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はらはらり合否の友にさよならを 私はまだ薄月の下
9
不死不朽色褪せぬ愛道ばたの顧みられぬ場所に咲く君
14
夏空が染みた茄子漬け照る夜長
涼
(
りょう
)
くいつくし明日は霜立つ
15
十三夜 見つめる月にごあいさつ 聞いてもいいの言ってもいいの
16
赤味噌の味噌汁味が決まらずに 四半世紀も過ぎてしまった💦
37
気分が良くて勢いよく飲み干した珈琲が白いシャツに跳ねた
7
ぐんま名月 八百屋その2で 発見す 138円 これは買いです😉🍏
19
雲間よりおぼろに出づる満月を みなもにうつし放水路凪ぐ
25
考察が 苦手なもので 短歌の意 味わいきれぬ 自分が悔しい
27
強烈な斜めの朱が消え去って黄昏揺れる赤黃菊花
20
無情にも 私だけが 変わりゆき 夕陽は熟れて みんなそのまま
4
十七年たくさんの幸せ有難う!
愛犬
(
キミ
)
のお家よ 骨壷を置く
60
板の間に素足をのせる冷たさで 秋の終わりが足の裏から
28
愛犬の匂いの残るこの布団 そおっと下ろす小さな骨壷
60
節電で冷えた便座を知らずして 座って上げる悲鳴ぞ晩秋
20
飲み干したカップと一緒に投げ捨てる私をふったあなたの記憶
11
最後かな 赤く艶めくいちごみて 躊躇いながらも、えい!ともぎ取る
6
秋に降る 雨は一気に 目の前の 秋らしい木を 冬っぽい木へ
9
届かない鈴懸の葉はコンクリに拾ひてかへる恋し木の道
14
ややこしい期待を背負う 併殺になるなら三振してくれよって
24
畳踏む夕暮れ時の満ちたりを 教えてくれるうたた寝の夢
7
あの山も この山もまた 唐松の
黄金
(
おうごん
)
の山 ドンと座したり
46
夏の日の夕暮れ時に眠ってた君はひとりで星座になった
6
マスクして帽子かぶってメガネかけた そんな姿が不審でない今日
11
言いたくて 言いたいことを 言えぬまま 放っておけば 心が歪む
4
お好み焼きは材料を混ぜて作るらしいと知った小六の冬休み
8
満開の金木犀や 見事なり 嗅ぐにはすこし 背が足らぬけど
24
たくさんの 宿題抱えた ぼくをみて キリギリスだねと 父が笑った
13
木枯しで冷へ込みぬ朝 穏やかな日差しが 秋を連れ戻しけり
23
狼や 鬼を改心 させるには 命を捨てる 覚悟はあるか
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