豆まきの甘き痛みの鬼は今 病を連れて部屋に籠りぬ
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薄雲に覆われて尚満月の 光が届く夜の明るき
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夜が明けたことにも気づかぬ君と月 気づいているのは朝焼けと我
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満月を 朝も観たくて 早起きし 部屋の窓から 独り占めする
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恋情は青年ならば純情と 中高年なら劣情と言わる
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誰々が美人シャンで好いと貴方は笑ふ わたくしの方を見ることもなく
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カサついた くちびる見つめ 今夜だけ 映画のような 君を信じる
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完全に 泣き腫らしたと 思う目の 受付けの子に 説明を聞く
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最初から 批判ありきの コメントに 哀しみを超え 憐れに思う
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八方へ 塞がる壁も権禰宜の 祝詞の声が厄を祓わん 
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いつもなら隠さず物言う賢人の言わぬ本音に優しさを見る
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母殺し 売女と嘲笑ひし御前さん 刃を研ぎ澄み小夜の中山
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小指立て愛しと云ふて微笑せば ラット漂ふ六畳間燃ゆ
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泣かないで、地獄は僕が瓶詰めに パンに塗って食べちゃうからね
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永久とこしえに口を噤みし紅玉のマスカレヰドは夜明けを夢む
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閉めたかな 無意識に鍵 かけた時 気になる時と ならない不思議
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流れゆく 木の葉に重ねて 云う君と ほらほらああして 僕らは出逢った
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可愛くない 思いやりもない 君をみる しょうがないから 一緒に居ようか?
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泣く君が 「あなたも結婚 してれば」と。 何も言えなかった 若かりし僕
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くしゃみ出るもう花粉とか飛ぶ頃か風邪でもうつす人はいないが
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スノームーン最初に呼んだ人の名を知りたくなった二月の満月
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変な奴 いっぱいるなと 思ったら 自分もかなり 変だったこと
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恵方巻黙して食すが定めとか独りの吾はいつも黙食
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片道の道行きと知るまなざしの すでにここより出でて彷徨ふ
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流れ星!あれって流れ星ですよね!?テレビで見るより大人しいですね!
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街宣の車さえ見ぬ過疎の町 真冬日静かに夕映えしき
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わがこころなぐさめんとうたよむはひとのこころのほかにあらずや試みに「ハート」の数を足してみた。二万近くに「ありがとう」です。
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コンビニで 買うか迷いし 恵方巻き 冒険できず 素通りし我
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行き帰り フロントガラス 満月を 目印にして 取引先へ
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味染みて 煮崩れしてる ジャガイモを ホクホク食べる 遅い夕餉に
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