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つり革に掴まりスマホの画面見る電車の揺れに身を揺すられて
11
雲流る切れ間に覗く星空よ 紺の深さは海溝のよう
13
「お願いをするよりされる人であれ」 夜の隅から星を滑らせ
8
シトラスのオレンジティーを喫してる不調の波を意識しながら
15
ラジオから 手稲山には 初雪が 冬の札幌 想いし仕事
21
夜に溶け寒空と共に歩き出す温かい家はまだまだ遠い
12
残り火の尽きる日迫る歳生きる母の怖さは想像に難く
23
銀杏
(
ぎんなん
)
や
柘榴
(
ざくろ
)
団栗
(
どんぐり
)
散らばりし 中秋の路上 来る冬思う
13
夜明け前 暗き
水面
(
みなも
)
に 鳥数羽 水中に首入れ 朝餉かな
7
来年の 大河ドラマの パレードに 年甲斐もなく 声を枯らして
23
闇夜でも ムーンライトとふ 焼き菓子を
翳
(
かざ
)
して見せむ 中秋明月
22
めでたくも 何でもないが 『生きている』 そんな理由で 赤飯を炊く
29
ほろ酔いは 心地よきかな 締め付けし 帯の解けたる 思いこそする
13
車窓は夜 紅白
列
(
なら
)
び 東西に テールライトと ヘッドライトと
21
除雪車両今年の安全祈願祭あの猛暑日もまぼろしになる
27
初雪が北海道で降りましたこちらはストーブ初の運転
31
今日も又 首輪とリードで飼われやう ネクタイ巻いた資本家の犬
5
八雲さす 神をもまして 出でつつも 霧にまみえる 秋は恋しき
9
神風に 銀杏降らす にしき織 人にもこいにも 水面をてらす
8
石の上
(
いそのかみ
)
神をもしるに
七支刀
(
しちしとう
)
古き都に 伝えしものを
7
あをによし かすがに向かひて 春の日に 桜も散るころ 湊となるかな
6
思いやり 愛情込めた 贈り物 言葉を紡ぎ 糸を織りなす
25
はかなきに 露の命に 消えてばや 人の思ひに 恋しきことよ
9
半袖で 風を切るのは 終いかな いまだ30℃ 近くてバグる
15
雨予報 覚悟を決めて 外干しの 大盤振舞 大敗を喫す
18
葉の裏で 淋しく揺れる 蝉の
殻
(
から
)
朱鷺
(
とき
)
色染る 秋の夕焼け
31
ストーブの 灯油を買って 湯たんぽに 毛布出したし 秋は終わりか
14
媚びては引き返す涙 オレンジと橙色の違い分からず
5
長袖のシャツで散歩は寒かった季節が暦に追いついたんだ
13
今の世は
K
やら
J
が流行りだがやはり私はヘビメタを推す
11
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