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部屋干しで湿度上がった寝室を救う一枚羽毛肌がけ
21
鉛筆を 削ればやがて 尽きること 無常の節理 だから尊い
28
課題終え 突っ伏し肌をひっつける 机が
冷
(
ひや
)
くて 気持ち良いのだ
13
縁日におもむくこともなき夏の 今も何処かで花火の音が
17
夏になり冬のことなど忘れては冬を迎えて夏が恋しい
11
実家での
昼
(
昼食
)
の支度の苛まれ明日は午前に帰路に就こうか
9
仄朱い灯り水面にゆらめいてスターマインに夜空きらめく
21
お隣りさん大きなテントで庭キャンプ 焚き火囲んで夏夜の語らい
10
夕闇の波間漂う灯ろうの仄かな灯り我が想い乗せ
21
三男の突然の帰省墓参りとくに「せよ」とは教えぬものを
30
階
(
きざはし
)
を息継ぎ上る君を待つ釈迦牟尼仏の
鹿野
(
ろくや
)
の丘に
16
亀ちゃんだ ひさびさに見る 亀山くん 母とふたりで 相棒(再放送)観る
16
中空に果てる光の炸裂を「たまやー」と叫んで喜ぶ人間
8
祖母と叔母納骨堂に写真置く母娘
(
おやこ
)
が並ぶやっと会えたね
12
春夏秋冬
(
ひととせ
)
の読みに 感嘆する母よ 短歌の素養も なくもないかも?(笑)>漢字当てクイズ好き
18
菜箸をスティック代わりに8ビート料理以上にリズム楽しく
12
リュックから顔出しダックスにっこりと どこへ
行
(
ゆ
)
くのか嬉しそう
13
チェス駒を床にばら蒔きポーン一つ何処かに失せて二度と戻らず
9
土手沿いをさまよい歩く夫婦なりどこで見えるかうるわし花火は
11
つつがなく精霊送る
導
(
しるべ
)
とや 京の五山に送り火灯る
26
2次元と
3
次元とを行き来するイベント現場夢心地のよう
10
朝は蝉 夜は鈴虫鳴いている 夏と秋とが 混在して居る
22
送り火が来年もまたともるころ生きてく道は見つかってますか
10
交差点すれ違う人の人生は一人ひとりがそれぞれ違う
8
目の前のエプロン着けた赤鬼に
F
B
I
が突入してよ
5
鳥の名を読めぬし知らぬ吾がいて調べて夏の研究のごと
21
情報のジャングルみたいなSNS 猛獣いっぱい すぐに逃げ出し
8
間隔の調整のため停まります。手をつなげない距離になるまで。
14
在りし日の 夏空の下
故郷
(
ふるさと
)
の 祖母宅の庭に 青しコキア
24
ひとすじの線路に沿って風走るうわべの
宙
(
そら
)
にとんぼとどまる
13
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