総長との 対談進み 先生は 足組み給う ミモザの前に /3月8日坂口志文特別栄誉教授と熊ノ郷淳総長対談
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悲しみを 日記の様に うため 歩みし二年 読み返す初詩しょし
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久々に 風邪をひいたか 重い腰 上げて加湿器 お手入れからだ
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あんな妄想をしてしまう僕は多分君のことを愛してない
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すいませーん ボールを拾って 投げてやる 別れ話を してる途中で
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青天のもと 満開の早桜 メジロをおびき寄する 蜜の香
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倉庫へと続く薄暗いこの廊下。あの人と二人、歩いた廊下。
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同じ夜が配られたらそれぞれの窓にそれぞれのあかりが灯る
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上の句も下の句ももう浮かばずに ただ時だけが浮かんで消える
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「かわいい」と言ってくれたのはあなただけ。「付き合えない」と言ったのもあなた。
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キラキラとまばゆ水面みなも見上げると 飛行機雲が果てなく延びる
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中東に 捧げる言葉 なけれども 虚心坦懐 鎮魂歌聴く
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京の寺 友と座禅で 雑念を 洗い流して 一歩踏み出し
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植民地支配のやうにアメリカのねっとふりっくすだぶるびーしー
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並列で春夏秋冬って書くことに抵抗したい雪国の人
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苔の森をオレンジの幕が閉じれば街の灯りを補うような星々
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ママたちが見向きもしないおんぶ紐保育士たちは心に結ぶ
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母と医師姉妹のように会話するナースステーションカウンター越し
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カニューラもドレーンも下げてはしゃぐ子等小児病棟エレベーター前
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許されて安穏感ず関係を持たず久しき月日流るる
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孫に会うただそれだけの為国境を越えるかのよな受付業務
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寒の戻り帽子おさえる手も凍え飲みにいくんだ呑みにゆくのだ
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町内のスタバは異国のバル化してガラスづくしのそとにふく風
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スーパーのいつもそこだけ品薄なぽっちゃり猫用フードの棚
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ミモザ色に 願いを託し 植樹する 毎日会えるね 声もかけるね
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旧友とお喋り尽きず二時間半 明日からの糧となりにけるかな
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一番の老ける原因「血糖値の乱高下」だと主治医が言った
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ため息で 伝えることは できなくて 昇進しちゃった 現場を離れる
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ヨドバシで 電気ケトルを 買いました おすすめされた 象印のヤツ
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12ビカリアの図を描き損ね加点をば得ず旧理総B
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