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鼻の色は移りにけりな
痛面
(
(いたづら)
)
に杉の
粉
(
(こな)
)
降り泣く目せし間に(百人一首・九)
5
わが甥は琵琶湖のマスにシカトされ嫁にうじうじ人の言いなり(百人一首・八)
4
ガマの腹切り裂き見れば春日屋の三笠が山と出でてツキかも(百人一首・七)
5
借る詐欺に渡したカネは億千万シラ切らるればサルボボを蹴る(百人一首・六)
4
奥様に揉み手するわけ格下に超えられたのよあげる真榊(百人一首・五)
5
タコの旨煮仕入れてみれば素人のシェフは高値に首を振りつつ(百人一首・四)
7
万引きの山鳥の尾をねだる子よ泣く泣く親はヒモのカモネギ(百人一首・三)
4
新生活 人生初の 給与で買う 六畳埋める シンセ いかつッ!笑
6
派手すぎて厚くてケバい白壁の頃のホステス 尼になるかね(百人一首・二)
5
飽きたのに介護のいらぬ虎を洗い我が衣手は血に塗られつつ(百人一首・一)
5
藤棚の 花触れたくて背伸びして
小
(
ち
)
さき両の手 伸ばすおさな子
25
ランドセル 傾けながら ゆく背中 見送る朝の 光眩しく
22
何処までも冷えの増す身に脅されて季節を戻す卯月の二十日
10
燦々と澄んだひかりに歌を添え小鳥鳴く
音
(
ね
)
は淑やかに
透
(
す
)
く
9
移りたいところは新機種未対応ひとつ前とて売れ切れの
怪
(
かい
)
/スマホって···
19
祖国なる
米国
(
アメリカ
)
に思ひを馳せて 日の本の空仰ぐハナミズキ
29
初投稿ウルトラマンは叩かれて今は
何処
(
いずこ
)
へ哀しき新芽 (☆新芽は愛でたい)
16
定時前 PCの光 叩く音 呼ばれた声で 諦めた夜
7
冬越しの白菜終わり野沢菜の塔立ち待ちて青菜三昧
22
さりげなく 「かの子」の歌を 読むように 告げたき人よ 直(ただ)に会はねど /岡本かの子
11
世々を 経し齋(いつき) リンガに 手触(たふ)れむと 烏羽玉の闇に 人の犇く /羇旅歌カイラーサナータ寺院
9
三代の 親子削りし 岩山の 石の寺院の リンガ拝(おろが)む /羇旅歌エロ-ラカイラーサナータ寺院
11
野に遊ぶ 心潰(つい)えて けだるさに 家籠もる日を 春闌けてゆく /春愁
17
なんとなく酸っぱい味のコーヒーを飲みたがってる夏日の手前
25
家を出て 慣れない施設 ひとつずつ できごと語る 前向きな
老母
(
はは
)
16
庭に咲く 小さな花は 風に揺れ 木漏れ日の中 嫋やかに咲く
16
れーずんは ねこにはきけん ぶどうもね たべたらだめよ みんニャきをつけて
21
道端の ハルジオンたち おしゃべりで ついつい会話 はずむ朝なり
36
こまるよ そんなこと言われたら僕は何も言えないじゃないか
5
思いきり笑ってしまった待合室 北大路公子の本は危険だ
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