ねこたちは よあけ夜明けもみずに すやすやと けさはさむいね ひえこんでるね
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おトイレが 真っ白になる 良い気持ち トイレ掃除は 癖になりそう
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ぺったりとくっつくくせに撫でたとこ舐めて掃除に余念ない猫
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大谷が 悪いだなんて 思わない ただ大谷さんが 小さくなってる  
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別れ際君にあげたあのブラシ二人の仲も解きほぐせたら
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何回も評を見てしまう僕は文章に囚われている 詩でも短歌でも
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人間の つくりしものが 過激化の 一途を辿り 人を損なう
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都心部の ビルから発光 する如く ダブルレインボー エンジェルサイン
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列をすバス停 夜さりのビルの一際ひときわ輝きぬ十三夜
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咎もなき恋のかたきをあやめたる 般若は隠る廿六年
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山影に沈んでいった二日月 MeltyKissがとける速さで
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見送ってくれるならそれだけでいい 忘れない約束もいらない
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午後に聞くオルゴールの曲優しけり尖りし吾を撫でるが如し
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木枯しの一号雲を掃き清め澄みし御空に十三夜月
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霜月の 秋の夜長は人恋し 三十一文字に想ひを託す 
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元カノが ウチの近くの コンビニで バイト始めた 平日の午後
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午前二時時間泥棒居たんだと寝る前に飲む『ナイトリカバ〜』
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掃除機を使わなくなり歩くたび髪を拾って集める提供
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拾われてヘアドネーション合格の抜け毛の長さは日々伸びてゆく
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下の名を呼ばれることが減るにつれ 背広が皮膚に溶け込んでいく
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街じゅうに転がる愛をひとつずつ拾い集めて作る花束
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いつだって指をくわえて見ていたの特別なこと愛されること
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頭から 出てけかつての 愛し人 半年経てど 哀しさ忘れず
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愛してた優しい温度でつむぐ声目覚めた僕に夢と知らせる
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ひとつだけ輝く星を手に入れて抱きしめ眠る夜のしるべに
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三毛猫の頭を撫でて願います、君の一日幸せであれ。
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本にはさむ紙のきれはし 栞になったら大人
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夢であれ現実であれねむらせてくれるのならばどちらでもよい
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ここにいて愛だと言って許さない私のすべて壊したくせに
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水の泡なるしかないかこの恋は君の瞳はあの子を見てる
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