交差点 体育館裏 更衣室 この日焼け止めはいつもあの夏
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植え込みで 紫色に 微笑んだ 紫陽花そよぐ 月曜の夜
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色抜けただけの間抜けなモノクロの中で見つけた君は天然色
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仕事終へ庭へまわれば満開の躑躅つつじきそへり 白・桃・茜に
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殺人のように滴る蒸しナスの紫色を宝石にしたい
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一年がタイムラプスに流れゆく つゆの干ぬ間か 祭りが終わる
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耳に猶 触れぬ答弁 淡々と 改めて問う 国民の意義
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杖持たず歩の軽し高齢者ひと眩しきも一足ごとの風は優しき
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今日もまたニュースを直視できなくて料理番組ながめています
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暑くってハッカ油を風呂に垂らす今年の夏も長いんだろう
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涼風に混じる香りはすいかずら姿なくして忍ぶいじまし
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鷺一羽ひゅっと首伸ばし 赤き目で緩き大気のひだを裂きたり
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華やぎを放つ石楠花しゃくなげ その下で群れ咲く紫蘭しらんの嫋やかさ良し
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才能が無いと気付いた時に観るラーメンズのコントは重すぎる
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偏屈に 偏屈掛けて 出来ました そこに住みたる 偉人変人
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田舎では 見なくなったよ 「クマネズミ」 どっこい生きる 都市の真ん中
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歌詠みつ 数多の短歌うたに魅了され 言の葉通じ 情緒学びぬ
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袖触れぬ 娑婆でよい子? 日本人 敵の出方で 変化変身
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声ださず 命の際に SOS 既に手遅れ 死ぬぞ誰かが
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議論して 炎立ちたる それよりも 波風立たぬ 国の終焉 
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日本の 平和何より 脅かす 無関心とか 歪んだ正義
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万人に訪れる死は未経験だから何とも言いようがない
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母の名を やまいして つぶやけば 日の暮れゆきて 不如帰ほととぎす鳴く
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この世には 理解に及ばず ことがある 多くのことが そうかも知れぬ
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生け垣の 皐月の赤に 幼子は 小さいつつじ 指さして言う
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リバイバル 映画の場面 時を経て 細部に潜む 感情を知る
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子は大事 経費をかけず 成り立ちて 大事のボタン 掛け違えたり
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「幸せはご飯が美味しい事だよ」と 言う母の為に包む春巻き
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本当にやりたいことが出来たとて良い結果とは限らないのだ
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人類謹製コンクリートのジャングルでも羽音が鼓膜にれてくる
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