久しぶり落ちる眠りの心地よき 旅の疲れは二度寝の魔法
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だから好きミセスの歌に誘われて 知らない道を走りたくなる
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鶏頭の赤に迫るるドウダンの 朱は赤より血に近づきて
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記憶にはいつも微笑む亡父なきちちを 愛しく想ふ秋深まりて
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天国にいる ねこがほんとに のぞむこと 「おかあちゃん、えがおを、とりもどしてね」
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古稀過ぎて 一日一首の短歌うたを詠む 稚拙なれども五百首超えし 
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気嵐の 立つ池見つめ 鳥たちが 羽ばたき飛んで 勇気をもらう
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足の指グーパグーパさせながら良き短歌うた出ぬかと明けを待ちをり
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いつの日か 貴女と一緒に 歩けたら 秋の小道に 秋桜1輪
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朝焼けを 澄んだ空気と 感じつつ 身の引き締まる 冷気で目覚まし
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過ぎし夏 わらわら出てきた雨蛙 群れなす緑に田んぼは揺れて
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なけなしのドリア差し出すサイゼ猫 俺の猫背に驚くなかれ
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かなしみは こころのおくから わいてきて なみだとともに きえていく
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ブラフだと わかっていても 目が泳ぐ 香水変えた? 不意に言うキミ
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月曜日 エナドリを買い いざ飲まん ブルタブ折れて 心も折れる
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ねこたちが おめざめになる そのまえに ハロウィンリュックを さがしだしたよ😸💕👻
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ズルをして 手にした金で 遊んでも たぶん虚しい 面白くない
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そういえば 隣の隣の マンション下 ほんの一瞬 香ったような>金木犀
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先々で話題に登る熊のこと『いっそ食べられちゃえばいいのに』
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娘から別れた夫の話題など語られているほぼ他人事
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代筆 母の友人に絵葉書手綱放さず皆で生きる秋
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そもそもの適齢期とは多々あって君の思ったそれとは違う
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寒いだけ たったそれだけ もうなにも 出歩きたくも なくなるんよね
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ハリボーに歯の冠が負けたから明日は歯医者にアポなしで行く
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風船ガムを膨らめないでいた僕はまだオトナになれない
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孤独 孤独 孤独 あれ、会話ってどうすればいいんだっけ
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夕暮れの 薄暗闇に 光るまち 知らない国に 帰りたくなる。
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きみといる世界はとてもいいもんだ 笑っている顔天使にみえる
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会計がラッキーセブンのお客から筋合いないけど笑顔をもらう
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最後まで 君だけにでも かわいいと 思われたいから 今日も頑張る
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