タクシーの窓の遠景に大火事を見つけにけれどそれも過ぎ征く
7
欠けよ欠けよおまへは立派なものでないから欠けて了つて墜落でもせよ
6
龍の足 何本だっけ?あったっけ?蛇はないよね?だったらあるよ!
7
なんだったっけあの建物と指差して 記憶の蓋はぬるりと滑る
11
まだきっと覚えてるはず身体には 駆け出して行く自由あること
12
インフルが流行っているなか帰省かと僅かばかりの躊躇いもある
13
苦手な子だけど分かってしまったの あの子もきっと、あなたを見てた
8
優しくて誰より美人 あの人の前だとすこし、背筋が伸びる
7
のど飴は 激痛の時は効かぬかも 水よりポカリが痛くないかも?(コロナ経験者より)
12
泣かないで ポンコツなんて事ないです 貴女の頑張り 皆が知ってる>きのぽ様へ。お大事に
17
孫が来る今年最後の手仕事の針を納めて臨戦態勢
24
出戻りとシングルマザーと行き遅れ 多様性の縮図プチ忘年会
16
世の中は九連休となるらしい吾は千日以上も連休
11
最後まで呼吸をしよう両腕をのばした先に星が触れても
10
味匂い 暫くしたら 戻ります 大丈夫です 養生をして \ きのぽ様
20
ため息を白く染めては北風に 乗せて天へと導く冬空
13
介護やりコロナにかかり年末に母戻るまで体力戻す/涙のポンコツ姉妹
25
ありがとう。どこで伝染るか分からない妖精さんには出会わぬように/タカコ様
16
匂いするってまさかのこれも後遺症?!言葉にすると少しは楽に…
16
優しさが戦うことはツワモノも臆するだけの意志が込められ
7
味しない…これが後遺症なのか?!時が過ぎれば治ると言うが
15
夕暮れにイルミネーション点灯し師走の街に銀河広がる
25
五十年の歴史を終う義姉あねの家何を基準に切り捨てたものか
23
夫婦とも仕事納めて安堵する 年の瀬の夜は穏やかに更け
37
生傷は冷やし古傷温める 胸の痛みに効くすべはなし
12
仏壇に 母はその手を 合はせては あまたの苦難 越えて幾年
35
戸を開ける わずかな雪の 囁きに 積もることない 私の街で
14
年の瀬に独り呟くありがとう心ある人言の葉優し
42
冬の朝恋しい春を待つ私 あなたがいる春じゃないとだめなの
11
記憶をさ、全て壊せばひょっとして 鬱やトラウマ消えるだろうか。
11