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雨上がり飯盛山に霧立ちぬ決めかねている心揺蕩う
16
ポテサラに キャロットラペ ブロッコリー 蒸しつつ鮭焼く 合間に大根おろし
8
ラッキーデイ 君は私を 想ってる 綺麗な夕陽 見えているよね
29
暮れていく西の空は茜色 雨の1日結ぶ
彩
(
いろど
)
り
36
きみがぼくにくれるえねるぎー ぼくがきみにあげるえねるぎー きろくした ぴぽぱ
11
師の夜も長いだらうか『山月記』人虎の交わり忘形の友
14
師とのライン手繰りおとせばおととしの我が入院のうたは血みどろ
12
らしくあれ人の言へどもむなしけれ思ひのままに生きなばほとけ
14
好きだった同性からの手紙読む タイムマシンがあればいいのに
12
演説後 起立拍手 含み笑い 触れぬトランプ 祟りなしかな
11
曇天や雨垂れひとつ落つるたび こめかみ深く脈を刻めり
12
静寂に揺れる
鞦韆
(
ブランコ
)
そのままに沈む陽を背に童子散りけり
11
家計簿を 付けて出し入れ適正化 財務省が 規範を示す
10
零れゆく想いを五七に
詠
(
なが
)
めれば
三十一文字
(
みそひともじ
)
の壁は背にあり
7
気晴らしになればと図鑑なども入れ恩師を見舞う雨の茂吉忌
20
もし戦後、進駐軍がソ連なら 今頃我らは農奴になってた
19
揚げたてのカツを喰らへばザクザクと奥歯のあつた歯肉にささる
13
交わしたる言の葉のみが脈打てば行方知らざる君ぞ思はる
15
カタログが いいねと総理 言ったから 総選挙後は 贈答記念日 / パロディ
16
あたふたと茶碗洗いていそいそと妻にやらずの春時雨かな
17
食っちゃ寝の
愛猫
(
きみ
)
にマッタリ 癒やされて 家事もサボリて 賄い料理
29
雨の降る 少し前には 土の香が 森の香りも 運ぶ春の日
29
束の間の コーヒー啜る 視界へと 閃輝暗点 雨の窓辺に
10
春の夜のビール告ぐらく はよ飲めと あわやとあわてあわを飲みけり
12
望の月朧に霞む春の夜はビールの泡の囁きに酔う /春宵一刻値千金
15
巻き貝の螺(にし)をオネジに見立てけん古人(いにしえびと)をわれは敬う /螺子賛歌
9
戦争と 平和が織り成す この世界 平和のみにて いつぞ満つるや
16
N
と
S
真中
(
まなか
)
に置かるる磁性体 圧を受けつつ身動き取れず
12
菜の花の香りがさそうお昼寝を土手の芝生でしてみたい春
37
体調の良くなさそうなドクターにお大事にってささやいた母
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