田貫
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人語を勉強中

神の目に留まって初めて点Pは星座になってたかしに会えた
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またいつか会えると言った癖に目さえ合わせてくれなかったね、点P
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苦しみが「これ」かとやっと気付けた日 私は初めて不幸になった
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各々がどこかに帰る為に詰め込まれ終電 沈鬱な夜
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春を待たず目を覚ました若草が霜に押されて諦めを識る
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大海原を目指す雨粒はされどあなたに寄り添う事にした
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雨粒が私の涙を連れて行く 世界を巡る旅の途中で
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君の眼鏡で覗いても地獄は地獄のままで僕は僕のまま
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草臥れたシューズを労る頑張れなかった駄目な私の代わりに
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赤信号 いつもの景色 通勤の癒しのキナコがマサカドだった
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風と歌い踊り疲れて木々の葉が眠る公園 私は一人
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愛情をじっくりことこと煮ていたら 転寝で焦がし 喧嘩、仲直り 
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卵より鶏が先と言い切った 僕の愛の形をした君
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輪郭がぼやけた月と目が合って 悲しかったことに気がついた
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鈍色も藍も茜も天を指し 空色と呼ぶ自由な君よ
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溜息は、空色で、ほら、見えないから だから君は気付かないの、いいの
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制服の四人泣いてる道の端 あそこがきっと世界の真ん中
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どこまでが昨日でどこが今日なのか 夜闇に溶けた小道を行きつつ
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綺羅星の如き光を携えて 駅からチャリで帰ってきたひと
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こだわりを、癖を、「らしさ」を、失って まっさらになって目を閉じたひと
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レンズ越し ピンボケでいい 君と見る綺麗な月を永遠にしたくて
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幸福たれ君よ どうか柔らかな陽だまりだけが似合う君たれ
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21グラムしかないはずなのに 無いだけで、こんなにも軽くて
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