君の名は たしかハイビスカスといふ ご近所さんの軒先の真紅あか
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エクストラホイップダークモカチップクリームフラペチーノ 一つ
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あちこちで 言われるもので ちょっとだけ 自信持っちゃう(笑)「きれいな歌声!」>近所の教会⛪️
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こだまから見えるファミリーカーの窓赤ちゃんみたいで何にも知らない
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巡り来る春夏秋冬教えれば 「台風はどこ」 幼子の問う
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コンビニからイートインが撤去され暑い外にて熱いあんまん
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見えるけど無いかもしれない星を見て君と語った秋が目の前
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無音の室内 聞こえぬ音に 耳すませ
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店をで 日差しはいまだ 真夏並み 木陰にらば るる秋風
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池袋に通勤する鳩 荒川のゴルフコースに孵る卵が
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穏やかでいつも優しい先生の暴れる不審者役の怪演
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虫の音をグラスの氷に響かせて漂っている良夜の籐椅子
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シッそんな大声出したらあすけんにお菓子パーティーバレるだろうが
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ヘルメット掛けたるままのくれなゐのバイクの胸に晩夏の光
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神様が与えてくれた脳だからもっと耕せ未開の脳地
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主なき更地の土が眩しくて彼は今ごろ何処にどうして
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子を連れた 俺に気づかぬ ふりをした 地下鉄降りる 君に気づいた
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人知れず咲く花ゆえに授かりしわが身が背負ふ御社の未来【後編】
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映え面接「座右の銘は?」と聞かれたら その場で一首読んでやらんね【前編】
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蛇口から水滴ポトンと落ちる音静まる部屋でテストを受ける
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草刈り前ふさりふさりと張り出したエノコロ草をよけつつ通る
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カロリーで管理してたがダイエット無記載菓子が脂肪を増やし
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ほおばれば嚥下障害母さんは飲み込めぬままリスさんになり
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片隅にささやき揺れるもみじかな家族の秋を彩るよふに
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気にしないでいてと言って去る君の背を眺めつつ胸に込み上げ
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サンダルの化け物が出た泣く息子遊んだ夏を思い出したの
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雷神と風神描く宗達を想像しつつ曇天を見る
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カップ見て陶器か磁器か悩む母伊万里焼だと教えてあげる
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聞こえるか 聞こえないかで 話しかけ 密かに近づく 膝の距離を見る
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「あのさ」から 始まる話に 目を落とす アイスコーヒー 来たばかりだけど
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