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大晦日真白き霜のあぜみちを感謝を数えサクサク歩く
27
夏の日に熱吸いきった冷えぴたが 冬になったら貼るカイロになる
12
たいへんだ たまごが尽きた おそばには たまご不可欠 リストに入れる
15
休憩をするの忘れていませんか ひとつ伸びをして 深呼吸しよ
20
しあわせな 夢を見ました
現
(
うつつ
)
かな 暖をもとめて ねこが乗ってくる
18
あしもとに ねこのぬくもり あたたかく このまま永遠に ここから永遠に
21
鼻なぞる 空気の匂いも 見慣れてる 風景さえも 年の瀬ならでは
6
病室の繭から出れば年の瀬のまちはわれをも主婦にもどしぬ
27
散らかって調和のとれぬ中に居て落ち着けるのが我が家と知りぬ
17
もう一度食べたいものは母さんの生姜の利いた大きなういろう
18
うっすらと積もった雪に雀らの足跡を見る楽しみがある
19
寒気
(
かんき
)
深まりぬ
歳暮
(
さいぼ
)
に 開花せし 葉の
間
(
ま
)
に
枇杷
(
びわ
)
の
小
(
ち
)
さき白ひ花
24
猫かしら犬なのかしらと思いつつ足跡と歩く雪積もる道
22
薄皮を剥いた数の子・枝豆が枡におさまるお節の一品
20
七月の大失速はブレーク時始まっていて貧打に泣いて
12
詰め込んだ後悔たちが置き去りにされた晦日のごみステーション
12
負け越しの年と思えり年の瀬に「
B.J
(
ブリジットジョーンズ
)
の日記」で憂さを晴らせし
14
土をわり芽吹く緑のえんどうの産声聞こゆ木枯しの笛
33
冬晴れの富士はふわりと雲浮かべポパイのパイプ
燻
(
くゆ
)
らすように
29
信号待ちレッサーパンダ立つ動画から目を逸らせば横断歩道を走るじじい
5
細
(
ささ
)
やかなお節と餅のある平和 来る年祈る有事なき事
43
見上げれば 四羽の鷲が空に舞ふ くるりと旋回冬晴れの碧
24
商店街を抜ける間 僕たちが見れなかったクラッカーのような初雪
7
孫達と 遊ぶ休暇は 楽しみも 速さとパワー ついていけない
27
寝たいのに寝付けないから人生は 願った夢の叶い難さよ
8
眠れずに想い出降り積む年の瀬にうたかたの友愛してやまず/らいとしょっぷより
27
眠れずに父よ母よと呼びてみる吾に降り積もる愛(め)ぐし面影
27
知らざりし流星散乱による通信のホワイトノイズに冬空見上ぐ
8
現実を夢に戻して糖尿は忘れたらいいさあ初恋だ
15
来年は欠けた自分を取り戻し 闇と無縁の日々過ごしたい
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