我が人生ごめんなさいね生き急ぎ閉店セールを続ける地図屋
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散歩しよ近いし仕事もしてないし 朝は来ない期待もしてない
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何台も 稼働している 洗濯機 女がふたり スマホを見てる
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俺の書く キミへの手紙 七五調 声に出し読み 舐めてる?とキミ
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キミの書く お使いメモが 詩のようで ずっと見てたら 嫌なのか?とキミ
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桔梗咲く 何もなかった 日のことを 何度も噛んで 甘くしている
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購買部 巷言うほど 需要なき ソースが滲む 焼きそばパンよ (題/高校時代)
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今更のMBTIチェックしてわかるわかると笑う食卓
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薄紅の 菊の花に降る露は 鮑と違えた松茸の露
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階段を五段飛ばしで下る今焼きそばパンの為に生きてる
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七つ満つ穂の先端の薔薇蕾吾の帰宅時に八重桃開く
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寒霞渓 下行く車 豆つぶよ 児戯のかわらけ 届かぬ自明(題/小豆島)
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瀬戸内に こころを映す 凪の浜 されど寄せくる 潮の涙よ(題/小豆島)
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異国への 夢は叶わず つつましく 妻子との旅 瀬戸の島なり(題/小豆島)
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金色に 映ゆる山すそ 立ち寄りて銀杏(いちょう)を 狩りし 指にひとひら
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トンネルの無数に並ぶオレンジ灯去り空の開く口へ昇りぬ
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待ち合わせ ハチ公前は不吉なり 二度と戻らぬ 人を待つ街
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丁度来たバスにバントの構えする子の将来へ待ち人も笑む
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忘れ得ぬ 母の温もり その教え 血肉となりて 娘に紡ぐ
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車庫入れの隙は二寸に軽トラの背を入れ思ふ教習の頃
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轢き逃げで眠る羊に泣きし子へ寄付が集まり温もり満ちる
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覚えてる? ここがゴールと 疑わず 身を預け合う 束の間の夢
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根の水や茎葉に上がりペンタスの蜜吸う蝶の羽へ巡りぬ
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腹括り 気高い悪役 買って出る いいわ今宵が 最終回ね
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可哀想 花の香りを 嗅げないの せめて造花を 貪ってなさい
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ここに来て 惚れ直しや しないけど 捧げた甲斐が あったと頷く
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星帰り青赤混ざる海果ての線を朝陽が染める白波
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好きでした 洗い流した 目と心 なんだか自分も 好きになれそう
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朝ひとつだった撫子二つ笑む赤き三つで夜の我を待つ
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赤星を満たす狙いに隣国は麦を育てる太陽を抱く
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