指先に 灯る火種は 沈む陽の 爆ぜりに似たり 線香花火
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のちのちは 他をもとめて つるまくも あしたにひとり 自立すあさがお
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小暑の候なれど朝夕の涼しさに春・夏・秋と二度の衣替え
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テーブルの ミニヒマワリが こちら向き お疲れ様と 微笑みくれる
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いつもなら 気持ちが下がる 曇天も 酷暑続き 安らぎ感じ
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夏至過ぎて 青田に深きひび割れの 中干し終われば酷暑の夏が 
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掃除して 合間合間に お片付け 散らかす暇は 無いはずが何故
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二煎目でも 味がするじゃん カモミール ねこ母のすきなオレンジカモミール(トワイニングのん)
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夏ですら理由にできない誘えない私って少しいい人すぎる
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純白のココロで生きてみたいけど そうもゆかぬよ エーデルワイス気高き花よ>クールバブ
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春が嫌い人間みんなにやさしくてあたたかくってあいつみたいで
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神様や仏様とは思わない「あの人苦手」愚痴がうれしい
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おみおくり棺の中に居る人の声がいつかは思いだせなく
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羽虫より俺は全然弱いので 新聞紙とか丸めて戦う
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水中の光の中で弾き語る声届かずにうとうとしてる
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風呂上がり扇風機かぜ 冷たくて秋の寂しさよぎ静寂しじま
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堅物な夫の手帳に記される踊ったような字の「妻 誕生日」私の日
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夕日より朝日よりまた君思う揺らぐためらい月の満ち欠け
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逢いたいと月に願えばの元に連れて行ったりしてくれるのか
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日産のピンクのモコを見掛けたら 君を泣かせたアイツを呪おう
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バックムーンかぐや姫かと思いきや雄鹿月とは初耳の夜
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小さな手 離れないでと泣くあなた いつかは母から 離れるあなた
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自分でも「どこがそんなにいいの」って知らない日焼け跡すらかわいい
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すぐズレる 石の上では 危うくて 元の岸辺を 恋しく思う
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私がさ男だったらBLになるとこだったまつげ長すぎ
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音もなく像もなく咲く言の華いつぞさかずき交わさんことや
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言の葉が器となりて酒となる誰と交わすか すべてはそこに
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かわいいもあざといとかもできんけど「重くて持てない」とか言ってみたり
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この二日エアコン止めて凌いでるいい仕事する扇風機あり
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服の裾掴んであおぐ偶然に見え隠れした腰が焼きつく
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