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脳トレに 励む毎日 安心だ 探すリモコン ひざから落ちた
12
白き花再び満ちる日日草ベランダに揺れ五芒星かな
13
人気ない 山道ひたすら 進む朝 打合せ場所 射撃場まで
16
髪型に悩み迷って決めかねて今日も結局予約をせずに
23
インド人 松葉づえだよ びっくらぽん 思わずで たよ テイクケアって
2
桃色の花が絶えずに晩夏まで空へ踊れり百日紅かな
15
鉢にはえた 幸せきのこ 一日天下 崩れていたよ
4
甲子園まであと2勝 心からきみの母校を応援してる
19
母の留守 静けき部屋を 楽しめば 帰る電車の 律儀なことよ
4
駄歌駄句をおくびのごとく吐き出して毛虫のように嫌われている
8
夏痩せに鰻勧むる家持(やかもち)の歌の縁(えにし)の土用近づく
8
食べ時をせかすバナナの黒き斑(ふ)が増悪(ぞうあく)のごと広ごりてあり
11
風わたるしろつめくさの野にびいよ戻つておいで雲から降りて
5
新品のスーツが湿気を吸っている 志望動機の声は潰れて
7
こんにちは!「しにたい」ばっかり言う口に こんぺいとうを詰めにきました
16
「こんな場所ふたりで抜け出して海に」そこまで言って夢だと気づく
7
熊蝉の連打耳打つ青田道 田の草取りの麦藁ふたつ
19
マンションの影の我が家のベランダは御空へ伸びる花々が満つ
15
ウミヘビを 助けに来た ばっかりに 踏まれ召される 蟹よ幸あれ/ヘラクレス被害者の会
6
ああどうか死にゆくきみの走馬灯 ぼくの記憶で埋められたなら
4
怠惰
(
たいだ
)
をば振り払ひ 朝の掃除機
塵
(
ちり
)
と共に モヤモヤも吸ひぬ
18
胸に抱く蕾が開く一瞬の儚さ掴み心は歌ふ
12
やめられぬ 韓国ドラマ 100話超え 握るリモコン 早送りする
5
十八の燕の口の夏すみれ青紫へ水注ぐ朝
15
朝刊の雑誌広告並んでるタイトル読めばなんか充分
19
触るるもの音みな暑し夏に入り夫のシミ見て愛しく触るる
19
明太子梅とぬか漬け胡瓜乗る茶漬けで夏の陽射しへ備え
15
シャーペンが持てなくなったテスト前 現状維持に熱心なものか
7
救いなど求めなければよかったなあ お金がなければ崩れるものに
8
人件費 どこまで削る この社会 時給上がれど 仕事膨大
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