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可愛げは自宅のトイレに流してきました水道代はそちら持ちで
15
着くのまだ? まだ着かない?と 俺に聞く 息子に言いたい 俺も聞きたい
11
勉強をしないとバカになるからと大学出たがロマンス詐欺に
18
土曜日の朝は 特別感が欲し フルーツサラダに 紅茶オレなど
20
ちま猫ちゃん ぴーぽーなっても きにしニャい おうちのなかは あんぜんだから
18
よあけまえ チビ猫うろうろ おちつかニャい おそとの「
さいれん
(
サイレン
)
」 きになっている
15
アカシヤの花は目立たぬけれど香りと蜜を出し昆虫を呼ぶ
10
なんとなくセーブしてたが晴れ晴れと人間ドックは食欲の堰
23
葡萄の実発酵すれば香ばしく神と人とを幽玄に誘う
11
花々は緑の原野に蝶や蜂 小鳥呼び寄せ
宴
(
うたげ
)
を開く
13
雨上がり 雀とメジロ 集まりて 木々の小枝で 交歓す朝
26
七転びそのつぎ八倒苦虫を主食としている生命体
5
どうしたの 君は無言で 訴える 日が悪いから 今度にしよう
6
水澄みて秋空映す夏プール
降
(
お
)
りくる
雁
(
かり
)
の家族待ちをり
33
じっくりと世界が見たい差す目薬自転車に油差すみたいに
10
面会に 4人の女 鉢合わせ 俺は思わず 幽体離脱
5
塩まかれ 喜んでいる ヤツもいる 塩対応が 好きな幽霊
5
神無月 過ぎゆく秋に
短歌
(
うた
)
を詠む 三十一文字に思ひを込めて
22
秋休み 皆が母国へ 帰ってゆく 隣の猫は 変わらぬ仕草
10
青春はここに詰まっていたんだよ ブラウン管と Windows me
8
金木犀
(
キンモクセイ
)
今も香っているかしら海風はこぶ
香
(
か
)
に
灯
(
ひ
)
のともる
25
正しさに 大小つけた 代償が 小さなとこで 大きく響く
7
正しいと 誰もが言う 正しさは ほんとに正しい 正しさなのか?
4
正しいと 思ったことを 通すなら 正しさだけじゃ 無理だと言うが
4
正しさで ひとを問いつめ 追いつめて 追いやることが 正しさなのか
6
海の街夜空に咲く
花火
(
はな
)
年十七回あなた亡き街色あせし花火
22
友告げしあの街花火無いといふ愛でし
処名
(
ところな
)
相生(の)橋「岡山市」
17
あの店が無くなっているあの町はもうあの頃の面影なくて
10
気取るなよ アンタの心は古めかしい言語で出力されてないだろ?
5
アパートの白い柵には一面の青のアサガオ蜜の小部屋で
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