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受験期にしぶしぶ覚へし古文語が 今役立ちて雨月物語読む
24
カーテンを開けると ぱあっと日がさして 明るい未来を 指し示すやう
22
ちま猫ちゃん けさも
にうにう
(
牛乳
)
のみました ごっきゅごっきゅと いいおとたてて
19
護るチカラ この手に宿れ 月光よ 月よ星よ風よ 無限の力を
20
寒い朝深めにニット帽被り首を竦めて猫背で歩く
20
寒空
(
さむぞら
)
に 風に叩かれ 舞ふ
紅葉
(
もみじ
)
我も叩かれ あかぎれ痛し
32
講堂の時計の灯りが月のごと 大隈通りは人影もなく
22
乱れ髪 待っていたら 固まった笑
2
喧
(
かまびす
)
し駅のホームのベンチにて むしろ静かな心地で眠る
19
木枯らしにイルミネーション寒々と分倍河原のまちは眠りぬ
16
残余てふ時を数える年の暮れ 「忘年会」を誘う罪びと
14
五円玉 穴から覗いた幸せは 蝋石・チウインガム・紙芝居
18
公園の
楢
(
なら
)
の落ち葉の乾く音もオレンジ色に染まる夕暮れ
29
友の妻
ギラン・バレー
(
免疫暴走
)
で夭折す げに恐ろしやワクチンの痕
17
七十九歳
(
しちじふく
)
のMRIを「完全に正常だ」と言ふホワイトハウス
9
降車せしホームにて腑と見返りぬ
東
(
ひむがし
)
の十三夜の視線
22
朝焼けの グラデーションに 言葉なく 絵画のごとく 空に描かれ
26
失言のかたちを借りて本音漏る「そんなことより」「どうかんがえても」
15
良く見らば水かさ少なき川の辺のヨシの隙間で何見る鴨よ
33
冬に入る 狭庭のモミジ葉を落とし 敷き詰められし絨毯の赤
22
他人の目 気にせず自分を 貫いて 三十余年 白ブリーフ派
8
宇宙とか 詠んでおいたら 壮大な 歌作れると 矮小思考
4
うろうろと キミの瞳に うつろうと したけど今日の キミの目はうつろ
5
明日から 子供の頃をやりなおして あなたみたいに息を吸えたら
11
一等星 煮詰めて冷やし音楽をきかせてみたら君になるだろう
8
果たしてねこの時期にやる祭りがよ熱量を放ち雪をも溶かすか?
7
お疲れ様雪が降ってますお疲れ様その後に続くこちらはを待つ
8
寒き夜 湯気は昇りて ぬるき湯を 追い焚き使い 冬は長き湯
18
(
どなしたん 大丈夫やでここにおる 水の吾は 何度も君に掬われた
)
1
(
ふたご座の 流れ星だって見たかった 目の前にいる君は遠い星みたい
)
1
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