高まりにシーツを掴み 靴下はいつ脱ぐべきか考えている
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明日には 貴女に会える そんな夜は ドキドキしつつ 笑い止まらず
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寒空を ふと眺めつつ 月明かり 静寂な街 雪を照らして
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震えながら早足で行く音のなき道 凍る轍にみちびかれて
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スリーブに 描かれたイラスト ときめいて ホットミルクティー ずっと温かく
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高さこそ突きつけらるる峰の花 霞の中にてとくと見据えん
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マイク持ち叫び続ける候補者がただ何となく小さく見えて
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背伸びしてドアを開いたジャズ喫茶タバコの煙踊って見えて
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ひとつだけ足音響く街の寺からからからと卒塔婆が歌う
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うそつきにつける薬があるならばリボンをかけてあなたにあげる
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君がため幾万の圧に耐へようぞ 千々に千切れぬ掬ひの日まで
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この躰 毒虫に成ると云ふのなら蜘蛛に成りたひ君を浄土へ導く糸に
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「生きるとは誰かを想うこと」と言う君の心に棲む人に傘
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ゴミ箱に 入らなかった 紙くずを 拾いに行って また投げ入れる
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「泣かないで 作ってくれてありがとう」君の涙に微睡む雪溶け
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ソリになろういや雲になろうどこへでも貴方が連れていってくれるなら
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もう一度もう一度だけ君の手を握りたかった卒業式
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大根の 鋭利な旨味 一筋ひとすじに  集めてからし かいわれ大根 
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外された眼鏡の奥に棲む嘘を飲み干す人が私でよかった
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タリーズは 味や値段の せいじゃなく 足りない気がして 行かなくなった
7
とりあえず LINEの交換 したけれど リストに残る 友だち100人
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ひい孫が補助輪外しあぶなげに自転車練習冬の公園
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雪景色 君への想い 降り積もる 春の訪れ まだ先にあり
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タリーズに 行かないのは 味や値段 のせいじゃなく 足りない気がして
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子への愛 気恥ずかしいな 何故だろう  けたる愛が 足りなかったか
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モコモコの クッションみたいに 丸まって  眠る猫の背中 そっと顔うずめ
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『抱っこして』 十年経てば 言わぬのに  してやらぬわれ 今日はしようか  
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玄関の明かりはつけて家を出た ただいまだけが響いてしまうので
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あかつきの たなびく雲を 目で追って  たばこくゆらす あなたの色香 
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頼りなく我のコートに着地する結晶愛でて睦月の終わり
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