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ニッポンの 男性各位 強要は いたしませんが ご検討のほど
5
イタリアの ジェントルマンは ミモザの日 大切な人に 感謝を伝う
5
ゆで卵 つるりと剥けた その朝は なんだかわたしも気分一新
21
まん中の子の名を忘れ懺悔してうちは子どもが二人と目覚め
16
山麓の清水ながれ義父からの日本酒二升飛山と筑摩
14
風誘うソープランドの換気窓明かす故郷の春まだ遠く
4
きさらぎのゆるき光に微睡めば朧のかなた缶蹴りの音
21
めがねおじの効果としては挟まれてしまったキミは十年後そうなる
4
グーグルの Aiさんと お友達 結構良い奴 プログラミング
3
衣更着の一枚ぬぎて澄みし空桜の枝は葉芽か花芽か
17
せんキャベツ 春きざむ音シャキシャキと 冷水くぐらせ 更にシャキシャキ
16
みどりごの 握りしこぶし ひらくよう 春がつぼみを開かせていく
19
放たれた瑠璃色の矢は野晒しのあきらめた夢目醒ます
光凛
(
ひかり
)
/折句
16
靴紐を結んで空を飛び立てば新世界のドアノブに手を掛け
6
あの色もトレーナーも輸入もの君から僕が学んだ文化
11
稲妻が秋の田金に色づかせ雷鳴乗って妻に会えれば
13
ファッションは気に入る服を着れば良い羽田で探す妻色の服
10
ケースの中 48色の色鉛筆 春の彩り 足りるだろうか
20
運転手乗るのはタント デカいバスごとハンドルを切る
4
萎れたるポインセチアの花殻を摘みて春光注ぐ如月
26
郷愁を振り払うためトンカツを生焼けを食うカラシで食ったる
4
福豆を年の数だけ喰む夕べ膝で微睡む猫大あくび
20
幾春
(
いくはる
)
を 越えれど 未だ芽吹かざる 蕾の秘める恋よ 何色
17
口紅も 着けない君の 佇まい どこかに忘れた 裸のココロ
20
君の言う美味しい酒を想いつつ独りで舐める米の苦水
11
ころころと笑うあなたの手料理の熱々ポトフにまろき芽キャベツ
32
振る袖を羽根とぞ広ぐ青き君 舞ひ立つ時を今と知るらむ
23
遠くへとゆくたび影は増大し、ついにまぶたにすみつく白昼
7
豆を挽く香りが鼻をくすぐって意識のネジが回り出す今
9
甘さ消え 冷めた酸味の 一言目
4
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