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あなたが間違うわけはないんだけど 僕が正しいわけもないんだ
6
新たなる業務内容 記したるメモを眺めつ 食む社食かな
30
豆腐屋の ラッパの音が いつもより 淋しげに鳴く 金曜の夕
13
ひもじいし外は寒いしでもここはなんとはなしにやばい気が⋯ぎゃッ/鼠
21
ドラえもん短歌で佳作うれしいな出木杉くんとスネ夫に感謝
27
冬の日はただ単に海が蒼すぎて心まで染みわたる夕映え
34
白いシャツ深めに開けたその首筋君の唇触れるる予感
24
時間なら沢山あったがしょうがない明日本番七割程度
10
海より深いはずだった母の愛 葉っぱサイズの手にある宇宙
10
電飾が正月飾りに変わったら迎えに行くね いざ年の果て
15
明日から 四人家族で明後日は 五人家族だ 一週間は
20
年末の 夕方の家事 一人聴く 大貫妙子 身体に染み込む
18
よくやった!嬉しいことはわかるけど狩った鼠を俺に放るな/猫
29
えッ、トリは北島三郎じゃないの何十年かぶりの紅白/曲順発表
23
子の帰省 楽しみな親 どれくらい? 気が重い親 ここにいますぜ
15
今晩は息子が西より帰り来る 一升瓶を
背中
(
せな
)
に担いで
24
さてさてと、これからしばらく酒びたり 年の終わりも年の始めも
24
関東は乾いた北風ピュウと鳴り 仕事納めの頭を冷まし
22
パソコンとマウスの手垢も拭き浄め 仕事納めの析の
音
(
ね
)
ひと打ち
21
ちゃっかりと休暇を取って九連休 あとは野となれ山となれかな
21
石けんも飴も鯛めしも 気がつけば シュリンクフレーションの波音
13
サンタさん 今年も来たねと ミニブーツ 眺めてにっこり 明日にはしまおう
20
ねこたちと 牛乳を飲む 疲れてる ならばも少し 一緒に眠ろう
20
花散って諦めようと思っても 諦められぬ恋の亡霊
8
光たちが地球の裏で静かに灯る 屋根の下に笑顔を見る
5
大掃除 一日ひとつとペース決め 余力残して目指す完走
31
ウエットなペンキ塗りたて白世界雨雪になり描き出す景色
22
緩んでる蛇口のようにポタポタと 秘めてたはずの想いが漏れる
27
弾丸のごとく過ぎゆく一年に溜め息つきつつ屋台で一杯
15
だしぬけに督促状 肝冷やす夜の電話が無言で切れる
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