見られてる 全て抜け去り 堕ちていく 自意識保つ 監視カメラで
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ミニトマト一粒摘みしベランダはブルベリ終えて赤の始まり
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背を丸め 首を傾げて 切なくて 飲み過ぎたんだ ため息三つ
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素肌がね いちばんいいの いや違う あるべき姿 戻らない夏
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この節に 全く聞かぬ 油蝉 列島改造 再度見直し
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我が里は 街に出る術ほぼ無くて 免許返納死活となりぬ 
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真夜中に 喉の締め付け 飛び起きて 枕辺の影 霧と溶けゆく
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天神の君と歩いた参道は祭りの賑わい見知らぬ顔で
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なぜ猫は 俺を踏み台 にしたぁ!? 毎朝踏まれ 我クリボーなり 
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昔祖母言う 早く寝ねば あもっこ来る  蒙古襲来 いまに残れり
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舞う雪が この街の空 飾っても 思い浮かぶのは また君のこと
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「敵わない 詠み人たちの 人生や」 もう少しだけ 生きてみるかな
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七人が暮らした狭きアパートはみんなが見れて幸せでした
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前職は天使でしたというひとが休暇のたびにくれる綿菓子
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風呂上がり扇風機強全身に受けて極楽熱帯夜かな
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君だけにただ君だけに好かれたい そんな情けない青春だった
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西風の 雲間に見ゆる 月に寄せ 穏やかなりし 何もなきこと
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宗教の勧誘を断つ。憲法に信仰の自由掲げてるので
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テセウスのかさぶた 外身だけ代わり傷口は五年前のそのまま。
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枯れ果てて なお美しい 記憶だと 仮にもそうと 言えるだろうか
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モノクロのポテトチップの袋だけ居心地悪そうスーパーの棚
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汗を切り人波の中届いてるあの子の声が僕を走らせる
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届かない 画面の奥の 造花なら 永遠(とわ)に枯れずに いられたでしょうか
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蕾のまま 枯れしこの恋 ドライフラワーにでも 仕立て上げねば 目も当てられない
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缶コーラ ふったのに渡す 君の意図 分からず過ぎた 梅雨のまぼろし
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「あの人も配管工をしてたの」と田舎の祖母がマリオを見ながら
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冷却のために働く夏の昼 高校球児は日に日に消えて
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真っ白な百日紅だけ揺れている真夏の真昼陽炎の中
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解禁のヤマメを釣りに行く夫は餌のイクラの高値をぽつり
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四十度溶ける暑さに酷暑日と名付けるよりも汗日暑日暑日(あせびしょびしょび)
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