朝靄が渓間へ流れ竿振れぬ静かなる瀬へ我が身失ふ
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忘れない貴方のモノは私のよ私の者は私の物よ
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屋根の上夏の陽射しと風映すスイセンノウへ真の様見む
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紫のセントポーリア秋冬と春も一人の我が身は癒えり
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スマートなウォッチが腕を震わせて浅い眠りを引きがすのだ
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鰯雲伸ばした腕に落つ雨水うすい黄昏時にあまの泣くこえ
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皆様の迷い道は何色ですか? 私は艶のある赤色です
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鳴りません死んだスマホを裏返しぬるい麦茶をヤケ飲みしなよ
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最後まで 諦めないで 頑張れば 結果すら どっちでもよく 気持ちがすべて
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風量と温度のボタンポチポチとつまらんテレビ並みのリモコン
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夕方の沓脱ぎ石はひんやりとおなかをだしていぬが寝ている
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紙魚一つ殺せぬ輩の深夜食 ポークステーキ 白飯二合
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疲れたね この蒸し暑さと混ざり合い溶けて消えても構わないのに
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一両のディーゼルカーを追い抜いて今広がってゆく物語
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今人いまびとはただ欲を書くいにしへは星合ひ思ひて梶の葉にる(旧暦七夕)
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夕立が洗っていった青空を突き抜けんとす竹竿立てる
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AIに 要らぬ変数 かき混ぜて 一丁上がり 明日の夕飯
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この濁世茶化し尽くして笑い死ぬ そういう人に わたしは・・・なれるか?
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ハゲあるも 刈り上げてやる! 心意気 わたし夜霧のハウスマヌカン
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「イルカってあんな上手に跳ぶ割に着水が雑ね」と手を叩く
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太らない香港人に教え乞う が、「高めなのよ基礎体温」と
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初めての下駄に浴衣に髪飾り初めて君と行く盆踊り/題『盆』
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山際に沈む満月見送って今日の句点とする夜勤明け/ 題『山』
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夏休み何で全校登校日それは先生給料もらう日
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寂しさか 贅肉なのか 夜半の雨 雲連なりて 貧者の吐息
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アンカーが未明おっしゃる二度とない今日という日をどうぞ云々
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血圧の数字のよろし朝の卓 塩に伸びたる指のためらい
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楽園に導いてよね爽快に前自転車で行くお嬢ちゃん
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東西の窓を開ければあいの風 生活臭を流し去りゆく
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山低く小河ばかりの房の国 治水の知恵の浅き国柄
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