仕事終えレースカーテン揺らす風を白頭に感ずる至福のひととき
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水筒にライムソルトをしのばせてひとりライム畑をふくむ
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真夜中のお勤め終えて訪ねくる 四つほど源氏名もつ地域猫(みけ)
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三日月は いつも通りの 夜なのに 地上の温度 肌にまとわり
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正しいか間違いなんか 無関係 貴方の存在 それが全てよ
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午後八時 熱波の繭に包(くる)まれた帰途はゆらゆら異世界のごと /31℃の夜
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スマホには細く小さく消えそうな姉の背中が姪より届く
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小さ田に 懐かしき蛍 舞ひにけり  無数の光は 今は昔
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雨靴を履かづ 油断をせし日には 驟雨(しゅうう)の見舞はれ しとど布靴
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胸抉(えぐ)り 「心」を見たいが 叶わない 此処にあるのは 貴方なりけり
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ロケットは 計算違え 地に落ちる 三年先か 場は不明なり
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雨降りて水温下がるプールこそ 泳ぎ易くて最高なんだよ
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今の子は 誰も皆また 優等生 老いたる人に 席は譲らず
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クロール3ブレスト1の割合で 勘定しつつただ折り返す
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見下ろせば 流るる小川 吹く風は 命の音を 乗せてゆくらむ
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「鮭の皮食べたら綺麗になるよ」とか言って歳上ぶる1日目
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我の手首は無抵抗にリストバンドをはめられており
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手のひらのパドルを漕いでこの身体(からだ) 水面を走るカヌーの如く
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見る度に 色づき移る 桜の木 桃を散らせど 地を染めにけり
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三日月に 呷る酒缶 ぶら下げて 今日蚊も飲み友 不運と踊ろう
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熱帯夜 乱れる音は 燻(くすぶ)りて 明日どこかに 雷(いかづち)が落つ
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若き日の 共に交わした 盃は 酒は消え去り 涙で溢る
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眠れないままただ願うどうか彼が暗闇に溺れませんように
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雷鳴は荒々しくも束の間に去りて残るは蝉の鳴く音
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グレフルの 隣にアセロラ 置くんじゃない 誤ちて買うよ? まあ呑むけど/二敗目
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偏りて 奢り自惚れ酔い痴れる 世間はこれを老害という
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土砂降りにずぶ濡れなれど爆笑でペダルを踏んで青春したよ
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吃緊の課題置き去り党延命 いち、にぃ、さんで BYE-BYE(さようなら)政治
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母親が 入ってくるなり ガサゴソと シミーズしらん? ここにあるかよ!
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カーテンの30cmのすき間から届く鉄塔サイレンの音
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