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切なさは誰のもとへも行かないで 私のためにだけ咲く花であれ
8
折り鶴を折れぬまま戦後八十年に立つ我は空っぽの手をただ抱えおり
10
群衆を避けつつ進む通勤路君ほど背筋の伸びた人はいない
12
寂しさをあの日に恋と呼んでいた シーツに包まる微睡みに似て
10
寂しさよ、通ひ路とざせ業の船 孤独の地獄行きつ戻りつつ
4
四時起床寝不足になりぼやけてる早寝早起きは三文の損
9
毎日の酷暑に気象予報士が頭を下げるあなたのせいでは
27
猫が顔 がっつり洗う あした雨? 朝からチャリで お出かけなのに
15
レクイエム 転調ジャンキー 長調へ 丑三つ時にはワルツが流れて
3
天国より越え来し小鳥軽やかに虹の彩り縷々と響かす
20
室内で 滴る汗を 拭いつつ 探し物する すぐに撤収
16
短歌結社二の足を踏むその訳は連想させるショッカーの組織
8
学生の 思春期の
詩
(
うた
)
微笑まし 若き翼に 託すutakata
30
あたくしの左手をケンタッキーのように持ちつつ愛でてくる奴
8
玄関の
日々草
(
にちにちそう
)
の白さやか呼び込む風の秋のひとさじ
28
誰かのね小さな小さなひと言が 世界を変えることだってある
13
見はるかす山々の
上
(
ぇ
)
に雲の峰
未
(
いま
)
だ堂々季節堰き止め
22
悪意ってある意味ウイルスなんじゃない? 絶滅ワクチン開発しようよ
9
うごめきを照らす光はただそこに在って光を照射するだけ
12
一日中晴れと暑さのことばかり 天気予報は見ないことにする
24
夏空も そこはかとなく 秋空に うつろい行くは 秋匂うかな
14
夕立で 蝉の求愛 途絶え散り 静寂を呼ぶ
8
人の世に棲みつく悪魔を許すまじ 強きを挫くヒーローであれ
12
盆過ぎて去り行く人を送り出す 終わりを惜しむ祭りの後か
13
池住みの スッポンいただき 調理する 家族閉口 ひとり丸鍋
10
いよいよと遠くに行ってしまうのか美しすぎる宣材写真
9
ワンプッシュ ヒアルロン酸 威勢よく 感情線から 滴り落ちる
9
田園がまだ見えないぞ溝の口、次は鷺沼、たまプラーザ
7
会いたくてでも終わってほしくない夏休み中でも会えたりしない?
9
切り過ぎた前髪を見て君曰く 「夏が終わったね」ミセス流れる
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