にちの朝 少し遅めの朝食に音楽と共にかぶりつくのだ
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軍艦が必要とされる現実や港クルーズ 空が青過ぎ
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天国へ上る秋の日真っ赤な コキアの丘は海浜公園
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綺羅星の如き光を携えて 駅からチャリで帰ってきたひと
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万華せず叶わぬ歩み惹かれども 背中合わせに語る術なし
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ただ黙し 憧れて生きむ 胸の闇に 閃光の花火 轟きて開く
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物価より定数削減先ですかラジオ相手にひとりごつとて
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地下鉄内 斜向かいに座る 藤色の 着物のご婦人 とてもすてきだ(こちらも、背筋が伸びます〜)
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虫の音は既に途絶えて鳥の声風の鳴る音だけの北窓
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その街で僕は激怒しメロスしたペンを走らせ暴君を討ち
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ドラゴンも姫もいないが剣はある地図は手作り果てなき旅へ
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安売りするななんて言うくらいならあの時喰ってくれればよかった
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夕間暮れ 金木犀の香を運び 洗ひたての髪を撫ぜる風
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職質は一度もされたことないが補導はされただいぶ大人で
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スズメの声 今朝はまだくもり 天気予報 長女猫あのこに どうかな?と尋ねてみたり
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「呼んだ?」てなった一瞬 テレビから 「CAT」の単語 ねこ母の通称(笑)
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葉取らずのりんご がぶりと丸かじり 短歌見たくて 全力全開
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転ばぬよう自転車ノロノロ走らせて特売品と帰る秋の日
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溜まってたゴミを分別 さて俺はまだ燃えるのか 水曜の朝
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放物線。ダイヤモンドを 駆け回まわる 宇宙のような 素粒子のよな / 野球
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母の炊く松茸ご飯秋の香を 一緒に供える仏壇の父へ
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一段と 深まる秋の 早朝は ポーチドエッグと 珈琲淹れて
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中指の第二関節噛む癖は 歌を詠むときクイズ解くとき
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ホントだよ 出来過ぎてると キミは言う ホントなんだよ 俺の中では
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「だいすき」と手紙にあった孫の字を そっとなぞれば胸熱くなり
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雨に濡れシュウメイギクの濃い白に 秋の伝言書かれておりぬ
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サイゼリヤ パスタつるつる孫のに顔ほころびぬ財布のばあば
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紫の朝顔ひとつ残り咲く黄の葉をゆらす秋の夕風
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故郷の 闇魔に響く秋花火 澄んだ夜空に若き日偲ぶ 
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唄読めぬ 日は大概 陰鬱な日 筆が走る日 テンションアゲアゲ
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