亡き人がだれかまつたく分からないハガキ偲べず多分絶へどき
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早朝のやっと階段のぼり来る人 すれちがふ我口内炎あり
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粉雪の 向こうに消ゆる 老いし背中せな 残りしときを いずこへ友よ
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透き通る 冬の空気に 射しこんだ 日の光こそ 老いにはきつい
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優しさは この世にありて 目立たない 路傍に咲いた 雛菊のよう
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いじけるな がっかりするな わが心 いつか日の目を 見る時が来る
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いつまでも なんだかんだと 怒られる この世は試練 修行の修羅場
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南天を ひとつつついて 欲しいねと ねこに話しかけ カフェオレだけ買う(お持ち帰り)
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寒いので 車でそこら ブラタモリ 懐かしいやら 恥ずかしいやら
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愛してる(まだ目を見ずに安っぽく 退屈そうに少し切なく)
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やすき世は箱入りものやかたぬきの 匂い立つなきあはれなりけり
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おせちにと鶏ハムにする胸2枚「作れば安い」に今年も負けて/サラダチキン遠のく
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ふるえる手伸ばしつかむは雪の華となりに歩む君の微笑み
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やっと来た返礼品のタラバガニ 年末一度の蟹祭り為る
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好きだ 嘘だ大嫌いだ いや好きだ 返事を待つ一分の間のこと
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雪深し姉の身案ず受話器より 娘とバトルの元気な声が😆
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妻は風邪 外は小春日 痛痒し 今朝の選曲 ビートルズらし
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手すりなき和式トイレで立ち上がる深夜の公園 てふ怖い夢
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抜けるよう 突き抜けた先に 青空の さらなる碧が 待っているのだ
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沙羅双樹 永久とこしへに咲かむその様は白に混じりて花落つるらむ
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オレンジと 黄色の銀杏 踏み分けて けふも行くなり 通院の道
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教室で肩を殴られ笑う君 私はその笑顔好きです、謝罪
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愛猫の 毛玉とりとり お世話する 達成感で 一石二鳥だ
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声途絶え 空白みつつ 明ける夜 人影偲び 燻す煙草けむりくさ
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動物は嫁と姑なきがよき人のえにしは良くも悪くも
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本日は手頃に晴れて気分良し賀状作成なんとかしよと
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犬さまよ もともとそこは オレの位置 かせがぬくせに 調子のるなよ
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つばくらめ 2羽連れ立ちて あをぞらを 低く飛び行く 飛行機とともに
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年末になるとわらわら現れるカニを横目にカニカマを買う
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昨日あれだけ マヨ成分を摂ったのに 体重の減る ふしぎな朝よ
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