ねむの花 ねむの葉の上 ふんわりと ねむの葉の下 光ふんわり
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幼子が目に焼き付けし色花火 遠き音来て瞼に咲かせ
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マスカラが 落ちてパンダの ランランに まつげで瞬き まだ人間です
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寿司食うか 焼肉にするか 迷ったら 虻蜂取らずで 卵かけご飯に
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冷たいと 言われた夜に 真夏でも 電気毛布で ぬくもりアピール
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心には 高くそびえる 塀がある 立ち入り拒む 孤独の城が
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部屋という 四角の中で 丸くなる いきがって生きるの そろそろ止めよか
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欄干に虹の雫の連なりてわきに芙蓉の咲く雨あがり
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ゆるやかに マイペースな背 見送りて 麻のシャツだけ 風が知ってる
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緑おおく 閑静なるは よきところ ちょっと駅から離れちゃいるが(病院ハシゴ帰り)
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鳴かぬ蝉探すみたいな恋路哉エンドロールの雷雲鳴くな
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明日など望んでないのに靴紐を結び直す転ばぬように
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何もかも忘れて 脇役から主人公になれる日 指折っても あと三百六十五日
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平和なる葉月の朝陽を浴びをり 欠伸あくびする愛猫の窓際
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人生の鼓動の数は決まっててわたしをジワジワ殺すあなた
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朝取りの 自家製トマト かぶりつく 自然の恵み ありがたきかな
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砂浜に注ぐ数多の流れ星洗濯ビーズ買うとメモする
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五七五七七短い愛歌う渡せなかった言葉の死骸
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誰かのカメラロールの背景にあなたとふたりで紛れたかった
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越してきたこのあたりには無いらしい 諦めきれずに探すあんず飴
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出力は70% 風は良し雨が降るかも野分け近付く/皆様御自愛を
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遠くから聞こえる太鼓 疎ましい工事音まで祭囃子に
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映画見て ごはん行って コーラスに スペシャルな日に なるはずだったのに/夏風邪のばか野郎
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まばたきの音が聞こえる距離でまだ あなたの名前うまく呼べなくて
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父親がラムネの玉でした手品そういう記憶だけでいいから
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どこやらに蝉の声して夏来たる疾く疾く去れとこいねがわれつつ
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「居座り」が「居直る」までのバリエーション 「兵庫・伊東市・自民」がトレンド
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猛き日の巨人くもは俄に日傘して皆の歩忘るるひとときのチル
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さあ決めた 母にバランスボール買う エーと言うても送りつけるぞ(笑)>母、今日、リハビリジムデビューです👍
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パタカラと嚥下障害かあさんに接客五大用語を言わせ/口動かさねば
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