むずかしい恋をしたなそういえば数学ずっと赤点だったな
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羽音なく 頭上をかす赤蜻蛉アカトンボ 茜色の夏風に去りし
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くま蝉とみんみん蝉が木のごとに 棲み分けて鳴く政党のごと
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仮宿かりやどはもぬけの殻の庭の隅 家守やもりに謝して息災なれと
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冷房と 外の温度差 もどかしい 寒さと暑さ 交互に感じ
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掃除機のコードが一気に巻かないなら 身を投げてしまいそうな夜だ
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蝉の声鳩の声聞く道の辺に待宵草が朝風に揺る
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静か夜は、故郷想い呑む酒に、 庭の紅葉を、浮かべて見よう。
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若き時ワハハと笑ひしドッキリを不快と思ふは進化か老化か
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心地よきは朝の居眠り昼寝にていずれ迎へむ永遠とはの眠りを
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むほどに独りの意味に気づくからあるいは愚かまた知りめる
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亡母ははの香の満ちる空き家の月見草背伸びして待つ灯篭の灯り
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半袖の 朝一電車は 寒くって 熱持つスマホで 暖を取る夏
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夏盛り、咲きし白百合香を放ち 揚羽、紋白、訪ねるを待つ。
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コツコツと 一途に磨く野球道 信念貫き殿堂入りす 
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クソ夏のど真ん中には君がいてやっぱりわたし夏がきらいだ/ざらめき嬉しい
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うざったい汗で張り付く長い髪生ぬるい風あなたの笑顔
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はちみつの紅茶(賞味期限すぎてるけど許容範囲!)淹れつつ ぷち断捨離 懐かしハンズの緑のラッピングや(これは捨てられぬ、と瞬時に判断(笑))
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目が覚めりゃ そむけたくなる 日々ばかり 押し寄せてきて 今日も二度寝し
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腹心の友に良き事ありました それだけで嬉し 愛しているよ>ねこ母にとっての、ダイアナ・バーリーへ👩‍❤️‍💋‍👩
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君がいない夜も乗り越えられると知った 4人で歌ったRPG
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薄暗い部屋からトイレに立つたびに光が変わる。白、黄色、黒。
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会いたいと 溢れる心 胸に抱き 届けに行くよ、きみのところへ
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算数と正反対で僕達は時間をかけて距離を縮める
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透明になっていけたら楽なのに色が付いたら近いさよなら
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その仕草 心が痛む 哀しいね 優しい支配 気付かない振り
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水田がまるで陸稲おかぼ圃場ほじょうだと。この先陸稲おかぼの時代なのかも
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叶わずに終わるであろうこの恋を 抱えてる今幸せ感じ
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ダムの中歩けるようになってるよ。クレバスあるからもう終わりかな
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雨乞いの儀式を見なくなったのは天気予報が当たるからかな
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