追い風は少しの役にも立たないが、私を逆撫でる向かい風。
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とうとうか忘年会のリストきてコロナ禍はもう歴史の一つ
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仕損じてひげそりあごから血がたらり 蒲団汚さじと女房文句言い
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全身にひかりをあびて死んでしまいたくなるのが日常茶飯事
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551ごーごーいち買って日暮れに帰りたる ひさびさ豚まん食べたかったの(たいてい甘酢団子しか買わんw)
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霧雨にけむる 北野の天満宮 梅酒まつりで試飲しまくり
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帰省にて「最近始めた趣味なの」とコンテンポラリーダンス踊る母
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願っても願わなくても確実に動きだすのが春なんだなあ
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燃えるでしょ?世界があなたの味方なら 僕は唯一の敵になるさ
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ストーブの前でゆっくり刺し子するただそれだけで心が緩む
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着込んだが 手足かじかみ 耐えられず 財布を犠牲に 暖房つける
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『和食の日』らしいのですが特売の肉でついついビーフシチューに
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花の色 鈍く見えると 目の疲れ されど感じる 増える色彩
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浮雲の 名前をつける 待ち姿 明日の風が 今日届く
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会えたから。生まれて初めて合ったから あなたと一緒に眠る木の下
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父も大事母も大事でも声を聞きたいのは母だけど僕も父 だから寂しい
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位置付けよーい 発車オーライ 勢いつけて思いっきり飛び込め
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負け試合あきらめないでわかること  戦い方と考える意味
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理に逆らつてゐる一日の始めは西に燃ゆる陽を見て
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ストレスを 晴らすためには 弱い者 見つけて思う 言葉を投げる
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ごめんやで ごめんごめんと 謝れば サディストたちは 満面の笑み
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攻撃を 交わす手段は ただ一つ ボケたふりして 笑い誤魔化せ
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年取らば いじけた心 助長して 攻撃的な ギザギザハート
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自分だけ 正義と思う 人は皆 争い起こす ギザギザハート
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小二で覚えた「いるか」の詩と重なる若くて綺麗な先生の横顔
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五つ上 先に行くのか 認知症 私は誰か あなたは誰か
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他人から どう思われたって 構わない そこまでいけば 本物になる
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子供なら 赦せることも 多けれど 大人になれば 話が変わる
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体だけ 大きくなれば 大人だと 思うけれども 心は子供
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大人だと 思うとやはり 腹が立つ 大きな子供 それで落着
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