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会食を 終えて一人で ウイスキー 味わう時間 大人のひと時
30
曲流し我流のノリでリズムとる サザンのパワー部屋中満つる
39
ダンディーで 寡黙な喜寿の わが部下は ポテト大好き 笑顔でほおばる
30
霜月の 高き秋空眺むれば 北から飛び来る白鳥の群れ
25
霊峰の祈りは時空こえ響く巨大な
湖
(
うみ
)
へ内なる海へ
15
シャカシャカとくじを引く音響く中神も一票選挙の神栖
11
黒猫が 横切る前に 俺を見て 先に行けよと いう顔をする
19
絵本とか 写真集とか 画集とか 収まり悪く 本棚の下段
8
狭い道 通ろうとしたけど一歩下がる ふたりとも日本人過ぎて笑けてきた
10
天高く青に舞う我風を喰む 光の滲む血を拭いつつ
4
勘当を失言と言ひ繕ひし父よそれを失言と云ふ
13
自分では死ぬことさえも出来ないとベッドに乗せられ管を繋がれ
29
躊躇して筆の進まぬ母の遺影「美人に描いて」と幼げなこと
30
今日のごはん何にしたの?とかそれとなく聞いて私もそれ食べようかな
7
脳揺れて美に溺れた夜 僕らまだ 息するたびに世界きらめく
6
秋空は 淡く哀れに 泡の
様
(
よ
)
な 今亡き夏の 君の半袖
13
夜遅くチョコレートとか口にする仕方なきこと毎月のこと
10
わかりやすい君にわかりにくい想いを伝える
8
真実の強さとは何かと 胸に問ふ 一夜のさみしさ 耐えてもみせる
20
アパートでこっそり君と十二年 僕の魂 猫色帯びて
20
君の肌ふわりと揺れる甘い罠バニラの香り誰がつけたの
8
綺麗だねそう言うきみの頬の色ぼくの景色と同じ色して
5
帰るなり「待ってたニャー」と膝に乗り僕を見つめて愛撫を求め
18
寒空で 擦る手と手は 橙めく 毎日食らふ 温州や
7
出かけ時 甘えて嫌がりウロウロと 流し目うるる 亡き猫ライラ
21
おかしいな卓上サイズA5版空はこんなに広いのになー
5
色褪せた 手摺が語る 人の営み 冬の冷たさ
7
嫌いなこと、嫌いなひと、嫌いな… あー嫌いです 近寄ってこないで
6
ふとした調べに心が踊る 音を奏でて響き出す/都々逸
4
愛 わたしには無い 勇気 わたしには無い なーんにもない。がらんど。
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