冬晴れの墓参に賑わう朝のうち 花供えれば墓石すがしく
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たんたんと置いてくニュースの味気なさ世間が遠し九日間ここのか長し/ラジオの年越し
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聖夜前君との漠然な温度差隣りの犬吠え床に就く
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烏賊メンチは「いがめんち」と発音されたし 津軽名物
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おっラッキー ひとつ空いてる セルフレジ 人混み抜けて 故障中と知る
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目覚ましの スヌーズ機能 スムーズに 使いこなせず また鳴っている
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二十七日クリスマス庭の雪寒さ足に残して年を越す
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冬晴れや 曇りガラスのやさしかり あの春の日の陽だまりに似て
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サイドミラー 朝焼と雲 感動し 年の瀬迫る 出勤の朝
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年の瀬に 古いワイシャツ 整理する 思い出よぎる 深夜の一時ひととき
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白梅の 蕾ほころぶ 師走かな 風はつめたく 肌を撫でてく
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最近の家電はシュっとし過ぎてて電源入れる術が分からず
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世が人が 猫も杓子も バタスタと  限りに挑む 年末戦線
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キラキラと霧氷を咲かす裸木の零下20朝の静けさ
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薄情な処分完了報道に鳥の涙は詩になってない
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ヤマザキの薄皮つぶあんぱんを食む ホットミルクの膜がやさしい
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ネコバッグ そういや当選してたよね メール整理で ふと思い出す
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まいたけと ハムのスープを つくりましょ 寒い朝には ほっと一息
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朝4時に 起きられなくなり にゃんすたは 滞ってる 情報得るだけ
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題∶「Cafeの一時(ひととき)」 硝子越  凍てつく街を  眺めつつ  ぬくもり灯(とも)る  Cafeの一時 
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駐車場なくて訪問介護また到着遅れから重篤化
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長き夜を彩りぬイルミネーション かじかむ両手 カイロ握りぬ
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「母さんがまちがってたよ、だいじょうぶ」言ってやりたい十五の君に
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めくります古いページはもうめくる黒豆ゴマメあたりめ焼いて
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あの窓もこっちの窓もほの明かり眠れない人この指とまれ
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勝手口開けらば東雲色淡く かの日見たよな帯色のごと
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歌会で 老老男女短歌うた談議 背筋がピンと齢九十二  /お元気なおばあちゃんも一緒です😊
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年の瀬の「良いお年を」の声ひらり角を曲がればさちありそうで
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烏賊イカメンチ?半額ならと冷めたまま・・ありゃりゃ旨いぜいいもの味っけ
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待ち合わせ いつもの本屋で 待ち合わせ この一年で 五冊読了
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