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僕らしかいない星の言葉だけを 叫んだあなたの 人間性
7
予定よりかなり不遇で希望よりえらく離れてとりすましてる
10
人口に膾炙してこそ言葉なれ 美醜正誤を問うは虚しや
18
わたくしのドッペルゲンガー光りつつ駆け抜けてゆくアースマラソン
13
気の毒な 間違ひ繁き 日本語を 歌のサイトに 見る老いの日々
15
亀虫も 来ぬほど寒き 小夜更けて 汁粉の残り 温めて食ぶ
22
負の遺産アウシュビッツ潜入のタレントは石井部隊をつゆ知らぬらし /2026年10月17日ABCテレビのサンドイッチマンのアウシュビッツ潜入レポート
11
今日もまた 君が紡いだ言の葉を 噛み締め過ごし 一日が行く
14
愛犬の初めて出会いしギンナンに落穂拾いのごと鼻寄せる
14
今わたしパスタを食べておりまして君は何して過ごしてますか
7
本棚の奥古びた文庫引き出して 昔日の吾に逢いに行く午後
28
娘のおでん手作りがんも鶏つくね一本とられ母は嬉しい
22
松茸のご飯をうまいと言う夫 昨日殺したはずがなんでここに
8
夏疲れ気だるい日々に秋土用 食糧運ぶアリの大群
6
良き名前由かしく深く美しく伝えかねたる一言の勇気
11
浴槽に 浸かりてめくる 古本の 表紙と共に ふやけ行く指
10
雨模様コスモスが咲く河川敷高さ揃いて人の手ありや
7
一日に三キロほどをウォーキング雨が降りそう言い訳にせず
8
国道沿い 深夜のコイン ランドリー ガラス越しには 待ち人の背
8
金明竹(きんめいちく)照らす月影眩しくて かぐやが還る道を照らせり
7
あれこれと家人の説明聞くや否や そーや!と応え いつも叱られ
14
娘っ子 帰宅するなり 突っ伏して「人は思いやり なきゃだめ」とほろり
#
ふと思い出したこと
#
娘
12
何歳と訊けばニサイと孫返事プールの水はもう暖かい
10
最寄りバス停 あと少し 折畳み傘に触れつつ
雨催
(
あまもよ
)
ひ見ゆ
28
手に取って眩暈と踊る副作用小さくぐらり幾度も踊る
7
「若さってそんなにいい?」と贅沢な嘘をつくためダリアを飾る
22
病でもお勝手仕事やれるうち意地も半分平気と思う
28
怠惰なる過去を愛して窓辺には紫苑のごとき儚さを置く
26
紙すべる鉛の摩擦の熱さまで届けられたら簡単なのに
9
めうめうと チビ猫の鳴く おとうちゃん きょうはいるよね 「てれわーく」よね
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