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早朝の散歩公園ひと休み ひと日の平安祈りまた立つ
24
早朝に畑に出かけるその気力夫の元気に我凹むなり
25
風情ある名に似合わない蝉時雨ただ
喧騒
(
うるさ
)
くて暑苦しいだけ
11
易怒性
(
いどせい
)
の高齢女性に手をやけるナースをなだむ
吾
(
わ
)
は老医なれば
9
バンダナの駆ける翁は夢高くお花畑の峰に立つらむ
20
寝落ちして 風呂爲起きつ 明け方の 鳥の囁き いと涼しし
5
長雨に 草の蔓延る菜園で 早く明けよと梅雨空睨む
15
紙一重首吊りロープと命綱切る意志保ち手足は竦む
5
重ねつつ 匂い溢れる 月夜には 空気の揺れが 行ったり来たり
20
月浮かぶ水で薄めた黒絵具届くのかとさえ思うほどには
4
そよそよと眠る我が子のようなきみ 産んだ覚えのない夫だけれど
4
ランニング 運動不足 解消が 目的だけど 続けれるのか
4
バッテリー充電で済む軽トラに運動不足我へ染みたり
13
願いごと まだ手のひらは 憶えてる 君の願いは ちゃんと叶うよ
7
ジャスミンに蕾が生まれ真白きの薫る花待ち夏風を吸ふ
20
人間の汚さズンとのしかかる苦情張り紙戦線が来る
23
手紙には箇条書きする色気なさ
三十一文字
(
みそひともじ
)
でつぼみはひらく
20
最近で小説読んだ感想は文字を追うためだけのリハビリ
19
人は何故 産まれて来る?へ幸せに なるためと言う だけで生きれる
12
黒歴史 酸いも甘いも 天然の
黒金剛石
(
ブラックダイヤ
)
に
宿る知性よ
5
小説が読めなくなって二十年私の記憶は三行満たず
23
口😙笛で 「夜の女王」 アリア為す 高音微妙 楽しき調べ
14
千代紙は 魍魎跋扈 九十九折り 激しき流れ 巌砕けり
7
百円で駄菓子が十個買えた日に我が子を帰してみたくはないか
24
君の詠む歌が自由の歌ならば 俺も自由をぶつけていくぜ
3
短歌でも君の自由を見せてくれ 花も季節も心も捨てて
3
白檀の
(
Sandalwood
)
故郷なりし
マイソール
(
「Mysore」
)
乱開発で モノは入らず
8
幸せになれなんて言わないで それは想いじゃなくて呪いになるから
3
夜が好き 恋もひかりも神様も 闇に食べられちゃったみたいで
5
口笛が上手じゃないから
私
(
わたくし
)
の影はとぐろを巻くことはない
6
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