見えずとも瞳を閉じて酒飲めば心に月は浮かんでいたんだ
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に乞われ学祭行かば得意げにギター弾きおり夫に見せたし
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北陸のふるさと去りて七十年微妙なアクセント未だに残る
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公園の ベンチにふたり 寄り添って 冷たい月を 温かく見る
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ときどきは筆でしたため貼り付ける心の傷を癒してもくれ
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今朝の雲 いわし雲っていうのかな 忙しいけど 空でも見よう
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家庭科の調理実習生卵持参で悲惨な光景多発
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夜半よわの秋風誘ふ窓 黒雲に負けじと 居場所示す満月
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真ん丸だ!きみが指さす西の空 並んで見つめた早朝の風景
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十五夜にと月見団子を仏壇へ、されど無月にて十六夜に食ふ
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振り向けば もう戻れない 青い空 さてここからは フィルムノワール
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地下鉄の色なき風ぞ吹き枯らす終点の赤く滲めり
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子供らの 笑顔を見れば もう少し この人生を 歩いてみたい
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栄光を 望み続けて 現実は 変な爺さん 頑張ってます
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新しい 人との出会い 良きにつけ 悪しきにつけて 面白き事
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新しい 事が起きてる 内はまだ 生きてる感じ 結構してる
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人生が 一日として 今何時 まだ夕方か 深夜12時
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なんだろう 小さなネジが ただ一つ 机の上に 転がっている
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恩返さむ膝を痛めし妻の横 杖の音ふたつ空に溶けゆく
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明らかに 日の出が遅く なりました なにも変わらぬ 人間社会
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咳も出る 今日は最悪 コンディション 行かねばならぬ 研修の日
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真っ白な 誰も知らない キャンバスに 絵具をつける 人生模様
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人生は 甘さ苦さも いぶし銀 使い古した デニムのパンツ
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眠りつく 頭の中の 螺旋階段 天のぼる夜 地下おりる夜
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友語る韓国ドラマのあるあるを見もせぬ友まで笑ふ飲み会
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雲間から そっと顔出す仲秋の 蒼き名月苅田を照らす 
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月見酒 はちみつのお酒でも よいけれど せっかくだから 秘蔵の梅酒(龍王)
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満月やフルムーン 龍のかたちの 雲の上 煌々と照る ひかり降り注ぐ
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今ここに在るものだけはわれのもの有り難きかな共に明日あり
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日常の繰り返しだけ寂しくて僅かな夢を愉しむ夜中
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