あいにくの雨で 月見は無理と見ゆ せめても月餅 白桃烏龍で
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申し訳ないから消えてしまいたい?貴方が優しすぎるだけだろ
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虫はあまり好きじゃないけれど、自然も空も好きよ そう云う君は たぶん世界で一番格好良かった 
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子をおもひ来週手術の親おもひ西ゆく鳥は親なのか子か
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これまでと同じ量を食べるだけで贅肉にくとなりぬる哀しきアラ還
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雨降りは涙隠すのに丁度良い 過去に向かって傘を差す街
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髪洗えて 寝落ちて ちま猫 ゴハンケロ 今日の勝率 一勝一敗
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インスタのお勧め垢の先頭に逢うは叶わぬあの人の名が
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たおやかに 揺れるコスモス ひかり満つ 微笑みしきみ 短歌うた詠みしわれ
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長からず短くもない この「ココロ」 だから私は短歌を始めた 
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掻き鳴らす弦は全部が狂ってるけれど外さぬ魂の調律
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とぐろ巻く植栽の蛇と目が合ひて1歩も動けず蛙となりぬ
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まわりにはうちを含めて六本のたわわ実をつけ柿の木が立つ/熊
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屋根の雪去年落ちなくなったかな?ペンキ塗るかな?今日のサンダー
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オーブンの熱逃がすため開けた窓直ぐ耳を斬るサンダーの音
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「ママがいい」お留守番する君の頬涙流れてばあばも悲し
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かぐや姫 宝珠の樹ならここにある 十五夜の寺 柘榴ざくろかぶ
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遅参した私に空いた一席が君の隣りに用意されてた
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こたつ出し きみと丸まる 冬が来る 柚子茶を淹れて 今日は休養
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少しづつ アルツ近づく 妻見つめ つまづく箸の つましき夕餉
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我ミスを 犯して今は げんなりと 木枯らし吹きて 日々悔いて居り
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夜八時 シーリング切れ 慌て買い ヤマダで買いて いと感謝せり
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喧嘩の余韻に浸りたくないのでタクシーで帰る
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遠すぎる海はなくともさざ波が胸に押し寄せざわめかせるの
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結局は 生きてるだけで ありがとう 感謝の気持ち 忘れぬうちに
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一本の 光を目指し 彷徨えど 元来た道に 戻りはしない
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更年期トンネル抜けはお預けと風が冷たく宣告下す
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人生は 騙され続け 漂いて 気のみ気のまま 流れゆくまま
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止めてくれ 炭酸ガスが 悪いとか 温暖化だと 寒いじゃないか
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温暖化 信じた僕が 馬鹿だった これじゃ普通の 秋の深まり
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