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知恵の輪をするためだけのハンズから知恵の輪がないだけのハンズへ
2
「あっ」と言う間すら与えず一週間 寿命ちぎり捨てる心は凪
5
起きれるか このまま寝ずに 午前二時 寝たら無理かな でも
明日
(
あす
)
仕事
6
退院を迎える前に修理した机の脚が既にあやしい
19
コンビニで焼きプリン手に考える何故に容器は溶けないんだろう
24
月曜日 鉛のような体には きっとあの子が 特効薬だ
16
屈辱も 悲しみさえも 心から 愛するために 耐え忍ぶのみ
4
浮世での 虚しいことに 埋没し 時を費やす 愚かさを知り
3
漁を終え漁船はカモメの群れを連れ眩い波を立てて帰り来
27
午前二時試合開始に心得で今飲んでいるアイスコーヒー
7
愛されぬ 境遇さえも 甘んじて 人を愛せよ 神を見習い
3
友もなく 名声もなく 金もなく 神を信じて 人を愛せよ
3
人々に ひどく罵られ 嘲られ ぼろ雑巾の よう捨てられる
3
欲のまま 生きて死ぬのを 幸福と 信じて止まぬ 人の多さよ
3
買い取りの業者が怪しい人に見え偏見かもだがきっぱり遮断/今日も来た
25
自らの 本分さえも 忘れれば 野の獣らと 何の差もなし
3
メルセデス・ベンツのトミカ中古にて362円の利益
6
弱き者 小さき者の 盾となり 守りとなりて 己を捨てよ
4
人間の 残虐性は 限りなく 己の神を 十字架に処す
5
怒らない ただそれだけで 人間は 優しいと言い ボコボコにする
4
「ここにテキストを入力」を消す 私は一行の文学を殺す
10
ヨイトマケ言葉知らずも
歌詞
(
うたことば
)
胸に迫りて逝く星ひとつ
32
衰えて 寝たまま語る お口より 薬の匂う 息漏れにけり
11
梅雨闇の奥でしずかに紫陽花は知らない毒をたくわえている
15
今宵は晴れ けれど隣は 空いていて 届きゃしないのに 月が綺麗だと
5
もう終わり?名残惜しくも背を向けて横顔越しに閃光ひとつ
5
すき間抜い ハクセキレイが 道渡り 勝ち残りたれ 森安ジャパン
13
「レーズンが苦手だから」とお土産を断る時期が俺にもあった
5
月昇り 西の空には 星光る 野分の後の 涼し夏の
夜
(
よ
)
21
月曜と
一日
(
ついたち
)
と朔 重なるは
2032/11/01
(
にいぜろさんにいちいちぜろいち
)
/世界はリセットされるだろうか
9
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