幽世かくりよの義兄の一年如何なりや長き祝詞をを下げて受く
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飽きてても また買って喫む アメスピの 苦さで今は 痛んでいたい
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末の子が泣き止むまでを待ちおりてママらと囲むランチの時間
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午前二時 息白くして見上げればカラコン越しに星は滲んで
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追々と荒振る冬の物語英気養うチャイミルクティー
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テレビ見ない 暮らし続けて もう10年 私の常識 浦島太郎
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二歳児の魔境に入るや 強面こわもてじいじいにても歯がたちませぬ
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冬空の星の名前を知ろうにもあのオリオンが忘れられずに
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海底をつたひつながる亜空間しづみてゆくは人類の夢
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走ろうが飛ぼうが遅刻免れぬベッドでぼくは考える人
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銭湯の柑橘系のアメニティ弾ける香り気分爽やか
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吸い込めば心のうちに音が鳴る海風よりもその音寂し
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いい子だね素直な子だけが褒めそやれ なんちゃらユーゲントまたメディアが
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よく喋りいっぱい笑った週末は長男が帰り行き静かに終わる
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検診の 結果を明日 聞きに行く どう足掻こうと 打つ手はないが
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重ねゆく罪が足りないまたひとつあなたの熱に救われるには
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きっとまたあなた以外違う誰かと恋をして  君は朝焼け 僕は夕焼け。
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薬かも酒かもわからぬ養命酒体にいいのかちょっと気になる
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漫才師は舞台袖で笑わない そういうパリピーに僕はなる
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葉の落ちる度に増えゆく木漏れ日と澄みたる空を一人歩かむ
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愛すらもたたき売りだし欲望は尽きず離れず僕らを産んだ
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星々の 遠き昔に はなたれた 清き光りが 今宵こよい届きて/北極星の光は431年前放たれた光🌟
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うずまくは誰かを想う気持ちから纏わりついて離れてくれず
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クリスマス街に流れる愛の歌繰り返される告白を聞く
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声を上げ泣き叫んだのは僕の方振り替えないのは君の心で
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養命酒 味がわりと好きで 昔から チビチビチビチビ舐めておりました>何歳から?とは聞かないでください(笑)ひさかた乃様(笑)
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ホットワイン ハチミツ入れて混ぜ混ぜよ チーズとドライフルーツ これぞ女子飲み(かな?w)
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おふろばで 三首できてて ぶつぶつと くちで念じて 洗うもそこそこ
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ひげそりてちくと一点仕損じて 黒きかさぶたあごに残りて
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令和ロマン思ってたよりおもろくて結果がわりと楽しみである
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