病棟で血圧話す彼女らの細く毛深い脚と白靴
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盆終わり 提灯ない 仏壇に 「また来てね」と声かける
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空間を小分けにしては街が成る小さな陰の交わらぬ夏
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酒飲める 今日酒飲める 酒飲める 待ちかねたり 酒飲める
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たらればと ニラレバ違い 分からねど どちらも下処理 調理次第
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道徳が 業火の雨に 溶け落ちて 令和の日本 振り出し戻り
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まだ無事に元気な赤子は泣かずとも私は無事に子守りは出来ず
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親たちの顔合わせから外されて離婚したなら母で無くなる
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中絶を強いた奴の子授かった娘にとってほど強い縁
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ゐなくともよきとおもへるひにあればいまさらにしてきみはまぶしき
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恋愛のれの字も知らない青二才戻れるならば今すぐにでも
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前日の夜に屋台が並んでる明日は君と買うリンゴ飴
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自販機の右下角のボタン押し飲んだカフェオレ初恋の味
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求)(もとむ)未来に対する希望 譲)(ゆずる)この世の不条理全て
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炎天の道路誘導ガードマン 玉の汗かきプロの笑顔で
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ジャガビーを欲すも値段にとまどいてここも選ぶはジェネリック品
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嫌々に出掛けた散歩雨が降りこれ幸いと千歩で帰る
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なにごともしたくなきひのあらましもちかしきひとのかたはらにおり
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蝉時雨(せみしぐれ)目覚めの窓にふと思う芭蕉も聞いた声はこれかと
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仕事にはムラがあるけど 執拗にソースを混ぜるカップ焼きそば
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この道は駅まで行かむ母と子の引く手に引かれここで手を振る
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陽は天頂 身を干すように大気燃え 背中を蝉が追い立てる
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日常の味知らぬままあたしンち読めばワンピースより異世界
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猫ごろ寝 釣られてごろ寝 せしものを 猫は驚き 走り去るなり
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シャワーして 程よく冷えた リビングで 麦茶をゴクり バスタオル落ち
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気まぐれに罪人を救うお釈迦様の如くちぎれた麺を箸でつかみおり
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2割だと危惧していたが負担割倍ではないか!嗚呼どうしよう/介護保険負担割合
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暑すぎて 急に怒りが 湧き出して キャラが変わった 自分が怖い
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きみの後ゆっくり歩く長い道まだ先なのかレントゲン室
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交差点にて 信号待ちつ おむすびを食む学生 朝食か
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