置き忘れ 豆柴犬の ぬいぐるみ 園の事務所へ 抱き歩む我れ
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介護ってぼんやり誰かしてくれる⋯謎の考えするのはやめた
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グラサンに踏ん張る羽虫 飛び丘を下るペダルは翼の如く
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木漏れ日に遠く失くした恋に揺れ噛る爪には塩気感じて
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木漏れ日の梢の薫り落ち葉舞う木陰の先へ初夏の陽満ちて
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丘陵の新緑包む園の芯楠木揺れて薫風満ちる
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新緑の 影の星なる 白詰めの 花の集いは 無垢に陽を乞ふ
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議事堂の窓に僕らの乾杯を照らす梅林園の大倉山や
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君の手を離さず登る丘の上僕らを照らす十六夜の月
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神経痛みんな笑うのほんとイヤ 通じないのがいちばん辛い/お年頃な膝さん
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鮮やかな私が好きな世界には そちらの事情は入らぬはずでしょ?
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微睡まどろみて 途切れ途切れの夢の中 今亡き人と刹那せつなの出逢い
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温まる入浴剤が残ってる洗面シンクのしたで夏眠よ
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星涼ほしすずし 闇に突っ張る電車道 車窓に見ゆる 景色見る顔
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かきつばた咲きぬる時を待つほどに水面みなもに映りし影はいずこへ
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隣人に もたれ眠るは 相身あいみ互い なれど重きに そっと肩抜く
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五月病、誰が名付けた?正式な呼び名はなくとも毎月だるい。
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「道がない」道がなければ歩けすら しない私と取られた一番
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これからもずっと言えない君のこと 友だち以上恋人未満
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草むらにハマダイコンの島々は 海岸のそばのもう一つの海
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せかいでたったひとつの不変はきっと「終わり」だけなのね
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この秘密空に放とうちょうど良い風が吹いてる明るい風が
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ただ愛した貴方の隣に居たかった!
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隣家に槌音のして(売れたらし)静かな街の小さなニュース
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ウソホント見ても聞いてもわからない誰のせいかは知る人ぞ知る
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こってりを 啜りし夜の テーブルで 未来を語る 娘は三十路に
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五月病うがああああああああああ 学校辞めたいあああああああ
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交差点 体育館裏 更衣室 この日焼け止めはいつもあの夏
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植え込みで 紫色に 微笑んだ 紫陽花そよぐ 月曜の夜
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色抜けただけの間抜けなモノクロの中で見つけた君は天然色
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