雨粒が 藤の魅力を 引き立てて 疲れた我に 癒しを与え
35
何故だろう ふと寂しさが 込み上げる 眠れぬ夜に 貴女を想い
26
ニュースにもならなくなりし戦争の弔ひあまた続く今日かな
18
ポロポロと四月の雨の落ちる朝母送り出すデイサービスの日
29
薫風や八東川に吹く鯉渡し水の匂ひに聴く夏便り
23
星月夜扉はずっと閉じたままギンヤンマしか棲んでないのに/折句・ホトトギス
14
言葉にて 画像を描く ラジオなら 震災報道 頼りにするぜ
19
リプ欄の 言い争いを 見て思う ここでの勝ちに 価値はないのに…
7
朝まだき 夢の途中に 雨音が あの夜と今日を 掻き混ぜていく
23
蝶の舞う 春うららかに つむじ風 明日の行方は 誰ぞ知るらむ
13
指先で籠めたる微熱 数センチ先の未来へ幾千里駆く
13
点々と 続く足跡追いかけて  愛しき愛猫きみは陽だまりの中 
31
意味知らば言わんとするが腑に落ちて気づきをくれし うた友の短歌うた
39
まなじりが下がり優しさ増す表情かほの 老いか愛かは問ふまでもなく
31
歳を取る速度は ぼくら違うけど ずっと一緒にいるよ、約束
22
看板の三十詩基準が変わった?月曜日ビックリ新鮮新芽の春ね
17
重いまま沈んでゆけば潜水艦 泡に装甲深海探検
14
温暖化 舗装道路が 招きたる 「 草花 昆虫 外来種」 (※)人間に起因す
13
本棚も椅子もベッドも溶けていく 夜に溶けない私は一人
19
いつの間に 去って行く人  影もなく 「引きこもり」なる 第一世代 (※)大人しい人が退学していきました
16
木々芽吹く あふれる“生”に耐えかねて 鼻をつまんで 街を歩きぬ
8
雨予報 では出せないよ 紙のゴミ 見捨てはしない 資源だからね
16
くだらない世界が少し輝いた 君が笑って空気が揺れた
13
日々のこと 些細なことや 移ろいを 言葉に託す 素晴らしきかな (° °の私には出来ない° 後々 ……)
18
われを見る あなたの瞳 仕草あり よく分からない 幼き恋は
16
クライメイト霧がかりクラスメイト思い出せない
4
皇族が 天を治めり 天納と 天の音する 天岩戸あまのいわと
6
言葉は時に武器となる。でも銃の前では何の意味も無い。だから少年はペンより剣を持った。
4
トランプ氏 目の前の虫 捕獲する いや素晴らしい でもでも で… …
6
「荷が降りた」悪い言葉で義父の死を大海へ送る花向けとする
41