花へ撒く シャワーの虹を 不思議そに 眺める猫も 美しきかな
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夜の空へ 末に広がり 道灯す 月となりたる 小手毬の花
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父遺す 冷蔵庫をば 清め抱く 父有難う ちゃんと食べろよ
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簡単に捨てそうになる身を抱え魂だけですり減って逝く
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通常の僕じゃ居られぬ恋なんて捨てて身軽な一人で踊る夜
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図書室であなたがくれた水色のガムを見つけた二十五の春
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見上げれば はるか頭上の いのち綱 その先の空 とんびの一羽 「吉作落とし」
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絵を残す 記憶媒体 数あれど 心に残るよう 気を配りたい
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二人掛け ソファで ネトフリ上映会 隣で忍び泣くから 寝たふり
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積読の 視線無視して ネトフリを 明日の私に 君を託した
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捨てるのも捨てるのやめるのもはやい私は部屋をどうしたいのか/断捨離
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放課後の 窓に映った 二人きり 世界が少し 狭すぎてた日
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おなかいたい あたまがいたい なぜならば 体育だけは やりたくないのだ
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きみだから 優しく咎めてほしいのだ 呆れて笑ってほしいのだ
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球根の並び確かめ植え終えるグラジオラスよとりどりに咲け
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真面目ではないけど優しい人間は損したことだけ数えて生きる
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パスワード拒否にボケたかと思ひしがキャプスロックのランプ灯れり
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十年後 ふたりがまだ手を取れるなら 会いにくるなんて 忘れた約束
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離れても再び出会う いつの日か今日の角度を思い出すだけ
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じりじりと 肌が焼けてく もう少し あともう少し 隣に居させて
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右を向く 三角を押す きみだけに言えない気持ちを 誰かが歌う
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AIや 防犯カメラや ドローンも 便利なものだ 悪にとっても
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きみの背を 見つめるぼくは エイリアン あの歌のように 二人になれたら
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横ならび きみの重みで沈んでも 重ならない手が ぼくたちの全て
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ピーナッツバターを買った 実家では出来ないことが出来てる夜更け
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三十一みそひとは方舟なるや 宙翔けて 煇りては消え 何処にか生く
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石垣を縫うように蔓這わす 蔓日々草主人あるじ無き
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同窓会この爺達にあれこれと想い悩んだあの頃可笑し
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どこからが 君でどこまでが 僕なのか この浴槽では 定義されない。
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海岸で犬に拾われくわえられ振り回されて第二の人生
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