最近は否定の棒切れ扱いとむずかる「しかし」と並んでねむる
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晩秋や ソメイヨシノの 赤らむる葉は 早々と散る 桜の如
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晴れ渡る 母の生まれし 日に思ふ 空襲逃れ 生き延び『ツナグ』
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緊急か 外出先で メール来て 内容確認 徹夜覚悟で
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そろそろと 列を彩る 車たち 火葬場向かう 先頭は祖母
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オリオン座見上げた大人「あたしはさ今もココアが一番好きよ」
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早朝に 落ち葉掃除を する翁 挨拶の声 思わず笑顔に
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串カツを 味噌鍋浸し はふはふと ほおばる友は 無邪気さ溢れ
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我がうちに光求めて名に背負う「」の部首見れば車とあり
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あの恋で 生きていると思う 恋がある 待てど暮らせど 越えられぬ
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おとなりで 冷凍おはぎの 解凍を あーだこーだと ケンカおっ始め
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実験に  失敗してもうた  博士っぽい  髪型をした  先生を見てん
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二度目なる 君なき秋に ハッとする 短歌になぞるは 君の歌ばかり
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「じれったい」安全地帯の曲を聴く コロナの症状一進一退
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気に入つた歌に出会ひて調べれば不勉強にてまさかの地元/渡辺松男
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曖昧に壊されたまま僕たちは冬のトンネル潜り始める
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泣きたいとき 泣くのがいいさ あくまでも 自分のココロに 正直に生く
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抜く大根 抜く大根に手足あり 一本足の君が見たいよ
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死ぬなんてそんな怖いこと言わないで、百年後まで徹夜しようよ
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心配で 泣きすぎて頭痛いから ココアを淹れよ うんと甘くして
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「こんにちは」と はにかみ笑顔の小学生 下手すりゃ あのくらいの孫のいる年齢とし(うわー)
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晩秋の 頼りなさげな日差しでも 燃える赤い葉 心にくれる
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来し道は迷い違へど一路なり吾子歩みたまへ道選ばずとも
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なぜダメか教えてほしい 自販機に拒絶されてる硬貨はわたし
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日々同じ住宅街に熊が出るどうやら奴は住み着いたらし/罠にかからないのだそうな
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風強し 風の錯乱か 枯れ葉舞う 雲の流れも また急ぎ足
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何事も諧謔弄し高笑い君は今でもあの君かしら
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いつもなら買わない菓子を手に取るとか 変化の起因は貴方にあるの
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わからない問題を簡単に諦めるようになっていく
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パラパラなだけで味のないチャーハンを掻き込んでいま世間に溶ける
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