夕暮れのこの寂しさよいつまでか 今も身に添うあなた恋ひしき
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心はね 壊れる音が しないから  休ませ過ぎる くらいがよろ
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吾思われおもう 涼風一陣すずかぜいちじん 心地良し  細君さいくんう 少し寒いと
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元カレの残像拳ざんぞうけんはしぶとくて気配をかわす修行の日々よ
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果たせずに季節はめぐる『模様替え秋になったら直ぐにやるから』
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チロの墓を撫でる母さん 天国に私が行ったらすぐ駆けて来い
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I was born はなから受動なこの生を自分の足で歩けるだろうか
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漱石を教授に昔勧められ四行読むとまぶたが降りる
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30で終わらすはずの私小説なのに貴方を書き出していた
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腕に流れている錆び付いた血のカケラ 胸にはあの日からの夢
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ゴロゴロし糖質摂って酒も飲む理想と違う前日の自分
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汀には餌を食みつつ鴫四羽鳴き声近く三千里渡る
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「月が綺麗」とか遠回しに言わないで さっさと「愛してる」って言え!バカ!
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給料は雀の涙 家賃また値段あがりて 天井を見る
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ふわふわのタンクトップを着れるのはたぶん今だけすぐ寒くなる
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「手つないで」君に言われて久しぶりじいじとばあばあの日に戻る
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あなたとは未来の話しないって決めていること知らないでしょう?
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無理をして令和の歌に挑戦す カラオケ楽し シニア割引
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ねこ母は 現実逃避にも程がある 納豆とネギ 買って来ちゃって(笑)
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キリギリス窓の隙間を眺めつつ落ちていくのは奈落の底か
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この野郎、今に見てろと思えども 死ねとは思えぬ 意気地なしかな
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鰯雲近くなったか屋根の猫秋刀魚焼いたらすぐ降りてくる
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「これじゃなきゃだめです、なぜならやさしくて…」夜中に書いた商品レビュー
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照り返す気温を下げてゆく風は 夏の疲労も共に持ち去り
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いつの間に 金色こんじき刈られ 鰯雲 畦道映える 彼岸花
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人々の ために命を 捨てるなら 永遠の命を 得るというわけ
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毎日が 試しの機会 善と悪 自分の好きな 方を選べば
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ふと見れば 頭の上は 鱗雲 秋来たりなば 夏恋しくて
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彼岸花 ジャストタイムに 咲くもんだ あっという間に 全開真っ赤
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秋になり 日没早く 蚊に刺され 畑飛び出し 家路を急ぐ
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