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淡々と 出来事捌く 報道に 胸のつかえも 知らぬ間に消え
12
株持たぬ我ら気づけば貧し民 「自衛の隊」へと揶揄される身に
11
雨やみを待ってお店で雨宿りまるで私は下人のようだ
4
窓外の近江の湖の水綾のきらめき眩しひ孫訪ねて
22
重たさも消えず痛みも消えぬまま風穴だけを今日も穿てり
9
僅かでも作為見えれば興の醒むわれの心の気むずかしさよ
8
逸脱は 人の性なり 迷い込む まだ残りたる バブルの
残滓
(
ざんし
)
(※)六・一八 改訂しました
9
けふもまた曇りガラスの向こうにはまどろむ縁側さくら耳の子
10
何という スペース
X
上場で イーロン・マスク氏 兆万長者
12
ひさかたの天の堤や
破
(
や
)
れぬらむ軒端に落つる滝の白糸
13
久しぶり 六十三年ぶりの 出会いに 記憶甦る我 昨日の事は忘れても
15
スナックの酔えば手にとるカラオケの本と水割り 薄くて可なり
15
運航のずさんさ社長実刑も犠牲者悲劇より軽いとは
30
亡き犬を
悼
(
いた
)
む歌をば詠み尽くし 普段の我に 暮らしに戻らむ/御心配をお掛け致しました 沢山のいいね♥️有難う御座います
28
三度目の尿意はこらえられぬかも 救いの如く朝の明けゆく
13
治らない腰痛持ちの髙安も 土俵に立てり我も立つらむ
23
百切れぬ朋の名付けし『三桁会』 メンバーついに一桁になる
16
風吹けば一波揺れる薫衣草紫の香に包まれる午後
11
しとしととそぼ降る雨に濡れつつ早苗 梅雨空仰ぎ蒼葉伸びゆく
18
ただいまーと 帰って来たが 誰も居ぬ ダイニングには チンして食べて
5
小啄木鳥
(
コゲラ
)
鳴く幹の響きに誘われて雀も遊ぶ木漏れ日の夏
8
気持ち良き風の入り来る小窓より夏至の近きを確かむる朝
41
朝だよと 猫が起こしてくれるのは 真っ暗闇の 深夜
2
時半
12
互助会と揶揄されぬとも繋がりの糸を手繰りぬ澄みしうたかた
28
午前五時 動き始める 朝の街 初心に戻り 仕事向き合ひ
25
丸々と 太る玉ネギ食すれば 贔屓目無しに
吾
(
あ
)
の自信作
23
いちじくの三年苗木の枝元に小さな実ひとつ
生
(
な
)
るるいとしさ
24
雨止みて 涼しき夏の
夜
(
よ
)
の木陰 なにをか猫の 我に告ぐらむ
22
夏祭り最後の花火は記録に残すな記憶に残せ映えを捨てれば光煌めく
2
マス目のマ行間のマで筆を止め躊躇いそこで書くが小説書かぬが短歌
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