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寝転んで天気予報を眺めては家は良いなと瞼を落とす
12
揺れたる木々の間から 層を違えて 雲が伸び 明日は立夏
12
マフラー音 24時前 鳴り響く 暴走族否爆走族
7
楽しいは楽(らく)ではないが面白い意地は通すが無理は通さず
6
泥棒は 防犯カメラ 利用する やられる前に 対策もあり
6
震え声好きと伝えるその様を好きと笑える君が好きなの
5
たおやかな相対速度進む雲空の最中を進む街並み
5
外遊で 世の荒波を かわしたる まさに王道 政権党ぞ
9
ゆっくりと笑いかければ返されて小さい前歯が噛み切る唐揚げ
5
たけのこときのこで人は争いてポテコとなげわ争はずなり
6
墓参り ちまき供えて 夏が来る 月日の早さ 石に刻まれ
34
やや重き心配性を眠らせるゆくゆく先を
妨
(
さまた
)
げぬよう
28
白い雲皐月の空を埋めつくす筑波嶺隠す白の誘い
6
二回目のライヘンバッハ(深呼吸)ほんとうにこれが最後の事件?
5
大利根に筑波おろしの風舞て海にもまさる波の煌めき
15
初鰹食いながらのあの一言に女房むくれて酒を
注
(
つ
)
がない
10
賢ゆえ 騙されやすい 視聴覚 指一本で 財失えり
12
白杖のひと 耳澄ませ射的撃つ まちの祭りに鯉のぼり舞う
16
葉桜に 雀宿りて さつき雨 煙あたたか 湯の里暮れて 苦しみ分かち 飛びたたむ
3
賞賛を 求むことなく 積んどこう 苦いエグいも 旨味となりて
10
時季くれば 咲く花散る花
一会
(
いちえ
)
に感謝 また来年と 約束をして
15
全員を さん付け呼びに しましょうと 決まったけれど 俺だけ先生
3
ヒゲの先 五月の風を感じつつ のんびり見回り 路地ののら猫
33
「ぼく」と「オレ」のおにごっこ 定まらない一人称に黒いランドセル
20
奥歯から頭蓋に響く音させて いぶりがっこを噛みしめてゐる
28
新玉のお薦め調理など読みて 連休という日 やさしく消える
14
轟
(
ごお
)
と吹く前線通過の追い風に 五月の葉々は散ることもなく
16
わらしこの ために山抜き 海に投げ 村を守った だいだらぼっち「八郎」
13
渾名
(
あだな
)
あり「貧乏草」とあんまりな 詠んで詫びたし
春紫苑
(
ハルジオン
)
咲け
26
泣きながら 裸足で駆けた 霜の夜に まめ太に見えた モチモチの花「モチモチの木」
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