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昼前に 家路を急ぐ 春隣り 汗吹き出せり 仰ぎ見る空
7
「国会」は 「告解」の場であり 裏金の 事実隠さず 悔い改めよ / 駄ジャレ句ですが本心です
8
悪銭が 無垢な命を 削いでいく 留まることなし 騒がし世界
6
AIは AIと表記され 辞書替わり 雇用者の欲動で 変わりけり
5
こっからここまで沢山歩いたね、まだ目がキラキラしてる。あなたって綺麗ね
5
あの子は良いなぁ、強がりってなんの意味もない。何のためにこんなに意地はってるの
6
ばらの花 ずっと欲した 美しさ 手にした瞬間 醜くうつる
6
指折りで 片手が余る 卒業前 結んだ手のひら 重ねる想い
8
渡す当てなく買った菓子食べ終わり空箱見てはただ情けなく
10
二文字が 喉につかえて 息がつまる まるで私は 白雪姫
7
ときめきの 過剰摂取で 副作用 動悸心痛 胃痛腹痛
5
迚
(
とく
)
も掻く手も 届かぬ君へ 口をつく 「楓」の歌詞は 「変わらないもの」
6
チロルチョコくれた苦手な友達に ちょっと下向き「ありがとう」って
10
ふるふると揺らされ具合いを伺ってカラメル伝う小皿にスプーン
36
むすめむすめプリンを独り占めなんて焼き立てなのにすぐ食べている
30
椋鳥は昔畑で褒められて畑なき今電線に群れ
14
ユーミンの歌詞が優しく飛んでゆく冬と春との間の空に
64
春風を 肌に感じて 帰路に着く 夕暮れの街 猫が戯れ
31
スニーカー紐を結べば胸奥で冷たい風をガソリンにしろ
9
日中の日差がかなり強くなりあの大雪も
嵩
(
かさ
)
ちぢまれり
11
囲炉裏ばた空(くう)より落ちるくもひとつ牛見失なばくも見の酒に
13
砂山の砂に寄る辺の霞み草沖行く船にテセウスの旗
15
ふざけあう
溽暑
(
じょくしょ
)
に響く笑い声ホースの先の虹にも気づかず
6
青空にミモザ彼より便り久しのときめき二年後の迷い
6
もう朝を待つこともない 右耳へ世界がかわる音がながれる
4
各々がどこかに帰る為に詰め込まれ終電 沈鬱な夜
6
恋愛が生の始まりそんなことつまらないのが我が身の結果
19
青空に枝を広げる大木のそれぞれ抱く宿り木まろき
32
いちご食べ口から垂らしよだれだと果汁のままに自ら破滅
12
いい夢の侵入者が惡い夢出る怪物に惡口を吐く
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