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子どもがきらい大人がきらいと泣きわめく幼き日の僕を抱き
13
是々非々か 「なぁなぁ」ですよ 法改正 軸定まらず 虚しき議論
14
隣家から 種吹きこぼれ はびこりし 雑草処理は 無賃労働
13
久しぶりピアノを弾いてみたものの記憶をたどりに踊る指たち
9
鰭に塩飾られ焼かる身はいかに 藻の味苦し鮎のはらわた
15
つまんないうざいうるさいきもちわるい ああもうやめてほうっておいて
7
『むらさき』の貴きにして美しき響きに一献傾けたきや/「キ」ロさんへ
14
大阪で女子高生のミニスカを見たらこれこそ干天の慈雨/社会派ヒューマン短歌
13
最後だと分かっていれば薔薇だって入れてやったのにガラスの花瓶
11
人生は焦らず走らず無理をせず 廊下と一緒気楽に行こう
14
星空が 天井みたいに 見えたんだ 朝の光で 目覚めた時の
6
此処だって飯はすごく旨いけど人は パンのみに生きていられず
6
先端が少し減っては折られてる替刃の欠片が鏡に見えて
8
少年の盲目というハンディに音楽の才溢れ出で来る
10
大切な物に囲まれたこの部屋で いつしかわたしは動かなくなった
9
えび こはだ あかがい あなご はまぐりと がりとわさびと むらさきの宵
14
寝て起きて 始発駅なり 日々新た 生きるしかなし 今日の吾なり
14
DSで一緒に遊んだ友達もスマホ片手に消えてしまった
9
宇宙船おならをするは事故の元 ならばと肺にSDGs
6
優しさは 伏せていいから そばにいて ただそれだけで 元気になれる
9
虹ふたりどちらも好きと魅了され仰ぎみたるホームの天井
4
棚卸みたいに仕分け数えられ若年女性単身高齢/要るもの要らぬもの
18
「銀おいで」呼べば手のひら舞い降りる温もり探す写真の君に
5
灯籠のあかり回転するように空き家の前に咲くタチアオイ
10
見上げれば空はあんなに青いのに店に並んだ白黒ポテチ
4
ほぼ晴れも 三´四分の にわか雨 先が読めない 時代に同じ
14
紫陽花をやらしく撫でる老人の
(
浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど
)
あまりてなどか 人の恋しき /039/100/参議等
9
ここは皆人生はぐれた人ばかり親友と呼ぶ車椅子の人
10
逃走す 「噂」召し捕れ 110番 逃げ足速く アジトの中へ (※ 左翼テロリズムと右翼国粋 ◑ 根は同じ)
9
さらぬだに短き夏の夜の夢を叩く
水鶏
(
くひな
)
ぞ驚かしつる
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