放っても届かぬ光は反射してその眩しさに顔をそむけた
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手柄をば纏め包みて宙に帰すその貴方にぞ無限ひらかる
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水張田みはりだに早苗揃いて景色調う 稔りの季節ときへいざ出立/修正ごめんなさい🙏
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天をつき屹立してたクレーンが右に傾くちょと胃が重い
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学生のペダル踏み込む顔赤く白いワイシャツ夏色染めし
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初めてのパートナーとなる人の来し方測る フェアウェイとラフ
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イライラす 僕を 豪放磊落な 君が一笑し 咲くライラック友情
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ここ一月ひとつきで十年分くらい病院に 五十肩とめまいの治療
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瓶の蓋 中々開かぬ夏の朝 傍に居ぬきみフッと思い出し
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妻の持つ買い物袋へ手を伸ばす さりげなきよう 剥ぎ取るよう
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老漁師クルスを胸に舟を出す東シナ海浪安かれと
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利に憑かれ人を困らす人を見つ解き放たれん時をぞ願ふ
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未知な人 いとしさつのり 追いかけて たどりついたよ この星にいま
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冷静さ足らず 言ひ過ぎし後悔 いねられぬ夜半よわ 明日あすは謝らう
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炎鵬の連勝うれしされど都度 怪我をしないかハラハラ見をり
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十代で吉井勇を耽読し人生の道誤りました
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刑事たち手も足も出ぬ難事件見つかったのは胴と首だけ
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勇猛なブルドッグのごと藤ノ川 倍の相手に物怖じもせず
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聞こえくる 君の鼻歌 ごきげんの バロメーター われに響きて
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無花果の固くて青い実が付きて 熟るる頃には雨の季節に
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ポツポツと 朝から呟く 雨の声  まあま生きてりゃ 色々あるわな
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ねえ春風 教えてあの人の天気 シャツを擽り 遊んでいるだけ
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紫陽花の蕾を青く染めむる淡く陰りてひと雨を呼ぶ
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風薫る 皐月の空に雨を待つ 代掻き終へて雨蛙鳴く  
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春歌ふあなたがくれたカレンダー黒ねこ眠る四月めくらず
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たんぽぽの綿毛のぼんぼり崩れつつ夢こぼるれば明日へとつなぐ
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眼の色を気温だとかで決めているそんな世界に生ききっている
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文庫本の 一節に触れて 生まれる 出会い 予期せぬ分 子煩悩
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夕焼けの アルプスの陰 抱く街の 増す灯の色は 葡萄とも似て
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土砂降りに 白き躑躅の 萌え果てず 初恋思う 学び舎の前
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