不意にその視界に入る若白髪見つけたらすぐゴミ箱へイン
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意味もなく吐き散らされる言葉には無論意味など乗るわけもなく
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もうやめて考えたくないそれ以上脳を〆なきゃ生きてけないの
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ただ少しシャーペンの芯が折れただけなんで一緒に心が折れる?
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JKは「まさにあなたの言う通り!」をこう言うの「おっしゃるストリート!」
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この街の送電塔にも飽きたから、 つれってって私を六本木。
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強風洗濯物を吹き飛ばし干してたタオル地面に落ちる
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その肌をその温もりを唇に 思い出させるため息ひとつ
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この命 いつかは終わる そうならば 楽しく燃やし 笑顔でいたい
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仕事飽き スマホ片手に星を見る 泡沫うたかたの友、明日も幸あれ
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うちのらも 寝る時間増え やや気がかり ぷろれす・みるたび 打ち消しながら
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命乞いしているように前脚をこすり合わせる蝿 殺せずに
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サブスクに聴きたいアルバム見つからず物置の奥CD発掘
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マグカップ両手につつみ飲む白湯に臓腑ぬくもり腸活だのみ
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山間やまあいの 日暮れは早く やみとなる けもの出る前 仕事撤収 💦 /我きこり
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青葉消え色とりどりのやまごろも山衣次の週末あの先行こう
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気づいたらいつもの街も色づいて秋は私の生まれた季節
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ないてるか、笑っているのか、分からない 君の写真をぢっと眺めて。
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成人の日 夕方、セブンでハイボール=おとなの辛さ買って帰った
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友笑う どうせ最後はひとりって 寂しい意味と勘違いしてた
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あたらしくもふるくもないたましいはうごかなくなるまえにすてよう
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はくむら村向かうどうちゅう中口ずさむ「信濃の國」の懐かしきこと
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いわだな棚に鎮まり眠れ安らかに信濃の國のかもしか鹿のれい
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晴れ渡る茅野の奥山分け入ればかもしか鹿ひとつ滝の辺にあり
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をしどりを隠せる滝のかもしか鹿は飛沫を浴びて山へ去りけり
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老犬は反応も失せて寝てばかり も一度見たいよ元気なキミを
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池の淵 悠々歩む亀ともときに急かされ速足はやあしの身に
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もうそろそろ(日程の)検索かける クリスマス音楽礼拝 母校に行きたい
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まだいいやあしたにしてもいいもんね うしろにたおしてそして忘れよ
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都合よく作られていくニューワード多様性とは分断なり
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