海渡り帰りきたるや小鴨らが線引く水面に秋風の色
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黙々と 炭火の前で串を焼く 女将の首にピンクのタオル 
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化繊織り生地の痒みに堪へかねて ついぞ脱ぎにける深夜の徒労
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真冬よりいまが肝心、身体には 寒さに馴れるための防寒 /フリース出して暖房点けた
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懐が寒けりゃ虫も寄り付かぬ? そいつぁ納得!ぐぅの音も出ぬ
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温暖な地域にいると伝え聞く 黒い悪魔ゴキブリ見たことが無い
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五日ほど共に暮らしたカメムシが 壁に当たって死亡しました
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人生はゲームと違ってリセットもセーブも出来ずに詰んでばかり
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制服の四人泣いてる道の端 あそこがきっと世界の真ん中
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先輩の 彼女になった 同級生 俺にあいさつ しなくなったわ
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甘いのと辛いのとどちらが好き?卵焼きって奥深いよね
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おかあちゃん おきると ねこはついてくる おみず・もらって もどって・またねる
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遂に入れた「快適おまかせ」から「暖房」 今夜一日だけかもしれず
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プレゼント キミに渡すの 忘れてた 何の日だっけ? 何の日だっけ?
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反町の ロマン座で見た 二本立て 二本目エロくて 三本立て
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一時過ぎ 栄養剤など服用し 五秒で眠る 受験期の日々
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ひるひなか日に日にひよは鳴くほどにとりとめなきをまた懐かしむ
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休みの日 やろう思った ことすべて できたためしが 一度もないな
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夏冬の ソーシャルディスタンス どこへやら 二月ふたつきは空けよ 秋が云ふ
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春までは親子一緒に生きてゆくランナー伸ばした苺の越冬
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愛してるよりも上の表現をくれよいくらでも払うから
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空気しか無い部屋の中2人きり溺れるようなキスの苦しさ
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夕空に伸びた木の影 がしゃどくろ ゆらりゆらりと手招いている
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外が暗い もう暗いよと騒ぐ子ら 日がない冬も楽しげな子ら
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寒いのは 何も済ませず眠る夜 床は冷たい 脈だけがはやい
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山のにいさよふ雲もないままに 私の終わりを見届ける君
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雨音は 傘のおしゃべりぷつぷつと 持ち主に向かって 温かい歌を
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死ぬ時は くもりの日だけ避けておく 青空に征く 魂のために
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出来損ない それでも自分を追い詰める 努力は美徳と 神話を信じ
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萌えアニメ 裸足で駆け出す 少女たち おもちゃの銃で 撃ち合う8月
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