖ぞ露けき唐衣竜田の里の秋の初風
14
明けなくに関吹き越ゆる初風に秋を知るらむ須磨の浦人
11
袂にや秋はたつらむ夏衣ひとへに涼し夜はの初風
15
「ペンギンって足曲げたまま歩いてるらしいんだよね」 仏壇の母
7
この世をば 我が世とぞ思ふ 無敵マン 欠けたることも アリと思へば
9
自然体な作り物それっぽく作るのが一番難しい
9
親世代の音楽聴いて悦に
入
(
い
)
る俺カッケーとか思っとらんし
4
あの頃に願った日々に
課金勢
(
かきんぜい
)
エピソードなき
空
(
から
)
の思い出
5
どんな苦難も乗り越える主人公、予定調和の為せる技では?
6
劇場版アニメが如き激情を 夢見るだけはタダでお得さ
10
空想の世界の中で
永
(
なが
)
らえば
諸行有常
(
しょぎょうゆうじょう
)
一切無厄
(
いっさいむやく
)
5
戸を開けて暫し眺めてまた閉めて変わらぬ日々に独りごつ無味
6
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