消雪パイプしょうパイの出づる処に除雪来ず 道幅徐々に狭く成りぬる
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節分の朝に 歪なりんご剥く マーラーカオは 正義と思ゆる
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カーテンを引けばもったいないほどのひかり届きし節分の朝
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なぞりゆく 結露の窓を 子らの手が 静まる野辺に 夜はぼたん雪
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外うちに鬼福分けずにしなやかに 人生をゆく一度きりだし
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やっぱりね住めば都だ 片付けを終えて眺める新しい土地
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白き鬼 心に飼いたる 哀しみに 豆つぶて打つ 明日あすは立春
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やんわりと 季節を分ける 陽ざしかな しっぺ返しあれど きょうを楽しむ
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「マシュマロが好きなんだつて」日曜日さらに膨らむきみたちの頬
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笠間焼 先に洗って仕舞いおり 小さき手のなか成したコップを
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選挙戦 最後の追い込み 未だ尚 決まらぬ我が意 何処に託すか
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ベランダの隅に残れる鳥の糞木の実混じりか紫にじむ
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内なるや鬼にも五分の魂よ 熱を知るほど生きむとせむか
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碧色のコップの欠片よ 夜を更かし 血に染まる指じっと眺むる
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各駅で旗立てビラ撒き選挙戦勝利の女神誰に微笑む
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コンテナを船から降ろすガントリークレーンはさながらUFOキャッチャー
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身をかがめ電車乗り込む青年の視界の広さ感じてみたい
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どんよりと 雪ぐも続く 北国へ  分けてあげたい 青空切り取り
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夢のなか紡いだはずの言葉たち夜明けの空に消えてしまった
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朝焼けに染まる稜線背を向けてスマホ片手にビジネスマン
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『シャーロット』 『だいふく』『ぎんちゃん』  出会う犬  覚える名前が  脳トレとなる
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切り捨てて 痛まぬ心の鈍感を 冷静と呼び 鬼もこごえる
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すべすべに 衣を剥いだ サルスベリ 猿はツルッと 我が目はピタリ
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父扮する 青鬼追いつ 幼き子らの 笑い声響き 春呼び込む夜
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通勤路を共に歩んだ 古靴は隠居し 近場を共に歩む
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朝まだき 西窓残る雪月のまばゆさ愛でて今日を始める
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冷まそうと 煮なます庭の雪の上 忘れ去られて朝を迎える
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紙コップを潰さないで持てるので手を握っても大丈夫でしょう
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しでかされ コンコン叱り 家を出て 心揺さぶる ガタンゴトンと
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四方から 聞こえる歓声 今は無く 静けさ漂う 節分の夜
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