現実から目を背けたくても、醒めないような夢なら、救いは要らない。
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ゆく夏の浜辺に寄せる磯音いそおねに 重なる遠き日 子らの笑声
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夕涼み 鏡の如く映す窓 反転す上弦の月笑む
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健康だ 朝のサラダにミニトマト六つ食して もったいないと 
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おはようと 言えばおはよーと 返る声 今日のパワーと なりて笑む朝
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握り寿司 指で握ったものだから 指でつまんで食べるが旨し
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昨年と一昨年の夏で知る 無慈悲な残暑に覚悟をせねば
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起き抜けの乾いた喉にありがたや 冷えたありの実晩夏の馳走
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夕立に 向けるはビニール傘がいい くすむ街影 君の白い歯
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田の群に 包囲されたる 東屋の 耳をすませば 四面虫の音 
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嗚呼無情 洗顔剤は 梨礫  巻きて絞りて ワンチャンあるか
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まっすぐに線を引きつつ飛ぶ飛行機雲くもも 高みの風に流れ消えるか
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山の縁 浮き雲寄せて 浅緋あさあけの 雲の冠 戴く社木
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ババん家と 呼んだあの家 ジジだけに 線香の匂い まだ慣れぬ
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ガスバーナー持つ祖父 庭の毛虫焼く それ見て弟が呼ぶケムじい
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富士山の五合目までのバスツアー 残暑避け行くぶどう狩り付き
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我が愛猫きみは 夕暮時に起き出て 獲物求めて夜回り始む 
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壁破り広き世界へ羽ばたかむ「東京キッズ」に倣ひし青年 / 1969年「東京キッズブラザーズ」
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靴下を なるべく長く 持たすため 同じ靴下 20足買う
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キミにはキミの 俺には俺の噛み方で 味を延命 させていたガム
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なんやねん つめたいひとと いうたやん なんでふとんに はいってくんねん
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虫の音を 織り交ぜつつも つくづくと  静けさ紡ぐ 宵の細雨よ 
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そうだよね 安易な同意 した途端 何がそうなの 説明しなさい
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愛犬の優しい記憶振り返り 天に贈った愛のうた/愛犬が昨日亡くなりました。今までの愛犬の歌にいいねくださった皆さんありがとうございました。励みになっていました。
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鳥貝は硝子に乗せて黒肌を落とさず捌き叩きて締める
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夜の道の昼間の熱に秋風の混じり季節の境を歩む
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秋風が夏の籠りを解く四季の狭間へ歩む時の旅の夜
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世話をした気持ちに花が咲くのよと言う君染むる惚れて良かった
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衣を脱がせ頭は焼きて身は握り活き車エビ二度の微笑み
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赤身でも醤油にパッと脂の花が開く鮪が大間から来て
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