運動会 練習隠れて見しママの気持ち分かりて親子にエール
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彼岸過ぎ 色づき始めた柿の木に 雀飛び来て葉先に遊ぶ 
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デスノート一郎次郎と名を変えて意表を突いて生きてる「野郎」
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真夜中に起こされやむなくティータイム チーズ蒸しパン食む食む食む
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薄雲に月がぽっかり穴開けて夜空で浴びるスポットライト
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富士山の噴火が巡り来る時代 大停電など覚悟もせねば
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星屑は地球ほしの進化をもたらして打ち上げられてまた星となり
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今これを 読んでる貴方の 幸せを 心の底から 願っています
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君宛の 言葉の雨を 溜め流す 滲む透明 捲れる価値と
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真夜中に恐竜が出て目を覚ます保線工事でビリビリ揺れて
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ダビスタは レースシーンが とばせない レースシーンは 別のことする
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疾く疾くと注ぐ 極々苦い夜 刻々徒労 泥如く寝る
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対象a 手に入らない理想郷 巡り続ける窓だらけの檻
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人の心はどこにもない ハートにも脳にも ましてや言葉の中など
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秋の月 月に帰った かぐや姫 いま会いに行く ロケットに乗り
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子どもらと ちびっ子プールの 水面の 波紋を見てる 小雨降る秋
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やらかしを SNSの ネタにする たまご落として まず写真撮る
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3回も 死にかけたけど とどまった 生かされた理由(わけ) 考えるべき?
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葉落ちて オータム フォールか もう飽き秋
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浴室の壁に磁石がつくと知るニトリへ急ぐ物干し難民
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空っぽの部屋で見つむる 朝までは同じ世界に生きており母
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花ひとつ携へてゆく応へてはくれない母の聲が聴きたく
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最初から できることなど なにもない 練習すれば なんとかなるさ
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足跡を X回目に 辿る時 隣の跡は 消えてるのかな
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二回目に 砂の足跡 辿る時 私のだけは 更新されて
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相対し歪みか否かと形成す思考の自発は死にたいだった
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授業中、隣で寝てて欲しい あなたの安らぎが心地いいから
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ちま猫ちゃんの だんぼーるかくれがだけど かしたげる おねーたん こうたいで なかよくつかおう
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名を呼ばれ 嬉しく胸が 熱くなる 貴女と一緒に 仕事をした日々
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階下よりふくよかな香のただよひきて無花果を煮る妻の顔うかぶ
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