パンドラの箱から悪霊飛び去りて 最後に残ったものは「希望」と
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あの情熱も君の思いも北風に流される夏の残り火
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きみ逝くな いまわの際で あはせ肌 くちびる噛みて ただひとり燃ゆ
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幼さは一年長く待ち遠しい老いては一年取り付く間もない
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二日間娘は音も沙汰もない好きなおかずをラインしたのに
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ラインには既読付かずに事件では?彼と旅行だったの忘れた
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プロ野球 シーズン終わり 引退に トレード然り いつも尊い  
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絶え間なく 嬉し涙が 流れ落つ いのち強けき しずく慶ぶ
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ひかりさす 天に届けと 口づけを  嬉し涙で 芽され慶ぶ
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人に見せられない足のあとも 自分だけは抱きしめて歩けられれば良い
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風呂沈み 明日すること 考えど  あのうたのここ こうが良いかな
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黄金の穂を垂れお辞儀するススキ 田畑を山へ連れ還る使者
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道の字の書き順誤りかまわずに筆圧強く辿り着く道 
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唇が梅花のようだ いたずらに 君のウインク、心がこぼれた
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懐かしき秋の記憶よ枯れ木道 落ち葉見つけてわざと踏みつく
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頑張れと言う勇気 頑張らなくていいと言う勇気
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ぬばたまの月夜のしづく背を待つと 我立ち濡れぬ月夜のしづく/なんちゃって本歌取り
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涙ぽとり 虹がかかると 意味がない 泥々溢れて 強くなる
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フォローしているけど特に興味なくただ流れゆくタイムラインを
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どこからかマラカスを取って渡されるそうだ君はそういう人だったな
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あっちからこっちは見えていないから水槽越しに過去を慰む
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秋うららオフィシャルで掛けた通話中「愛してるよ」はズルすぎるよね
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小夜時雨ジレ着た君の背の香り階段のぼる鼻を擽る
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キリンには入場者より月影のアンドロメダが一番近い
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銀杏の葉君の想いが乗せられて便箋となり吾の元へ着く
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天高し脂質我慢し君がため履けたジーパン大事に畳む
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久々に会えば思っていたよりも少し痩せてる父のかんばせ
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季語ありの俳句に七々足してみて短歌にするというタクラミ
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「水曜は?ちょっと抜けれる」キミが言う 逢いたい気持ちおなじ嬉しさ/❤️
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「大会で行けないごめん」「仕方ない残念だけど」残念だけど❤️/返事の返事
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