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生ゴミの臭いにも強いおかあさん
5
朝一番犬の散歩の帰り道目の閉ざされた仔猫に出会う
9
立冬の日差しを浴びて墓地で飲むい・ろ・は・す美味し日焼け止め塗る
16
サイレンの音響き渡る夕刻の静けき古村時停りたり
12
おんぼろのスマホは指紋拒絶する乾燥肌の晩秋の指
17
露天風呂 クレッシェンドの渡り鳥 高鳴る鼓動 さぁ生ビールだ
7
厳かに ソナタ奏でて 昇りゆく 月の丸さの 不可思議な夜
25
ビーバームーン アルデバランと スバルも
揃
(
そろ
)
いぬ 見逃すまいぞ 夜空の饗宴
20
指差喚呼
(
しさかんこ
)
優しき声のドライバー
快
(
こころよ
)
く身を預けらるるバス
26
天高く 燃ゆる大山 峠にて 撮れ高積もる 秋の木漏れ日
14
目が合ってすぐにそらしてはにかむと自信を持っていいって合図
9
ちゃん付けで呼べばそいつがパスワードセーフモードで起動する母
20
影伸びて 彷徨う右手 行き場なく 「またね」を告げる あきの風吹く
14
猫騒ぐそのうち熊も来そうだな窓から中を狸が見てた/庭荒れて
20
楽しかった?と 鏡の中の我に尋く 楽しかった!と 笑顔が返る
25
鮮やかな紅に染まるや秋の雲 夕影の酒帳の中へ
18
紅眩し帳の前の瞬きは酒飲む息を吸い忘れたり / 秋の夕暮れ、晩酌してます
15
今この目に入った光は、8分前、定刻通り離陸した太陽
6
ひとつづつ ベッドに投げる ぬいぐるみ キミは笑って 僕に投げつけ
4
投げたクマ 顔に当たって しんとなる ごごめんと俺 舌を出すキミ
4
母さんと栗の実煮てます囲炉裏ばた先に熊にあげな街に降りてくるか お題・童歌
3
十六夜
(
いざよい
)
の明るき月を見たくって裸足で探すベランダの端(再考)
25
腹切れば同じ血と肉同士の恋 それでも百合と言えるか ヒトだ
7
退院の翌朝に母転びたり 仰ぎ見る
天
(
そら
)
日は冬隣
24
泣きつかれ引っ張られても変わらない反射しているほつれた糸が
7
ド緊張1年ぶりのヘアサロンしかも初めてどんな姉さん?
12
想像が 膨らみ過ぎて パッーンと 割れないほどに 思い描こう
4
遠過ぎずだが近くもないこの恋に
5
ヶ月焦れてる私を見てよ
15
こちらこそ仲良くしようとは言うけれどあと半年でどうすりゃいいか
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やや傷や汚れがついた人形をアプリで売った夜の三日月
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