鈴のよな声出し鳴くやすゞ虫は秋の夜長を我に教えし
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私が今日 風邪で辛くて 休もうが 模試のある日は やって来るのだ
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ハロウィンの無駄に明るき喧騒はバレンタインに敗れしむれか/いや、老人のひがみです
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晩秋に毛糸の帽子載せているそんな画を観る自分を見てる
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会うたびに死ぬこと以外かすり傷って言うあいつフラれて泣いた
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好きじゃないお菓子でお腹いっぱいで好きなとんかつお持ち帰りに
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無愛想他ひと人に冷たいすぐばれる嘘をつくでも犬に優しい
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仕事場を抜けてスタバへ「辛抱」の在庫切れにて補充に向かう
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5年前のちょうど今日は自分よりバカなやつからバカにされた日
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園児らのハロウィン仮装や秋の道 天使の如き悪魔の衣装
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街濡らす秋雨のよう身内など実は心底冷たいものだ
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赤い蔦 緑の杉の幹を這い 遠く伽藍がらんに後光が射して
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友達がいない女となんか変な男がお互いに警戒
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アーティストと非吉本の芸人と歌舞伎役者の意見が一致
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新橋で番組に使われやすいコメントをするサラリーマンめ
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君のかと 思い車のうしろ見る 無くて悲しい パンダのマーク🐼
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お風呂場で自分のを叩いたら思ってたよりいい音がした
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海や雨 好きと喜ぶ正体は 人魚なのかな やはり彼女は
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金沢へ 嫁いだ友は 道産子で 小箱につめて 「これが木犀」
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諦めか 乗り越えたのか わからない エールを贈る 君のその背に
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君座る 私の横のクッションに 去った後知る 温かさかな
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何度でも 君に会えたらいいのになぁ 満足できない 思い出だけじゃ
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濃いお茶を水で薄める僕と雨だから電車でやってきた君
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諦観し全てを託す瞬間は心静かなバンジージャンプ
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共感を して欲しいんだ男性諸君 横目が追うわ 老いも若いも
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僕の背に ツバサがあれば 虹の橋の たもとにいつでも 飛んで行くのに
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無事に行って 無事に帰ると 誓い新た 今夜は夜遊び ほんの少々
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手打ちうどん 初の御披露目 父母も見に来ていた 在りし日の文化祭
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枯葉聞け俺と同じですぐに散る公園のベンチでため息ついて
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縄跳びの二重跳び越え三重跳び縄目は消えて神速で宙に舞う
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