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亡き人がだれかまつたく分からないハガキ偲べず多分絶へどき
15
早朝のやっと階段のぼり来る人 すれちがふ我口内炎あり
6
粉雪の 向こうに消ゆる 老いし
背中
(
せな
)
残りし
刻
(
とき
)
を いずこへ友よ
11
透き通る 冬の空気に 射しこんだ 日の光こそ 老いにはきつい
3
優しさは この世にありて 目立たない 路傍に咲いた 雛菊のよう
11
いじけるな がっかりするな わが心 いつか日の目を 見る時が来る
7
いつまでも なんだかんだと 怒られる この世は試練 修行の修羅場
3
南天を ひとつつついて 欲しいねと ねこに話しかけ カフェオレだけ買う(お持ち帰り)
17
寒いので 車でそこら ブラタモリ 懐かしいやら 恥ずかしいやら
2
愛してる(まだ目を見ずに安っぽく 退屈そうに少し切なく)
6
やすき世は箱入りものやかたぬきの 匂い立つなきあはれなりけり
14
おせちにと鶏ハムにする胸2枚「作れば安い」に今年も負けて/サラダチキン遠のく
22
ふるえる手伸ばしつかむは雪の華となりに歩む君の微笑み
22
やっと来た返礼品のタラバガニ 年末一度の蟹祭り為る
27
好きだ 嘘だ大嫌いだ いや好きだ 返事を待つ一分の間のこと
7
雪深し姉の身案ず受話器より 娘とバトルの元気な声が😆
22
妻は風邪 外は小春日 痛痒し 今朝の選曲 ビートルズらし
14
手すりなき和式トイレで立ち上がる深夜の公園 てふ怖い夢
19
抜けるよう 突き抜けた先に 青空の さらなる碧が 待っているのだ
13
沙羅双樹
永久
(
とこしへ
)
に咲かむその様は白に混じりて花落つるらむ
8
オレンジと 黄色の銀杏 踏み分けて けふも行くなり 通院の道
19
教室で肩を殴られ笑う君 私はその笑顔好きです、謝罪
5
愛猫の 毛玉とりとり お世話する 達成感で 一石二鳥だ
11
声途絶え 空白みつつ 明ける夜 人影偲び 燻す
煙草
(
けむりくさ
)
7
動物は嫁と姑なきがよき人の
縁
(
えにし
)
は良くも悪くも
17
本日は手頃に晴れて気分良し賀状作成なんとかしよと
20
犬さまよ もともとそこは オレの位置 かせがぬくせに 調子のるなよ
15
燕
(
つばくらめ
)
2羽連れ立ちて あをぞらを 低く飛び行く 飛行機とともに
17
年末になるとわらわら現れるカニを横目にカニカマを買う
28
昨日あれだけ マヨ成分を摂ったのに 体重の減る ふしぎな朝よ
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