ぎゅうぎゅうと 電車の揺れに耐えきれず スマホ落とした緊張感 ギリ床に滑り落ちセーフ。
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変な曲ようつべあげた夜は寝れる ゼロ再生でも生きた価値ある
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拳銃で熊は倒せぬ事を知り秋田マタギの衰退惜しむ
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何年も 歩んだ道のふりだしに 戻ってきたが まぁ良しとしよう
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すぐそこを街の熊アーバンベアーが散歩する法律と言う命綱つけ
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涙溜め 瞬きすれば 冷雨降る
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幸福は夜道にふとある外灯で ぱかりぱかりと不気味に光る
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このままで 逢わずに暮らしていけたなら 星にならずにじじいになれる
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ゆらゆらと 風がなびいて 雲流れ  ススキのお辞儀 コンビニを去る
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日本酒の 辛口冷やで独り酒 渇いたこころ浸み込んでくる
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よわいもの ころしてつかまるくらいなら 命遣り取り熊を殺すさ
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友情を育む筈の純粋な期待瓦解す同性だったなら
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算数の問題集が嫌いだったのに問題が多いのは人生だった
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ころさない ヒトはやらない武器をくれ 今ならクマさん ○し放題
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勤めてた会社の中間決算が赤字だったよどうでもいいけど
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おすそわけ 貰ったクッキー 食べながら 秋の夜長が 身に沁みる頃
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世の中の ザクたち世界廻してる ガンダムよりも偉いよ僕ら
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いちにちの 〆に飲む美酢みちょ 格別で カラダ沁み渡る 明日もがんばろ
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シリウスは オルゴールのごと ティンコロと 優しき音色で またたきており
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西日差す琥珀の出窓に色添えるシクラメンでも飾ってみようか
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「さようなら」蒼くはかな五文字いつもじを 君がために知り 風と散りゆく
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あの星をつかみたくても届かない僕は無力で立ちすくむだけ
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誰かという人に優しくされるたび生きてるうちに借りかえしたい
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一日ひとつ詠むように 意識したら出てこない 用を足したときにくるのはなんで
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群青に 沈む心を 見つめてる 今宵の月は 大きな月暈つきがさ
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私には気づかず過ぎて行く人の薄い陽ざしに曳く薄い影
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外出の疲労残りてうたた寝の昼を過ぎても起こされもせず
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夏を越し寒さに果てた我が友の 墓標に積もるは金木犀(子どもの頃飼ってたクワガタ虫です。)
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わくわくと都会の夜景撮ろうって窓を開けたら壁だ隣の/小さなホテルにて(笑)
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病院で二度と会えない帰り際目薬としての涙を溜める
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