苦しいの? そいつらみんなころすっピ あたまのなかで タコピー煽る
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40℃大地の釜でじっくりと 脳細胞がぐらぐら茹だる
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おじさんの象徴だつた股引きがないとズボンが履けぬ汗かく
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室外機大きめの蛾がとまりけり今年最大納品終ゑる
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広瀬川線路のわきを流れをり朔太郎ゐた時代ときは滔々
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五差路ぬけ新規営業下町の風かほる空電線多し
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お揃いの 薄茶のパジャマ キミと着て 背中合わせで チューチューパピコ
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演歌ありロックもありの多様性昭和六十二年の曲聴く
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低木の滴る緑連なりて伸びゆくここが旅路の終わり
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暑すぎる警報級の今日でさえ君の面影追う筋トレに
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現世うつしよの痛みはすべて泡沫に あたたかい手にそっと触れよう
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追い風を 受けてボートを 漕ぐ吾子ら 応援せし日 今は懐かし
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友人が詠んだ短歌に目もくれず自分の作を褒めて欲しがり
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私いつ報われますか本当に行けるんですか天国に
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ひるまでは つく前ミイラになりそうで やさいかいだし ゆうがた予定\チャリンコ
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抜け殻を拾い集める朝六時 わたしの夫は大きな家守
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かぶたかく 日米ともに けいきよく原発ふやし 業火な地球\原発再起動のうごきと増設計画 データセンタ。 大量生産と温暖化
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猛暑日を行くガリガリの野良猫は「うちにくるか?」に振り向きもせず
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時の中 満ちて欠けては 詠み生まれ 丸く見えても 真円でなく
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あすこそは あめがふります そこかしこ きたかぜふけよ 降水帯 ちぎれ
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たしかさは 要らぬものだと 知っていた あれば使うが 無くも困らず
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とうふなら みんなやっこで たべちゃって しなびたなすび マーボーにいれる\修正しま。
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鬱憤は吐き出しましょうなげましょう圧力鍋が破裂せぬよう
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自分より大きなパンくず運んでるアリが往来する夏の庭
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争いは 絡まりあって ほどけない つる草ならば 美しいのに
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いくつかの数値に不満はあるけれど笑い顔なる女医さんが好き
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どんまいです😸 イライラする日もありますよ にんげんだもの にんげんだもの
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しかたなく母の失踪宣告に踏み切る友と仰ぐポラリス
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今ならさ、好きに生きなと、言えるのに。もうあの夏に、戻れはしない。
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散瞳し 検査後霞む 風景は 白く眩しく 切なく見ゆる
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