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月読の流るる雲に隠されて 姿見えずも闇を照らしぬ
24
指を揉み 乾きに時間を感じては 五本あったなと理解していく
9
たらちねのやわくぬくぬく母の手は なつ
東雲
(
しののめ
)
に
凍露
(
とうろ
)
のひかり
17
月明かり 釣瓶落としの六時半 野良猫は背を丸めて睨む
8
開け放つ家の窓すべて風を待ち来たと思えば通り過ぎていく
9
ペボ拾い剥がして潰して詰め込んで袋いっぱい大収穫
11
途切れそうな鼓動に耳をすませる涙よりはやく夜が零れる
8
どこででも買える冷凍食品を送料かけて吾子へと送る
41
今日もまた一度も開かなかった本 初めて電車に乗れてよかったね
11
憎しみが命の尊さしのぐこと乗り越える日を夕陽に祈る
9
我が国の舵取り担う宰相に女性で初の高市早苗氏
8
秋桜は思い出あまりに多すぎて あれもこれもは歌にできない
7
スマブラで子から雑言浴びた日の四十六歳秋に生まれて
10
あの雲の上には確かに満月が若くて逝った君の居る場所
10
プリンとは好みの違いの関ヶ原 濃厚トロトロさっぱり固め
15
酒を飲みだらしなく笑う友だちも家に帰れば父として居る
9
秋風
(
あきかぜ
)
が
詩
(
うた
)
を
詠
(
うた
)
えと
誘
(
さそ
)
う
夜
(
よ
)
の
空
(
そら
)
に
懸
(
か
)
かりし
小望月
(
こもちづき
)
かな
17
濡れそぼる交通安全の旗は未来を照らす寂しい光
8
何処にでもあるような英単語集私があなたを買ってあげよう
8
人工の星を見上げる人間が自然な涙を流してもいい
10
坂下る自転車の持つスピードがかつての私を置き去りにして
9
日がな寝て見上げる満月覆う雲 輝き
失
(
う
)
せても時は流れて
17
苦しみも私を作る一部分だからあなたに優しくできる
11
古きメモ用紙の祖母の字の記す 煮物の味を受け継ぎし母
46
野山錦
(
のやまにしき
)
桜の葉さえ
紅
(
あか
)
くする
赤黄褐色
(
あかきかっしょく
)
天下秋なり
11
流れ星ではなく夜明けの太陽に願いをかける新たな1日
9
高市さん! 皇室典範改正を! 愛子天皇実現を!
17
蜘蛛の巣に 朝露やどり輝いて 伝えたかしら? この世界が好き
25
女神
(
めがみ
)
でも
女帝
(
じょてい
)
でもいい この国を 苗から
瑞穂
(
みずほ
)
へ
改
(
あらた
)
め
給
(
たま
)
え /『女性初』なんて野暮な言葉
13
ぶんぶにどう
鸚鵡
(
オウム
)
返しが 鳴き返す 白河の池こそ 汚きものとぞ
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