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ファミチキを咥え自転車漕いでいく油と汗で転び半月
8
風邪の日の風呂を娯楽という亭主健康体でも我入りたくなし
3
多幸感ピンクメイクは画面越し輝かないからすぐ逢いに来て
6
望むならせめて殴って欲しかったあんたに残る未練それだけ
2
バス路線臨時変更貼り紙は花火大会一週間前
8
ひざ掛けを腰から巻いて冷房は吾かエアコンポンコツだから
6
声聞かぬ 自由民主の 嘘くささ 看護介護士 黙して絶えり
13
義母
(
はは
)
のLINE『
潮
(
うしお
)
まつり』の文字踊り 高校時代に戻る夫と吾
17
突然の雷雨の中を駆け抜ける僕は今でもラピュタを探す
23
から頭なるのが理想何年経っても次々浮かぶ煩悩
3
鼻先に地球の引力感じつつ
騙
(
かた
)
るピノキオ スマホを握り
7
無花果の若木二本に実の数多。妻の指示にて支柱を打てり
8
お月さん 貴方はどうって 聞いてみる 貴方もきっと 見上げてるから
10
AIと映画について議論する褒め褒め言葉に気持ち高ぶる
3
夜の公園 子どもら遊ぶ 声ひびく 猛暑が変えた 夏の風景
14
昼時の住宅街に漂ひぬ 炒飯か野菜炒めの匂ひ
22
い。と結ぶ生々しさをお砂糖でやわらかくする夏 死にたさ
6
柔らかい 月のロマンが 消えていく 衛星フォトの 不毛荒野
3
「上手くいきすぎている」と形容す私のいない君の人生
13
盛れてない自撮りをジャケ写と笑っててグッデイ・グッバイきみはともだち
6
見えてきた 包まれし色 ピンクなり 天に向かいて 立ち姿良し
5
かの色は鋭き蕾に守られて じらすじゃないか グラジオラスは
8
炎暑の夕 枯渇の庭にたっぷり散水 ぐんぐん吸い込み 安堵の庭木
16
速いやつ ちょうどいいやつ 遅いやつ 難しい愛は どこまで続く
3
月なんかよりもきみの目見ていたい ふたつもあるし近くにあるし
4
姉作るそうめん美味し母親のおかわりの声耳に楽しく
37
つまんない部屋のつまんなさがいい日だから花火をそっと隠した
6
いつも冷たい僕の手を人魚だけ「あたたかいね」と言って握った
6
推し曲の一億再生チャレンジをできるかどうか分からぬが、やる/YouTube
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写真にはうつらないモノがあると知る 「たまや」と叫び 一人でバズる
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