生きているそれが奇跡のあなたとかちっとも心に響いて来ない
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俺が死体 目玉のレンズで捉えてる 君と間男の血塗れのアレ
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「障害者」「生保」の札を付けられて「私」の個性堂々生きる
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世の中のゴミと呼ばれる事に慣れ「舐めてますか?」と直ぐ口に出る
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親不孝いや親孝行お互いに寄生しながら何も出来ない
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不運とは「運ばず」かなと受け止めて苔のむすまでじっとしている
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双六が思いもよらぬマスに立つ止まれ止まれど難を逃れず
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アンハッピーあなたに恋したあの日から まじ最悪だしさっさと振って
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文月の むこうの山より 眺めたひ。あれは確かに まやかしにあらず。私の生きた あかしとなりて。
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浮舟は 野分吹き荒れ 波うらら 流れゆくまま 手に六文銭
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楽しき夜 あれも陽炎か 手習いのふみで叩き渡る 夢浮橋
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何も見ず 去りゆく空蝉うつせみそれを見て「酷と思うな。」と御法みのり、我が真木柱まきばしら
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ひらひらと 舞う胡蝶こちょうの傍らで 鳴かぬ蛍が 身を焦がす
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本当は、もう一度伝えたかった。 でも、この関係が終わってしまいそうな気がして。
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玉鬘たまかずらつける少女おとめ花宴はなのえん 照らす若菜 上弦の月
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常夏の 恋情連ねし あのふみ紅梅こうばい咲けども 書き終わらじ
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人なんて結局、全員嫌いだよ 温もり求めて恋はするけど
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お手紙は何日までに出せばいい サンタさんの顔色伺う
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傀儡師くぐつしは未だに僕を操れず「右往!ウォー!」と糸は絡まり
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皆を責め 皆を咎めて 皆を見る 鏡は知れど 見るに及ばず
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一年の終わりとそしてこの恋の、終わりが重なる十二月の夜
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一億の「寒い」の言葉をよせ集め渡り鳥にして南へ放つ
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虎の皮 似合うと信じ 風吹けば 間に間に透ける 痩せた誇りよ
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吐く息の むほど 夏が 恋しくて 雪より白い 彼夏かなつの雲が
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諦めて待つことにした信号は他人ひとには駆けて渡るものだった
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ノリノリで ジャミロクワイを 聴きながら 料理は無理だ 床が動いて
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肢体から涙が噴き出る そのような泣き方をして君を忘れる
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たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかになるよね
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たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかにならない?
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たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかになるよな
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